渡辺則子議員の質問 第一問要旨
市民の声を代弁しながらお尋ねします。
1、「議員定数を削減を臨む大多数の声がある」と提案理由にあったが定数の削
減は市民とともに作り上げる議会制民主主義の根幹である。議員に自決を迫るよ
うな声がなぜ市民の中から上がってきたのでしょうか。
2、「社会状況に的確に対応すると定数は減少できる」と提案理由にあったが議
会の本来の役割は市民とのパイプ役であり、市政のチェック機能であると思う。
そこで質問
1)44名の議員が十分に責務を果たしていると考えているから減少してもいいと考えられたかと思いますが、十分責務を果たしていると考えられた根拠を教えて下さい。
2)減少することで議会の機能を高めるためには、今まで以上に市民の市政参加が必要と考えるがその点について。
3、昭和57年当時、人口が30万人を超えた時、48人にすべきときに、減員してそ
のままにとどめた経過がある。諸先輩のなかには当時と今回の2回、この議論に
参加された経過があると思う。本市では昨年秋の不祥事という議会改革の最大の
チャンスがあったのですが、議会の歴史を作り上げてこられた諸先輩はどのよう
な意見を持っておられたのか、条例案を作るときに生かされたのか。
4、提案理由には「議会自らが他に先駆けて行政改革の範を示す」とあるが、こ
れを「議員自らが他に先駆けて定数削減の範を示す」と読み替えてよいか。
5、議員になって2年半の私は勉強の必要性とその困難さを感じている毎日だが、
市民は議員に「資質を高めることを望んでおられる」と思うが、定数削減をすれ
ば一層このようなことが進むとお考えでしょうか。