★ひでさんの折々の記★

2013/3  春風の中を、新たな舞台へ!
●3月30,31日(日)高知市議会の皆さんからの熱いリクエストに応えて高知で「地方政治研究実践講座」

 様々な思いが交錯する中で、地方議員として南国高知で励む同志の皆さんの少しでもお役にたてばと560kmを走ってやってきた。2日間の中でも特に「地方議員のための地方自治講座」は、この1ヶ月間、かなりの本を読み準備に備えた、それだけに2時間の講義が充実したものとなった。

 また高知の林業について、急きょ講義していただくことになった松本さんは大垣北高校の同級生で高知在住。NPO「森づくり救援隊」の中嶋事務局長が説得力ある講義をしていただいた。

 竜馬を初め、明治維新の立役者となった土佐の獅子たちの気概で、新たなる地方政治の扉を拓いて欲しい。

●3月22日(金)午後2時から約2時間、愛知大学構内で面接があり、愛知大学の地域政策学センターの研究員として4月から「公共政策」を学ぶ事になった。研究費がいただけないが、受講料も必要ないというありがたい仕組み。

 2年間、「地方行政の体系化」と「地方財政の見える化」に取り組みたい。



●3月20日(水)議員OBを訪ねて渥美半島へ。それぞれの立場で先輩OB議員の皆さんが頑張っておられた姿が嬉しい。渥美半島は「菜の花まつり」真っ最中で春の陽に菜の花が映えていた。

 遅めのランチもご当地グルメの「キャベコロ定食」。コロッケが甘いキャベツで包んであって、シャキッとした食感がたまらない。



●3月11日(月)「つるし飾り展」始まる。春を告げる手作り作品

 豊橋市東新町の茶房「まぁー」(白井政子店主)で、今年も「つるし飾り展」が始まった。すっかり地域に定着してきて、春の歳時記となった。

 7年前、店に集まる常連客の板垣誓子さんがつるし雛を同店に持ってきたことがきっかけになり、板垣さんを講師に月2回教室を開くようになり、一針一針に丹精込めて、手作りで絹の布を作品に変えていく作業の喜びに仲間が増えて作品展が重ねられ、作品が増えてきた。今年は12人が出品した。

 「つるし飾り」とは、江戸時代後期から伝わり、長女の初節句に無病息災、良縁を祈願して、雛壇の両脇に細工を吊す伊豆稲取地方の風習から始まっている。
 「針を持つことが少なくなった時代に、古布を再生する喜びがつるし飾りの生命線」と板垣さん。

 今年初めて出品した石原久代さん(80)は「長年、自宅で商売を手伝っていて、針を持つ機会がなかったのですが、区切りがついて、一年がかりで作品ができました。一人でも多くの人に見てもらいたい」と笑顔がほころぶ。
 「今年も、皆さんの頑張りで開催できました。10回までは開催したい。製糸のまちだった豊橋に、つるし雛が広まって、稲取のようになったらいいですね」と白井政子さん。
 「第6回つるし飾り展」は11日から16日までの午前11時から午後5時まで。

●3月9日(土)昨年、3月議会から、3月議会の代表質問中継番組の解説役を受けさせていただいたが、今年は例年、月曜日に行われていた代表質問が3月8日の金曜日に行われた関係で、FM豊橋による代表質問中継ができなかった。

 その意味でこの日の午後3時から1時間、スタジオで「議会よもやま話」をトークすることになった。
 あれこれ準備したつもりだったが、ぶっつけ本番のパーソナリティとのやり取りが始まると、もはや当意即妙に受け答えする以外になく、日頃の浅学さをあからさまにする結果になってしまった。

 「住民に身近な税金の使い道を議論しているのですから、市民の皆さん、おらがまちの議会に足を運んでください。
 また議員の皆さんも、選挙の時には、『市民の代表』を叫ぶわけですから、もっともっと市民の中へ、生活の中へ入って、市民が何に困り、何に期待しているのかというアンテナをしっかりして、市民の声を議会に届ける作業を丁寧にやってください。

 地方議会が変われば、地方の政治が変わる。地方の政治が変われば、この国の政治が変わる―そのためにも「地方議員の皆さん、頑張って下さい」とエールを送りますし、『地方議員よ、立ち上がれ!』と叱咤します。
 元より私には、議員の皆さんが一生懸命努力して、取り組まれている一般質問の内容を、あれこれ評論する立場にはありません。それでも、この2年間、地元紙に「議会傍聴記」を書き続けてきたのは、議員の皆さんの真面目に取り組む姿を、住民の皆さんに宣揚したいからです。それ以外の何物でもありません」

日頃の思いだけは、間違いなく電波に載せました。

●3月6日(水)蒲郡市議会の傍聴に行って、吉良温泉の和カフェ「たらそ」で遠く三河湾を望みながら、コーヒーをゆっくり味わった。至福の時。吹く風は冷たくても、間違いなく春の風です。


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