★ひでさんの折々の記★

2012/11 市長選、そして衆院選へ!
●11月30日(金)11月最終日、訪問したのは豊橋市議会副議長室。

 106年の豊橋市議会の歴史の中で副議長に就任したのは4人。昭和58年から一年間、務めた故渡会明彦氏が最初。平成13年に菊池喜代子議員が、そして平成20年に伊藤秀昭が、そして今回、宮澤佐知子議員が就任した。
 「議会役職は我らの目的ではない。しかし、また、やりたいといってもできるものではない。支えてくださる多くの人に感謝しながら、そのような舞台を作っていただいた同僚議員をはじめ、他会派の皆さんの思いを大切にして、責任を全うしよう」と激励した。

●11月29日(木)二日続けて衆議院選挙立候補予定者の「公開討論会」に参加した。
 昨日28日は豊川市小坂井市民文化会館で愛知14区の、そして今夜は豊橋市公会堂で愛知15区の討論会が行われ、二会場とも、多くの市民が真剣に聞き入っていた。

 昨日の14区では4人、前職の鈴木克昌氏(未来)はベテランらしく、磯谷香代子氏(民主)はメンタルヘルスケアに取り組んでいる現場から淡々と話し、新人の今枝宗一郎氏(自民)は28歳の若さを前面に政治の世代改革を訴えた。稲生俊郎氏(共産)は日本国憲法に従った平和と民主主義を守っていくと力強い。

 今夜の15区は予定者が6人。現職の森本和義氏(民主)は3年余の政権運営を詫びながらも、生活減税、自動車減税で暮らしの安定を強調。新人の串田真吾氏(共産)は若い世代の声を国政に届ける、豊田八千代氏(社民)は脱原発、TPP反対、消費増税反対、根本幸典氏(自民)は政治の信頼、頑張った人が報われる社会を力説、近藤剛(維新)は改革のプロ、官僚支配を打破する仕事師とアピール、杉田元司(未来)は3・11を経て日本政治は原点に返るべきだと主張。

 それぞれが日頃の研鑽ぶりをうかがわせる意欲的な持論を展開し、混迷の選挙に挑む候補予定者たちの顔はいよいよ始まる出陣の顔、凛とした緊張感が会場を包んでいた。

●11月28日(水)約6年使ってきたNECVN570LGデスクトップが自然にシャットダウンするのであれこれ、対応したが、結局、修理に出すことにした。Windows7のHPのデスクトップを7月に購入して、メインで使ってきたので、影響はほとんどないが、安価できちんと直ってほしい。

●11月26日(月)豊橋公園のイチョウ並木が雨の中で鮮やかな黄色の世界を描き出している。

 12月定例豊橋市議会が始まった。例年より一週間早いのは、市長選挙が終わり、二期目の市長の所信表明がなされるからだ。
 この区切りにこの一年、ごたごたしていた副議長問題も区切りがついた。慣例に従って辞職しなかった副議長は、不信任決議までなされたまま居座っていた(?)のだが、その責任を取って議長、副議長が共に辞職した。市長の所信表明の後、議長・副議長選が行われ、議長に責任をとって辞職したはずの近田議長が再選され、副議長に公明の宮澤佐知子議員が選出された。この騒動は一体なんだったのか、なぜ議会を混乱させたと辞職した議長が再び議長に選出されたのか。市民不在の痴呆議会である。

 いずれにしても、豊橋市議会106年の歴史の中で4人目の公明副議長が誕生した。女性副議長としては2人目、市議会初の女性議員となった公明の菊池喜代子元議員についで2人目。早速、菊池さんと連名で就任祝いの花を贈った。頑張れ!

●11月24日(土)今朝、公明新聞に「地方選公認」が発表になっていた。2,3か月後に行われる地方選の党公認者の発表である。ある市の欄に、知人の議員名がないのを知って、直ちに電話を掛けた。「長い間、頑張ってこられてご苦労様でした。どうか議員バッジを付けた議員としては最後の国政選挙を悔いなく戦ってください。そして後輩をきちんと勝たせて、締めくくってください。バッジを外してからの人生が大事なんです。幸い我々には人生の偉大なる目標があります」と激励した。
 「何となくさみしい思いをしていましたが、このような電話をもらって、嬉しいです。チーム3000って永遠の絆ですね」と言ってくれた。誰かが新たな戦いが始まるとき、その陰に舞台から降りていく人がいる。誰かが新たに議員生活を始めるとき、その陰に議員生活を終える人がいる。
 なぜか、自分は、その陰の人に思いをはせてしまう。「きっと複雑な気持ちになっているのだろうな、人間だから・・」、とつい声をかけてしまう。毎度のことながら、そんな思いで「地方選公認」の記事を見つめる。そこは人間の様々な思いが輻湊している人間交差点。

●11月22日(木)我が家から10`離れた豊川信用金庫蔵子支店で5人を人質にして男が立てこもってもう8時間近く。人質の皆さんも限界にきているだろうし、犯人の緊張感もいつまでも続かないはず。最悪の事態だけは何としてもさけて、人質となった人たちが無事に救出されることを祈るのみ。

●11月20日(火)「地方政治研究」11月号を発送。毎回、毎回、悪戦苦闘の編集である。発送して「ほっ」と一息。コーヒーがおいしい

●11月18日(日)名古屋市内で友人、知人、親戚を回る。長年、航空機産業の型枠の技術者として働かれた妻の親戚筋のご家庭では、いつも丁寧に迎えていただく。「そこに相田光男」氏の掛け軸があった。「つまずいたり、ころんだりするほうが、自然なんだ。人間だもの」。そして隣には見事なる山水画が。聞けば、共にご夫婦の作品で山水画がご主人が、そして相田光男の言葉は奥さんが書かれたもの。ご夫婦でこんな素晴らしい趣味があって、晩年を迎えておられることにただただ感銘を受けた。

 「年金が、少しづつ、少しづつ減ってきて、今の政治は、高齢者にだんだん厳しくなってきています」とご主人。

●11月14日(水)自民党安倍総裁と野田首相との党首討論は、激しいせめぎあいとなったが、「条件が整えば、明後日16日に解散しましょう」と一気に、衆議院解散、総選挙となった。それにしても条件となった特例公債法案はともかく、衆議院の定数削減は、こんなやりとりで決めていいのか。

●11月13日(火)「自民・公明両党が過半数をとりかねず、許せない」と太陽の党の石原氏。元祖第三極、元祖中道、そして元祖太陽マークの公明党は、ここらで自己主張して存在感を示さないと埋没してしまう。消費増税に消極的だったのに・・・、特例公債法案にも反対だったのに・・・・。最後は自民党にくっついていくとしか見えない.

 連日の国会での予算委員会に不思議に思うことがある。大震災の復興予算が無関係な事業に流用されている問題。予算書には使い道が記してないのだろうか。予算委員会は予算書に基づいて審議されているのではないのか。そのうえで議決され、執行されているのではないのか。ならば国会審議とはなんだろう!

●11月11日(日)豊橋市長選が終わった。大義がない選挙と言われ、関心が低いと言われ、投票率も低いだろうと言われた市長選。そして現職の佐原氏が圧勝するだろうとも。しかし、一つだけ予想が違った。7000票差の接戦だっということ。今回の市長選で問われたものは何なのか、そしてセカンドステージに船出する佐原丸の課題は何か。そこに豊橋に限らず、東三河の、そして三遠南信地域の未来がかかってくる。

●11月9日(金)「第三局を言う時に公明党の姿がかすむことは大変残念だ。もともと公明党こそが、第三局だった。(中略)。本当の意味で第三局はウチだと公明党には言ってほしい。それは日本のためにも必要なことだ」(北大山本二郎教授)。この半年、モヤモヤしていたことが吹っ飛んだ。ぶれない公明党に期待は高い。

●11月5日(月)養老から来た兄弟―長兄、義姉、長姉、次姉たちと、吉良温泉に泊まって、二日間を過ごした。思えば、兄弟がそろって温泉に入って、食事をして、語り明かすようなことは今までなかっただけに有意義な旅行となった。


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