★ひでさんの折々の記★

'11/09 残暑厳しく、秋へ
●9月25日(日)かねてから、「やらなければ」と思っていた台所の食器家具の転倒防止対策をやっとおこなった。なんやかんやで、ほぼ日中の一日かかった。そのために買ってきた防災用品は約一万円。高い出費だったのか、一万円で食器棚が開かずに、食器が飛散し、壊れなければ安いものなのか。一万円の防災グッズを「何となく高い」と感ずるところに、三連動地震を他人ごとに考えている自分がいる。

●9月22日(木)お世話になった地域の座談会に招かれ「原発と公明党の考え方」について約30分話をさせていただいた。原子力発電の仕組み、原発と原爆の違い、公明党の原子力発電の考え方・・などについて。結局、メリハリの無い、とりとめのない話になってしまった。勉強不足であることはありあり。ただ、「日本のエネルギーと産業、被災地の復旧と復興、経済と雇用の全体像は、果たして原発抜きで考えられるのだろうか」との問題提起だけははっきりさせていただいた。

●9月19日(月)休日。久しぶりにテレビ中継でプロ野球「巨人×中日」戦をプレイボールから、試合終了まで見た。

 解説が桑田真澄氏と立浪和義氏のかっての巨人と中日を代表する生え抜きのOB。「ホームランとか、完封試合とかが注目を浴びますが、当たり前のプレーを当たり前にできるかどうかが、プロ野球で生き残れる大きな条件。そのために、プロ野球選手は来る日も来る日も基本を練習し続けるのです」と立浪氏。
 「中日のチェン投手は、シーズン途中で足を痛めた関係で、踏み出した右足の歩幅が短くなっています。その分左足がクロスに入り、打者の手元でグーンと伸びる球が投げれなくなっています。”楽して投げるな、下半身で投げよ”と言われるのは、そういうことです。逆さまでは1`は歩けない。すなわち手投げでは長くは続かない。下半身を鍛えることが10年、20年とこの世界で生きるための鉄則です」と桑田氏。

 ウーンとうならせるような野球談議というか、野球哲学に3時間半が有意義な時間となった。試合は、巨人の拙守の隙間を突いて、中日が快勝。

●9月18日(日)敬老の日も祝いを兼ねて義母を連れ出して、鳳来町の産直売場へ梅を買いに行った。途中、作手の道の駅「手づくり村」に寄って地元のトマトがたっぷりのハヤシライスを食べてお祝いとした。至る所で彼岸花が咲いていて、相変わらずの夏の日差しだったが秋の風情が漂っていた。

●9月17日(土)夜、「NHKの特集番組「政権交代2年・政治は漂流から抜け出せるか」をみた。統治能力のない民主党、政権批判ばかりの自民党という議論、また視聴者からの意見が多い中で「第三党いかが二大政党に埋没し、多様な意見の受け皿がなくなってしまっている」という視聴者の意見がひかかった。
 公明党が扇の”要”と認識されていないことを残念に思う。原発事故の処理、震災からの復興、政治主導のルール作り、目指すべきこの国のかたちなど、日本が総力を挙げて取り組まなければならない課題は山積している。その問題を解決するために公明党の役割は大きいはずだ。

●9月14日(水)約一週間かかって「9月豊橋市議会傍聴記」を書いた。録画しておいた3日分の模様を、何度も何度も再生して、取り組んだ。なかなかペンが進まない日が続いた。何故進まないのか!何度も自問自答した、「何のために『傍聴記』を書こうとしているのか」と。地方議員を引退した一人の人間が、後輩たちの議会活動の一助にもなればと書いている自分と、いつまでも未練たらしく議員活動に区切りがつけれないままの自分がいるのではないかというジレンマの繰り返しの一週間だった。


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