★ひでさんの折々の記★

2012/9  残暑厳しく、政治は動かず!
●9月25日(火)さみしい二大政党の党首選。あまりにも、あまりにも内向きな民主党と、自民党の党首選が終わった。

c  民主党が3年前の衆院選マニフェストで掲げた理念・政策は時を経て色あせるばかり。党首選終盤の9月19日に行われた唯一の街頭演説会では「辞めろ」「帰れ」「原発辞めろ」の大合唱。これが政権与党の党首選の光景である。

 一方で自民党。国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省が全く感じられない。それどころか、この3年間にどれだけのエネルギーと研鑽を積み重ねて政権交代に挑もうとしているのかをみせつけるどころか、3年前に政権を離れ下野した自民党のやせ細ったままの姿をくっきりと、映しだしていた。

 乏しい二大政党の党首選は、国民が「お任せ」民主主義ではこの国の政治は変わらないことを如実に示している。長い道のりであっても、地道に粘り強く「日本再建」への歩みを確かなものにして、「本物の政治」を担っていかなければならない。

頑張れ、公明党!立ち上がれ、地方議員!

●9月24日(月)名鉄犬山グランドホテルの朝。昨夜はここでコマツ中部社友会総会が行なわれ、懇親会も。共に企業の最前線で働いた仲間たちが再会を喜びあい、酒飲み交わす宴は盛り上がりました。

 毎年、9月第一日曜日に持ち回りで中部各地で行われるのだが、今回はこの日程で行われた。豊橋市では9月第一日曜日は校区体育祭が一斉に行われ、次の日から9月議会が始まる関係もあって、長くこの会合には出席できなかったが、今回はこの日程になり参加できた。参加者は70人、30年ぶり、25年ぶりにお会いする先輩が多かった。

「伊藤さん、30年前に一緒に働いていた頃に口癖のように“公明党は必ず国を動かす柱になる”といっていたが、その通りの時代が来ているなあ」
「公明党がしっかりしていないと、日本の政治はダメになる。ニュースや政治番組を見ていると、地道にぶれずに、日本を引っ張っているのは公明党だということが、よく解るよ」
「君が、市会議員になってから、引退するまで24年間も私の自宅に“ひであきレポート”を送ってくれた!頭が下がるよ、私の家の本箱にきちんととってあるよ。地方政治家はこうでなければ」
「君は、職場で宗教のことでからかわれても、全く反論せずに黙々と仕事をしていた。そして公明党議員になって全うした。男だよ、信念に生きることができるのは男だよ!」

 少々どころか、かなり自慢話めくが、外交辞令とはいえ、お世辞とはいえ、肩書が無くなった職場の仲間が酒飲みかわし、本音で話す場で、これだけの言葉が嬉しかった。

 二日目の今日は犬山城や、城下町を散策して「木の実でんがく」の店で昼食懇親会。突如、現れた轟一座の座長公演。その真剣さが伝わってきて頑張る中年の姿が二重写しになって、思わず{いよ!頑張れ」とエール。

●9月20日(木)残暑厳しい豊橋でおこった痛ましい事件。このじりじりとした暑い夏の日々を、アパートの一室でやせ衰え、死んでいった4歳の女児の無念さ、学校へ行くどころか、おしめをしたままで保護された7歳の兄・・・。あまりにも寒々とした日本の児童虐待の実態に愕然。大阪市西区のマンションで、母親による育児放棄の末、幼い姉弟が亡くなった事件。記憶に新しいこの事件から2年、またしても、そして身近に同じような事件がおきている。

●9月17日(月)久しぶりの秋空が広がり、買い物がてら北設、東濃地方へ。恵那川上屋では秋の銘菓ー栗きんとん、栗粉餅、栗アイスを求めて賑わっていた。
 恵那から帰る途中、「栗ひろい」の旗につられて立ち寄った「栗販売所」。栗ご飯の弁当、約1キロの栗つきで2300円。うーん、高いんじゃないかなあ。今年の栗は小ぶりで不作とか。

●9月16日(日)抜けるような青空のもと、旭校区体育祭が盛大に行なわれた。午後の部の開幕をかざったのは地元の藤ノ花女子高校のマーチングバンド。日本一の見事な演技を披露していただいた。日頃の感謝を込めて参加してくださった。その気持ちがほのぼのとした感動となり会場に広がった。

 自治会副会長の自分はこんな時に何を、どうお手伝いすべきなのか迷った。ほとんどの運営は体育・子ども会が一生懸命にやっておられるのだから。それでも町内を代表して、出場していただく皆さんに精一杯の応援を続けた。

●9月4日(火)豊橋市議会二日目の一般質問の傍聴を終えてから、向かったのは名古屋ドーム。中日対広島の観戦。妻のパート先の関係もあってドラゴンズファンクラブに入っていると、年に一度、ペア入場券が送られてくる。今年は9月4日なので、優勝戦線の一番熱い時と楽しみにしていたが、巨人にどんどん離され、もはや三連覇は奇跡を待つしかありません。それでも、頑張れ!ドラゴンズ!

 試合はエース吉見の完投と ブランコの2本の特大ホームラン、それも2本目は満塁弾で10-2で快勝。「全力プレーでセリーグの頂点に立ちたい」と試合後のインタビューで語るブランコを見ながら、「たら、れば」は禁句だが、この夏場のブランコのデッドボールによる長期のリタイアがなかったらと、つくづく思う。それにしても今日も巨人は勝った。ダントツの2位も、ダントツの1位にかなわない。

●9月3日(月)豊橋市議会9月定例会が始まった。11月の市長選まであと2ヶ月、豊橋の地域力、防災力、発信力などを高めるための大いなる論戦を期待したのだが、質問通告は15人、それぞれの会派を代表するような論戦を期待するのは無理なことなのだろうか。

●9月2日(日)「地方政治研究」8月号を発送。230冊を超えるようになると、今まで以上に編集内容に責任と使命感を感ずるようになってきた。手抜きなどできない状況で、文章の構成から、編集方針、議会テーマの選定及びその内容などズシリと重い課題である。もはやサイドワークではなくなってきている。

●9月1日(土)豊橋市は9月1日、12年度総合防災訓練を行い大規模災害発生時における迅速、的確な応急活動の訓練を通じて地域防災力の強化を図った。
 訓練会場となった市立旭小学校でも旭校区自主防災会(会長=溝口和政校区自治会長)を中心に、校区民約300人が参加した。

 訓練では、被災建築物応急危険度判定の仕組みや、災害伝言ダイヤル体験コーナー、火災防御訓練などが校庭の各コーナーで行われ、集まった住民は積極的に参加して、真剣に取り組んだ。

 また、同校区内にある「あいトピア」は発災時には災害ボランティアセンターの拠点になることから、この訓練に参加した。創造大学看護科の学生20人がボランティアとして引率されて旭小学校に移動し、給水や炊き出し支援を体験した。
 また旭小学校に集まった住民のうちの障がい者が避難所生活に支障をきたしたという想定で「さくらピア」へ移送し、同所での受け入れ訓練も実施した。

 「多くの皆さんの支えで校区としての防災訓練を無事に、大成功で終えることができました。いざという時に少しでも冷静に動けるように、このような訓練を継続したい」と溝口会長。
 「今回初めて地域の皆様と一緒になって訓練に参加し、多くの教訓と課題を得ることができました」と豊橋身体障害者協会会長の清水政巳さん。
 会場近くに住む芳賀冴子(77)さんは「いざという時にはどうなるかと心配ばかりしていましたので、訓練に参加してよかったです」と感想を語っていた。またボランティアで参加した山岡夏奈さん(21)は「地域の皆さんと楽しく交流できました」と汗をぬぐっていた。(東日新聞取材記事より転載)


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