★ひでさんの折々の記★

2012/2 厳冬、春はもうすぐ
●2月29日(木)2月が終わる。仕事で隣の田原市にでかけた。途中、まばゆいばかりの黄色のじゅうたんにほっと立ち止って、シャッターを切った。今、田原市では渥美半島上げて「菜の花まつり」がおこなわれていて、初春の陽に菜の花畑が映える。この菜の花まつりは「日本一の農業という地域資源を活用して環境と共生する豊かで持続可能な地域づくりを目指す「たはらエコ・ガーデンシティ構想」につながっているところがおもしろい。農業日本一とトヨタレクサスの製造拠点という新旧のバランスがまたおもしろい。

 寒かった2月が終わる。明日から、3・11から一年目の3月が再びやってくる。ただただ一日も早い、復興を!

●2月24日(金)昨日から多くの後輩議員から、メールやら電話で「伊藤さんのこと公明議員の意見交換広場で書かれていますよ」と連絡をいただき、その内容を知ることができた。

 引退してから、もうすぐ一年。24年にも及ぶ悪戦苦闘の中で培った変革期の地方議会への思い、地方政治への問題提起を後輩議員の皆さんに形として伝えられないかと、「地方政治クリエイト」などと独りよがりで設立して、手作りで月刊「地方政治研究」を発刊し続け、地元紙への「議会傍聴記」などの言論活動を展開してきたことは、間違っていなかったと思うと、昨晩はなかなか寝つかれなかった。

 いつまでも青二才のように、いつまでも書生っぽく、生真面目に「地方政治」のありように挑む−それも体系立てた学問を身につけたわけでも、大した能力があるわけでもなく−そんな人間がここにいる。それが自分の生き様である。
 夢はただ一つ、いつの日か、いや近い将来、必ずやダイナミックな地方主権の政治が地方議会で展開されて、この国を大きく変えていく突破口になることを・・。

●2月20日(月)4月14日に実施予定の朝倉川530大会の実行委員会が商工会議所の会議室で行われ、「朝倉川を守る会」顧問として参加した。平成9年に第一回が行われて、16回目を重ねることになり、時の経過をしみじみと感じた。

 夜、バンコックに居るはずの息子から電話。7月からミャンマーの支店に転勤するという。そのために2週間ほどミャンマーの下準備に来ているという。「若いときは海外で働くチャンスをつくれ」と息子に言っていたが、日本に帰ってきそうにない息子の人生を想い、複雑な心境。

●2月18日(土)夜、地元自治会の新旧役員会。新年度から自治会副会長兼会計の職を仰せつかることになった。市内で一番高齢化の進むこの地域の自治会のあり方を自治会長を中心に丁寧に組み立てていきたい。特に災害に強い自治会づくりに具体的に取り組んで行きたい。これこそ、待ったなしの重要課題である。

●2月15日(水)システムクリエイト介護スクール豊橋校としては2回目の修了式。盆過ぎの8月22日からの半年間の生徒の頑張りに心から敬意を表し、労をねぎらった。
 「厚生労働省の試算では2025年には看護職が30万人以上、介護職が70万人以上不足すると言われています。団塊の世代がいよいよ65歳になって高齢者の仲間入りして、いわゆる2012年問題といわれているのが今です。その団塊の世代が後期高齢者になって、日本の高齢化のピークが訪れます。その時に皆さんが介護現場でどのような立場になって活躍しておられるのかを楽しみにしています」と校長としてのはなむけの言葉とした。
 頑張れ!そして自分の人生を切り拓いてもらいたい。

●2月9日(木)実習に出ていた介護スクールの生徒諸君が戻ってきた。全員が、予定通りのスケジュールをこなし、実習先でのトラブルもなく実習を終えた事を大きな喜びとする。来週はいよいよ修了式である。

●2月4日(土)立春を過ぎたとはいえ、厳しい寒さが続く。名古屋での議員OB会の会合に、前渥美町議の森下さん、前豊橋市議の菊池さん、そして前豊川市議の波多野君と連れ立って参加した。神崎武法元代表や太田淳夫元議員など懐かしい方にもお会いできた。

権力よりも人間性輝くバッジを!
特権など 全く幸福に関係ない。
バッジで権威を示すのは、愚の愚!
権威のバッジよりもノーバッジの方が美しい。
人格と行動ですべてが決まる。
名誉あるバッジをつけたる人物はバッジも光れ!
心も光れ!人格も光れ!・・・・」 
会合で紹介された「おお!大光会の同志に贈る」より。

●2月1日(水)今日は、仕事で大阪へ行き、一泊する予定であったが、仕事が片付き、雪も降るので帰ろうとしたが、大阪・八尾市での健康セミナー「うつ病とこころのケア」に参加させていただいた。

 それは長野県木曽町で頑張っている中村博保町会議員がNPO法人きぼうのにじ理事長として講演に来られるという事を聞いたからであり、念願の中村氏に木曽の山ん中でなく、大阪は河内で思いもかけずにお会いすることがでた。
 中村氏はさすがに講演を重ねておられるからか、話し方が上手い!というか、間のとりかたから、メリハリのあるテンポの取り方まで、さすがだった。こういう公明党の町会議員がいるかと思うとうれしくなった。

 そして、内容に説得力があり、うつ病の傾向性から、うつ病リスクチェックシステムなど、目にウロコの講演会だった。一年に3万人以上が自殺している厳しい現状に、さおさしてこのようなプロジェクトが一人でも多くの人たちに「希望の虹」がかかりますように祈らずにはおられなかった。

 帰りは、豊橋までの新幹線の最終で、途中、米原あたりは大変な雪で遅れはしたが、豊橋に帰り着いてほっと一息。


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