★ひでさんの折々の記★

2012/8 猛暑!五輪!そして政局!
●8月26日(日)大型台風が沖縄から朝鮮半島に抜けるという時間と、乗り継ぎの香港から中部国際空港への飛行時間帯が重なるので心配したが、特にどうということなく、予定通り午後9時過ぎに帰国。充実した3日間のバンコク旅行だった。

 南アジアのタイの熱風が予想以上に快適だったのに、名古屋の蒸し暑さのほうが体にベトーと感じてしまうのは気のせいだろうか。それともわずか3日間ですっかり、タイの気候に体が慣れてしまったせいなのだろうか。

●8月25日(土)バンコク滞在2日目、朝から息子がダムヌーン・サドウアク水上マーケット、ベンジャロン焼工房、中心部に戻って東南アジアを代表する百貨店ーセントラルワールド・・。パワー溢れるタイを専用車で案内してくれた。

 親子3人で過ごす時間は初めてではなかっただろうか。話は尽きなかったし、親子の会話は留まることを知らない。
 思えば、高校時代にサッカーに青春を生きた私の夢を、息子が愛産大三河高校時代にインターハイと全国高校選手権に出場して叶えてくれた。あの時、滝川二高との試合が延長戦になり、結局、PK戦となり、4番目に蹴った息子のシュートがキーパーに取られ万事休す。グランドとスタンドで親子で流した悔し涙を忘れない。

 若き日に陸上に励んだ妻の夢は、長女が中学2年のときに国立競技場でのジュニアオリンピックで200mで2位、100mで3位となって実現してくれた。わずか26秒、12秒の瞬間を走る娘に、スタンドからは何もしてやれなかった苦しさを今でも忘れない。

 今、息子は新たな舞台であるミャンマーに向かい、娘は車両の設計会社で働く。それぞれの道で労苦の汗を流し、時には悩み、時には立ち止まり、そしてまた前へ進もうとしている。そんな子供たちに、ただ「頑張れ!」と祈る以外に、親にできることはない。

●8月24日(金)今日から二泊三日で、タイへ行く。バンコックの旅行会社で働く息子が仕事が多忙でなかなか日本に戻れないので、義母がしばらく義姉の住む藤沢でロングスティしているこの機会に、こちらから会いにいくことになった。添乗員なしの海外は初めて。そして妻は初めてパスポートを使う。

 午前10時15分に中部国際空港を発って、香港経由でバンコク、スワンナブーム空港に着いて、入国手続きをして、迎えに来てくれた息子と合流できたのが17時(現地時間)過ぎ。
 そしてそこは、タイ王国。新興国と言うのには似つかわしくないくらいの近代都市であり、発展途上の圧倒されるようなアジアのエネルギーをそこかしこに感ずる。

 この国に、この都市に赴任して4年、すっかりタイ社会に溶け込み、英語とタイ語でかかってくる電話をてきぱきとこなしている31歳の息子の姿に、安心やら期待やら、そして不安やら・・・・。来月からはミャンマーへの赴任も決まっていて、異国の地で歩む息子の人生に思いをはせる。
 世界に向かって飛び立って欲しいと思う反面、親の手の届かぬところで生きる息子の人生・・・思いは複雑である。
 一年ぶりの再会、将来のこと、結婚のこと、仕事のこと・・・話は尽きなかった。チャオプラヤ川のほとりのロイヤルオーキッドシェラトンホテルの夜はふける。

●8月23日(木)シリアで取材中に、銃撃戦に巻き込まれ殉死した山本さん。最後まで貫いた弱者の視線、ジャーナリストとしての生きざまにただ敬服。若き日に知った樺美智子さんの死と、ベトナム戦争を取材し続けた大森実の生きざまが自分の原点。ローカル紙ではあるが、第三の人生を住民の側から記事をかきつづけたい。合掌

●8月17日(金)猛暑の東京で、PHP総研で政策力アップ講座ー教育政策は誰が担うのか受講。さすがに満員で、関心の高さが伺えた。
 首長と教育委員会、議会との関係、県の教育委員会は必要か、教育委員会制度―安定か変化への対応かなど真摯な抗議が続いた。
 質疑の中で「首長には予算編成権と執行権があっても教育のことは教育長に任せる。あるいは政治的要素が高い首長が教育にかかわることはどうなのかということ。一方で、教育長には財源の権限まではないから、大津のような事件のように賠償問題にまでなると教育長や教育委員会は腰が引けてしまう。権限と財源は一体でなければ物事は進まない。どうか」と質した。

 約3時間余であったが、ビジネスの合間に参加できたPHP講座。久しぶりの学習に満足。

●8月14日(火)朝早く豊橋を出て、午前11時には待ち合わせ場所の木曽福島の「くるまや本店」に着いて、そこには中村博保議員(NPOきぼうのにじ、理事長)が待っていた下さった。お昼まで間があるというのに店の前には行列が続いていてびっくり。ざるそばが、固くもなく、柔らかくでもなく、汁が甘いわけでも、辛いわけでもなく、やはり尾張藩御用水車屋の秘伝の味。

 妻たちを「やまゆり荘」の日帰り温泉に追いやって?それから、約4時間、近くの喫茶店で、また中村邸で語り合った。

 2月に大阪・八尾市のセミナーで「心の体温計」の話をしっかり聞いていたので話が弾んだ。新しい福祉、特にうつ対策の具体化について、心の体温計でチェックした次の対策こそ必要でないか・・・・、遂には地方議会の中での公明議員の役割と使命について。
 木曽とはいえくそ暑い中で、むきつけき男二人が、アイスコーヒーと冷たいお茶で、くそ真面目に福祉を、政治を語り合う・・・。充実した、濃密な時間だった。

 長野県木曽町は人口12000人、高齢化率34.3%、毎年800人近くの人口減少のまち。議会定数は18人、全国に知れる日本共産党首長のまちは「日本で最も美しい村連合」の一つ。
 このまちで公明の旗高く、476kuの広大な地域を一人で走り回り住民に寄り添って生きる。そして全国に「こころの健康セミナー」講演に駆け巡り、先週は北海道帯広へ。すでに全国での講演会は40回を超えるという。

 「木曽のナー、中乗りさん〜」その木曽に人あり、中村あり・・。

●8月13日(月)昭和41年8月13日、岐阜の金華山の麓で創価学会にであった。あれから満45年。青春を、人生を、人間主義の旗のもとで走った。
 時には歓喜に震え、時には己れのふがいなさに悔し涙を流し、時には有頂天になり、人を傷つけ・・・、45年の幾星霜にただ感無量。

 今日は朝早くから、我が人生への感謝の祈り、そして朝市で「ひであきレポート」を配って、おのが原点を確かめた。バッチをつけていようと、いまいと、我が人生はどこまでも「大衆とともに」。

●8月12日(日)昨夜は雨のため中止になった「夏祭り」。今日は多くの家族連れでにぎわった。ところが、盆踊りの輪の中に入ってきてくださる人は少なく。今後の課題。
 夏祭りの場に、国会議員や市長選候補、さらには市議会議員があいさつに来たが、やはり、たとえ短時間でもいっしょに踊って、汗をかかにと親密感はかもし出されない。

●8月11日(土)午前中は、町内の廃品回収に汗を流した。久しぶりなので、新聞、雑誌、特に段ボールが多く、汗だくになって多くの人が手分けして協力し、努力してくださった。
 午後からは、校区の「夏祭り納涼大会」の準備が炎天下で行われたが、いよいよとなる6時半頃から雨が降り出し、結局は中止。

●8月10日(金)昨日、那須から盛岡に向かい、盛岡駅で盛岡市議会の伊達議員にお会いした。岩手の因習深き地で、公明の旗高く、その先頭で戦っている気概に感服した。

 盛岡から青森に向かって右側方面は被災地なのに、何事もなかったかのように通り抜けていく自分が、何か辛かった。合掌!

 そして、昨日午後から、今日の昼にかけての青森での仕事を順調にこなして、二泊三日の東北の旅がいよいよ終わる。多くの出会いがあり、大きな成果が得られた。曇り空の東北の大地は暖かく迎えてくれた。

 帰りに東京八重洲口のビアレストランで、戦う仲間たちと再会。3日間の旅の疲れをほぐすように充実した2時間半を過ごした。ビールがうまい!友はいい!人生に、乾杯!

●8月9日(木)「伊調、金メダル!3連覇の偉業達成!」の朝です。そして、昨夜から宿泊しているのは栃木県大田原市の「ホテル花月」。7階の部屋から窓を開けると、眼下に広がるのは那珂川の雄大なロケーションです。

 「人間革命」第一巻、戦後の焼け野原に一人たって、広布の道を拓く為に始まった戸田先生の那須地方指導の第一歩が記されたのがこの地域。昭和21年9月21日、東野鉄道終点の黒羽駅で降りた一行7人が投宿した宿が「花月旅館」。
 2階の部屋に落ち着いた戸田先生はガラス戸を開けてこの光景を見られたのだろうか。そして、戸田先生は生まれ育った厚田村を思い出されたたという。

 昨夜は当時は国民学校一年だったと言う「花月旅館」、現「ホテル花月」の総支配人田代彰彦氏が父(田代祐(たすく))からの言い伝えですがとお話くださった。

 この「ホテル花月」の斜め前で江戸末期から金物商を営む鈴木辰之助商店の社長ー鈴木和夫氏が岐阜県大垣北高校の同級の友。
 その鈴木氏は東京の大学を卒業して、この商店に婿養子に入った。ことあるごとにこの「ホテル花月」、そして「花月旅館」のことを話してくれていたが、遂に、昨夜、このホテルに泊まり、総支配人のお話も聞くことができた。田代さんは劇画「人間革命」第5巻を手に語ってくださった。
 (写真は、今朝の那珂川、劇画人間革命第5巻P72)

●8月7日(水) ある建設会社の社長さん

 伊藤さん、自民の若手が「3党合意はおかしい。破棄すべきだ」と谷垣総裁に直訴しているのよ。
 ところが、あんたんどこ(公明党)はさ〜、誰一人飛び跳ねる人もいなくて、一致団結して三党合意を死守=消費増税を決めようとしている。もともとは、あんたらは反対だったんだよねえ。それをさ〜、自民党が民主党と組んでしまったから、このままじゃあ、置いてきぼりになる。かといって、「生活第一」とか「みんな」とか、「社民」、「共産」と一緒になって「消費増税反対」といっていてもしょうがない。ずいぶん対応に苦慮したと思うけど、反対から容認に転じたんだよねえ〜。

 まあねえ、一人や、二人、飛び跳ねる人がいて池が波打つと、世間は安心するんだよね。ところがさ、あんたんどこはさ〜、波打つどころか、気味悪いほど波が立たないんだよね〜。
 一致団結というか、すごいねえ〜、だけど、怖いんだよねえ、そういう気味悪さがさ、ずーっと3%支持率政党なんだよねえ。

 うーん、当たっているのか、当たっていないのか

 ただ一つ言えるのは、9つの小選挙区はどこも単独では勝てないという事実が、対応を難しくしているのではないだろうか。力がほしい!小選挙区を単独で勝てるだけの力が!!!!

●8月6日(月)やっと、今朝、「地方政治研究」7月号を発送した。遂に200冊の大台を突破し214冊の発送である。今回は、月末の岐阜県大垣市での中学のクラス会、月末の介護スクールの施設訪問、そして退校。8月になっても最後の防災リーダー講習会、並びに「防災士」試験、東三河岐阜県人会と行事が相次ぐ中で、オリンピックが重なり、悪戦苦闘の連続の果てに、やっと発送にこぎつけた。

 夕方、夕焼けが豊橋の街を包んでいて、幻想的なロケーションが広がった。

●8月5日(日)汗する人たちの美しさと国会のドタバタ

 体操、バドミントン、アーチェリー、水泳、柔道、そしてサッカ?ー、フェッシング・・・オリンピックで頑張る「ニッポン」アスリ?ートたちに毎日、毎日感動と元気をもらう日々です。その懸命な姿?に身震いするほどの感動です。

 それに引き替え参議院で審議中の「社会保障と税の一体改革関連?法案」の成り行きはドタバタ。8月6、7日に採決の前提とな?る「中央公聴会」が開かれることを踏まえ、公明党は「お盆前にも?採決の環境が整う。3党合意に従って、誠実に成立させることが、まず最重要だ」と指摘。ところが野党7党そろっての内閣不信任案提出の動きは当然として、自民党の中にも若手が中心となって「3党合意を破棄せよ」との動き。政府民主党はといえば、造反、離党が相次ぎ、採決引き延ばしの動きが際立っています。

 野党が「きちんと採決の環境を整えるべきだ」と迫り、与党が採?決を渋る。異常な事態です。それも庶民大衆が一番に顔を曇らせる?増税についてです。

 政党が党利党略に明け暮れていたら、この国の方向は定まらないし、周辺諸国とはどんどん悪い関係になっていく。日本は本当に未来のない国になって、堕ちていくのみだ。新しい平成の群像は何処?に?!

●8月4日(土)95人が防止リーダー養成講座修了、「地域の守り手に」決意新た

 6月23日(土)に開講式を行い、始まった「とよはし防災リーダー養成講座」はいよいよ、第四日目の講座「気象情報を防災に活かす」(講師は名古屋地方気象台防災業務課長河口保氏)をもって終了。直ちに修了式を行い、受講した95人全員(内女性は10人)に修了証と「とよはし防災リーダー証」が授与された。
 修了式で鷺坂浩孝豊橋市危機管理監は「災害時には、自助、共助、協働の原則に従い、事態に対して適切機敏なリーダーシップを発揮する役割が、防災士には期待されています。皆様の身近な地域でその役割を自覚し、ご努力を願い、災害に強い街づくりに取り組んでまいりましょう」と激励した。

 修了者を代表して、修了証を授与された塩澤憲冶さん(65)は「自分の家から、身近な町内から、意識を高めていきたい。高齢者が多い地域だから、丁寧に防災体制を構築していきたい」。
 また浅井真紀さん(45)は「災害が昼間に起きると、地域では女性と高齢者が中心となって取り組まなければなりませんし、避難所生活にも女性の視点が不可欠です。その意味で女性の参加が少なかったのは残念です」と語っていた。

 午後からは、60名が日本防災士機構の「防災士」試験に取り組んだが、自分としては多分、満点で合格できたと思う。発表は8月13日までに郵便で通知される。

東三河岐阜県人会、夏季懇親会で旧交温め、交流。

 東三河在住の岐阜県出身者で構成されている東三河岐阜県人会(伊藤秀昭会長)は、八月四日(土)午後五時から、豊橋市藤沢町の「武蔵本店」で定例の「夏季懇親会」を開催した。
 今秋には「清流国体」が開催されることから、「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会実行委員会」から大会の全競技会場一覧表が届けられ、ふる里の話で盛り上がった。
 懇親会には愛知大学綜合郷土研究所所長の印南敏秀教授が来賓として出席。「ふるさとの再生」と題して講和をし、失われつつある、「ふる里」について語り、長きに渡って積み重ねられてきた地域資源の再生こそ、地域力の向上につながると話した。

 なお、事務局では会員を募集している。岐阜県出身者や岐阜県に縁のある方で入会ご希望の方はご連絡下さい。電話は0532(22)4175鈴木達也まで

●8月2日(木)今日の東日新聞一面は「”いじめ”には毅然と立ち向かおう」と題した加藤正俊豊橋市教育長へのインタビュー記事が掲載された。東日新聞サテライト記者となって3か月。トップ記事をかけたことをうれしく思う。
 「将来は政治家か新聞記者」のもう一つの道を歩いている実感が人生の充実感となって体を包む。我が人生に悔いなし・


7月 月間レポートへ