★ひでさんの折々の記★

2014/2 伝統の2月、寒風ついでく!
●2月27日(木)朝から冷たい雨がしとしとと降りしきる。新聞原稿を書きあげて、車で30分の「本宮の湯」へ。一風呂浴びて野菜味噌ラーメンと生ビールで昼食。この後、ぐっすり寝て夕方までここで過ごす。至福のリフレッシュの時、最高です?。



●2月26日(水)十日後の「つるし飾り展」めざして

 手まりや花びらから金魚やうさぎなど、愛らしい人形をひもにつるして楽しむ「つるし飾り」。
 「つるし飾り」とはもともとは江戸時代後期から伝わる伊豆稲取地方の風習で、長女の初節句に、無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両脇に細工を吊すもの。昔は庶民の雛壇代りでもあったという。

 最近は趣味で手作りする人やグループも多く「ひなまつり」が近い2月から3月にかけて各地で展示イベントが開催されている。
 「つるし飾り教室」を開いている豊橋市東新町の茶房「まぁー」(白井政子店主)では十日後に近づいている「つるし飾り展」に向けて準備に大忙し。
 制作を指導するのは板垣誓子さん。「自分のペースでおしゃべりしながら、気楽にやりましょう」という教室のモット―で生徒も増えて現在は10人。「意欲的な生徒さんが多くて、丹精込めて、この世に一つしかない作品ができあがるのが楽しみなのでは」と板垣さん。
 長い間、介護の現場で働いてきた鳥居辰美さんは、退職し、初孫が誕生したことからそのお祝いにと教室に通いだして一年。「一枚の布から作り上げていく苦労の分だけ作品に愛情がこもります」と63個の吊るしものを出展しようと最後の仕上げに余念がない。

 一緒に参加した上村順子さんは「以前にパッチワークの経験はあったが、つるし飾りはより細かさが要求されますが、かわいく出来上がってきたので、こつこつやってきて良かった」と作品を前に笑顔がほころぶ。

 「仕事を辞めて、時間ができたので、昔からやりたかったことができて嬉しい。個性が作品に出てくるので、心を込めて取り組んでいます」と兵藤記美さん。

 中心者の白井政子さんは「つるし飾り展はみんなのいきがいです。みんなに喜んでもらえる催しにしたい」と意欲的。

●2月23日(日)雪深い長野県根羽村。中馬ぬくもり街道は春を告げる「ひな祭り」が行われています。二千本のつるし飾りが展示してあるネバーランドの雛トンネルは圧巻です。
 帰りに稲武の「どんぐりの湯」に。すっかりリニュアールされていいお湯だった。

●2月21日(金)すさまじい!すさまじすぎる!追い詰められて、それでもなお逆転を信じてジャンプを次々に飛び続ける浅田真央の姿に身の毛もよだつ。そしていう「お世話になった方に少しでもご恩返しができた」と。そして、豊橋の鈴木明子も意地を見せてやりきった。そしていう「私は生きている」。なんと神々しい、戦う人たちの高邁さに、ただただ圧倒される。プロとはこういう人たちのことを言うのだ。

●2月20日(木)朝4時過ぎまで女子フィギュアスケート演技をみた。30人が競う2分50秒。それは想像を絶する戦いの現場。明子が、佳菜子が、そして真央が熱い世界の壁の前で、悔しさをにじませる。それとは対照的にほぼ完ぺきな演技でまとめてしまう韓国キム・ヨナの流れる演技。フリーに悔いなく挑んでほしい。

●2月19日(水)夜、市役所講堂で議会報告会が行われた。議会基本条例が制定されて一年。初めての報告会である。しかし、出席者は約30人。議員の皆さんは「動員はしませんでしたから」というが、36人の議員の数よりも少ない市民が集まった報告会とは何だろう。議会としてのPRに問題はないのか。
 また、厳寒の中、市役所13階の会場に来てくれる人が何人いるのだろうか。ストーブを囲んでひざ詰めの新城市議会の報告会や、市民館にぎっしりの田原市議会の報告会などと比べて、カッコつけすぎではないか。

●2月18日(火)ソチ冬季五輪フィギュアスケート競技が近づいている。愛知の3人が氷上にどんな演技を見せてくれるのか。大いに楽しみであり、大いに期待されるところです。

 豊橋市役所2階の手すり部分には「がんばれ!鈴木明子選手!」の横断幕。若い村上佳菜子、花のある浅田真央の陰に隠れるようだが、豊橋出身の鈴木明子は拒食症に苦しみながら、遅咲きの花を咲かせたその頑張りに応援を惜しまない。  演技が行われる2月20日、21日未明には「こども未来館ここにこ」でパブリックビューイングで応援が行われる。頑張れ!鈴木明子さん!飛べ、舞え、悔いない舞台を!

●2月14日(金)旭小であでやかに「ひなまつり集会」

 豊橋市立旭小学校(柴田哲郎校長)は14日、同校体育館で1983(昭和58)年から続く恒例行事「ひなまつり集会」を開いた。
 旭小学校では春の「こいのぼり運動会」と冬の「ひなまつり集会」を特色ある学校づくりを象徴する行事に位置付け、学校・PTA・地域が一体となって取り組んで、「さあ、頑張ろう」、「一年間頑張りました」と各学年が次学年へのステップとして、成長を確認し合う機会としている。これには100人以上の校区民も参加し、一緒に楽しんだ。

 人間雛は1年生から6年生でふんし、三人官女から五人囃子(ばやし)、右大臣、左大臣、仕丁、お内裏さま、お雛さまの順にスポットライトを浴びながら優雅に入場。それぞれの名前と日頃の活躍を友だちが紹介した。
 ひな壇に人間雛が揃って、全校児童が「うれしいひなまつり」を斉唱。そのあと学年ごとに、縄跳びや楽器演奏の発表を行った。

 今年のお内裏様は鳥居音伽(11)さん。「最初は緊張したけど、小学校生活を締めくくるいい記念になりました」とほっとした様子。お雛さまは鈴木琴乃(12)さん。「階段を登る時は心配でしたけど、楽しくやらせていただきました」と大役を務めた。
 鳥居さんは漫画家、鈴木さんは保育士になりたいと目を輝かせる。柴田校長は「今年は、五人囃子が持つ太鼓を新調するなど、小道具も揃ってきました。子どもたちが成長した姿を見せてくれるのが、何よりもうれしい」と目を細めた。

●2月8日(土)住民に必要とされる自治会づくり、自治連合会が「まちづくり講習会」

 厳寒の週末となった8日、豊橋市公会堂では豊橋市自治連合会・豊橋市主催の「まちづくり講習会」が行われ、自治会役員や各種団体などまちづくり活動関係者が多く出席した。講習会は二部に分かれていて、第一部では「助け助けられるコミュニュティ」と題し、東京都立川市大山自治会会長の佐藤良子さんが講演した。

 ふるさとづくり大賞総理大臣賞、全国防災まちづくり大賞を受賞し、「日本で一番住みたい団地」とまで言われる大山団地。1600世帯、人口4000人。
 この団地で青少年対策、高齢者対策などでユニークな取り組みを実現する大山自治会運営の根底にあるのが“向こう三軒両隣”の精神。命を守り、人を救う自治会のあり方を佐藤さんはじゅんじゅんと解き明かす。

 例えば子育てに悩む女性をサポートするために「ママさんサポートセンター(大山MSC)」を設立。28人が所属し、子育てや家庭内の問題だけでなく、学校との連携、児童相談所や民生委員、教育相談所などとの連携も取りながら、さまざまなケースに対応している。
 それを更に高齢者見守りネットワークに拡大し孤独死ゼロ対策に取り組んでいる。その特徴は両隣の見守りネットと企業(東京電力、東京ガス、水道局、新聞社など)との連携など二重、三重、四重の安否確認制度ができていて、この10年間孤独死ゼロを続けている。

 「ゆりかごから墓場まで、生きてこの世から旅立つまでをお互い支え合うことが昔からの自治組織だと思っている」と佐藤さん。その代表的なのが自治会葬。高齢者が一番不安なのは、夫が亡くなった時にどうしようかということ。身内が亡くなると、経験が無いため、死亡届をどうするかから喪主の方はわからないことだらけだ。亡くなったと自治会に電話をいただくと、喪主の方に何をすれば良いのか自治会で的確に指示する。そして自治会が葬式をプロデュースする。自治会で祭壇を飾り葬儀を執り行うのに32,000円。

 大山自治会では住民の相談窓口を24時間対応している。相談に真摯に対応する事で信頼関係が築かれて住民の自治会加入率、名簿登録は100%、誰も嫌だという人はいないのだという。

 現在、新規に入居してくる人はインターネットで大山団地の事を知り、希望してきた人が多い。競争率は14倍で「日本で一番住みたい団地」とまで言われるようになった。
 「今の時代は人の支え合う場面が見えなくなってきている。支え合いを見える形にするのが人をつなぐポイント」と話を締めくくった。

●2月7日(金)「14冬地方政治研究実践講座」もいよいよ5回目、あいトピアで13人が参加し終日和やかに行われた。社協が取組まれた「見守りボランティア」などについてレクチャーの時間を設けていたが、担当予定の事務局次長が交通事故で突然亡くなられるというアクシデントがあったが、きちんと対応していただいた。
 昼食は障害者団体が営むレストラン「路面電車」で済ませた後、希望者は近くの夏みかん並木などを案内。「いい思い出ができました」と喜んでいただいた。

 この半月間で5会場で行った「14冬地方政治研究実践講座」。参加者は100人を超え、一定の成果を収めた。参加者の声は以下
・一般質問講座とか質問シートは議員になってすぐ学びたかったことです。今日は思い切って参加してよかったです。(京都)
・基本からの解説ありがとうございました。分かりやすく説明いただき議会活動に生かしていきます。
・今日からまた頑張ろうと気持ちの栄養をたくさんいただきました。(京都)
・非常にわかりやすい講義、ありがとうございました。今まで、日程が合わずなかなか参加できませんでしたが、今後は優先的に参加したいと思います(豊橋@)
・質問シートは質問作成や情報整理に使いやすいです。現実的課題を分かりやすく説明していただいた充実の一日でした。(一宮)
・新鮮な切り口や学習法がとても参考になりました。体系的な学習ができました。(東京)
・3月議会に向けてヒントになることが沢山ありました。資料がこれだけそろえるだけでも大変な時間がかかるので、ありがたい。(東京)
・少子高齢化をどのようにとらえていくか、社会保障を今後、どのように手当てしていけばよいか。悲観的でない前向きな議論をどのように組み立てるか。しっかり勉強していきたい。(東京)
・3.6.9.12議会ごとに論点を提供してほしい。パワステの一般質問は地方議会にそぐわないものが多い。13年間、母の介護に携わり、「介護保険制度」の流れを理解できた。(東京)
・成年後見制度の相談が個人的にも多く、もう少し詳しく説明が欲しかった。(豊橋A)
・色んなところの研修がありますが、選ぶ時にどこへ行こうかと迷うわけですが、今回のように、すぐ直前の3月議会に応用できるような講座はありがたいの一言に尽きます。(豊橋A)
・公明議員は数字に弱いと思います。各種決算、予算財務諸表はある程度読めても、それを我がまちの政策にどう生かすかができない。(豊橋A)

●2月2日(日)「書道塾」で豆まき。地域の子どもたちが楽しむ

 豊橋市東雲町の「小竹書道塾」では2日、節分の日を前にした「豆まき」を行った。書道塾の生徒を始め、地域の子どもたちが約80人集って、すっかり地域に定着して春を呼ぶ風物詩となった行事を楽しんだ。

 「豆まき」は鬼にふんした書道塾の先生や父兄たちが「子どもたちが福を招くように」と「鬼は外」、「福は内」と言いながら豆や菓子などをまき、子どもたちがわれさきにと奪い合った。

 そんな姿を、穏やかな笑顔で見守るのは小竹菊江(84)さん。亡きご主人が始められた書道塾を引き継いで35年、今なお矍鑠(かくしゃく)として「子供たちの成長が楽しくて」塾を続けている。

 一人っ子が多く、コンピュータゲームに熱中する子どもたちが増えている中で、「子どもたちがおしくら饅頭のように、体を寄せ合って遊ぶ姿の大切さを知ってほしい」と平成3年から「豆まき」行事を続けてきて、地域に開いてきた。

 大きなビニール袋をもって参加した子どもたちは、「楽しかった。お菓子が一杯拾うことができた」と鈴木啓佑(10)君は妹の千秋(5)さんと一緒に参加して、袋一杯のお菓子に満足気。楽しいひと時を過ごした。

●2月1日(土)朝4時に起床し、あたりが暗い5時前に家を出て、豊川インター近くで福祉講座を担当する工藤講師と合流し、一路、東京へ。心配していた渋滞も大したことなく池袋の豊島区区民センターへ。
 「地方政治研究実践講座」東京会場は40人を超える参加者。富山県魚津市や滑川市、大阪枚方市からの出席者もあって、盛況。工藤講師の「介護保険制度改革の方向」、私の「3月議会の論点」について精力的に講義が続いた。  途中、海老名サービスエリアで夕食をとって、午後10時過ぎには自宅に帰ってきた。


1月 月間レポートへ