★ひであきの動き、議会の動き★

'10/06 混迷の参院選
●6月25日(金)4時過ぎに起きて、ワールドカップサッカー、日本×デンマークの後半戦をテレビ応援!みごと3対1で勝利!
 ベストマッチ4連敗から、自分達のサッカーをやろう!サッカーはチームスポーツだ!と立ちあがった侍たち。ベスト16、決勝トーナメント進出を決めた。
 息詰まる展開の中で、もう45年も前になるのだろうか、大垣北高校サッカー部のゴールキーパーとして青春の汗を流していた時に、夏の高校サッカー岐阜県大会決勝で大垣工業高校と延長戦にはいり、ゴール前に飛んできたコーナーキックをハンブルし、そのまま点を入れられたくやしさ。
 そして高校サッカー全国大会に出場した息子が、対滝川二高戦で延長戦の末のPK戦で息子が蹴った左隅へのシュートがキーパーにキャッチされたことなど、走馬灯のように浮かぶ。

 午前10時半から、議員全員協議会。浜名湖でのボート転覆事故について、市教育委員会側から報告を受けた。加藤教育長は教育活動中での死亡事故というあってはならない最悪の事態を招いてしまった」と頭を下げた。また、事故を風化させないために、毎年6月18日を「いのちの日」にしたい旨の報告もあった。
 教育長からは事故の顛末について話があったが、
@5つもの注意報が出ている中で、何故に強行されたのか
Aボートを曳航する方法に問題はなかったのか
B事故から約2時間も経ってから西野さんが発見されたのか
など基本的な疑問点はありあり、「生徒の命を何だと思っているんだ!」と怒りがこみあげてくる報告だった。また協議会の冒頭に議長と副議長が亡くなられた西野さんに黙とうをささげたが、何故に議員全員でなされなかったのか!

 午後からは内外情勢調査会豊橋支部懇談会。講師は石 平氏で「中国の政治経済情勢と今後の行方」。

●6月24日(木)参院選公示。悲願の公明1000万に向けて18日間の舌戦開始。

●6月23日(水)新宿のパスタレストランで仲間が集まって全快祝いをやってくれた。嬉しかった。
 その後、川越市まで行き、45年ぶりに高校同級生に会った。高校時代に話したこともなかったが、訪ねたことを喜んでくれた。98、93のご主人の両親を介護しているという彼女、明るく頑張っているのが嬉しかった。様々な出合いがあった2日間。いよいよ明日は公示!

●6月22日(火)上京。夕方から東京虎ノ門の東京財団ビルでフォーラム「マニフェストをどう読むべきか」に参加。
 国民やメディアは本物のマニフェストを要求し、政治を中身のあるものにせねばならない。そのためには、本来あるべき政策立案プロセスとはどんなものかを認識したうえで、それを政党に問いかけるアクションが求められる。国民の「問いかける力」こそが政策を作るのである。納得。マニフェストがサギフェストになってはならない。何よりもサギに失礼である。

●6月21日(月)市役所は浜名湖での中学生の事故などで、緊張した雰囲気。エレベータの中で教育長に出あったが、疲労困憊の様子。「ほとんど寝てもいません」と教育長。そうです、尊い生命が失われているのです、寝ている時間などないはずです。

●6月20日(日)岐阜県西濃地方から大垣市、岐阜市と友人知人を訪問した。留守もあったが、それでも再会を喜んでいただいた。
 「政治がおかしい。子ども手当や高校授業料を無料にしたりしておいて、消費税を10%になどというのは本末顛倒している」
 「『公共工事は悪』というようなレッテルはよくない。『コンクリートから人へ』でなく、『コンクリートも人も』でなければならない。田舎は建設業に依存しているのでこれだけ仕事が減るともう倒産しかない」というような声は大きい。

 夕方、各務ヶ原インターのショッピングセンターで仲人夫婦と久しぶりに再会し、食事を共にした。元気な様子に安心。参院選の行方などで話は盛り上がった。

●6月19日(土)朝早く、昨日の事故の現場になった「静岡県立三ヶ日青年の家」へ。何事もなかったように湖面は穏やかに光っていたが、12歳の多感な少女の死を悼み、湖面に向かって合掌。ちょうど散歩中の地元の人に話を聞いたが「あんな風や雨の中を、学校の先生たちは何をしてるんや。誰が見ても無謀だ!」と。警察の人や関係者たちが三々五々集まってきて、何やら黙々と話しあっていた。

●6月18日(金)夕方になって、ラジオから流れるニュースは「浜名湖で野外体験学習中の豊橋の中学生の乗ったボートが転覆」という衝撃的なニュース。家に帰れば議長名のFAXが午後5時50分に送られているのが最初である。「全員が救出された」と報告されたが、途中に「女子生徒一人が行方不明」、「重篤な状態で発見された」、そして、「午後8時過ぎ死亡」が伝えられた。

 学校側も合宿を中止し、憔悴しきった生徒らは午後10時頃、学校に戻った。活動後、急きょ、中学校に駆け付けたが、泣き崩れる生徒や迎えの父兄、学校側に詰め寄る保護者の怒号などが折からの激しい雨にまざって大混乱の状況だった。

●6月17日(木)6月定例議会最終日。4,200万円に上る不適正経理に伴う国庫補助金返還金、芸術文化交流施設整備事業の契約、木の机・椅子(900セット)購入契約、子ども未来館の指定管理者の拡大などで賛否が分かれた。それにしても、開会前には各会派に配られる「採決の順序と方法」、各常任委員会委員長が読み上げる「委員長報告」はすべて議会事務局の作成によるものであり、議会改革に取り組むなら、このような現実から見つめ直す必要がないか!

 午前11時からは、佐原市長に「女性のがん対策強化・子宮頸がんワクチンの公費助成を求める要望」を市議団で行った。
 定期的な健診で80%は予防できるという子宮頸がん、がんの中でも唯一原因がわかっていて予防ができる子宮頸がんのワクチン接種の促進と3回約5万円近くかかる費用に公費助成を求めた。市長からは「様々な予防事業に対しての優先順位などを整備し、考えていきたい。また無料クーポンによる子宮頸がん・乳がん検診の受診率が思うように進んでいないのが残念」など種々懇談。

●6月16日(水)通常国会が閉幕して、いよいよ参院選へ。党首討論も予算委員会も開かず、疑惑を隠し、臭いものにフタをして、菅首相の支持率の高さに便乗して、一日も早く参院選を行おうという民主党参議院議員と候補者の卑しさには呆れる。民主党の究極の「自分さえよければ主義」で日本の政治はますますダメになる。

●6月15日(火)夕方から、久しぶりに本格的な雨。梅雨入りである。第308回東三河産学官交流サロンに半年ぶりに参加。「随分スマートになったねえ」、「もう身体は大丈夫ですか」と友人・知人との再会が嬉しい。二題の講演の中で、藤田佳久愛知大学文学部教授の「南信州遠山郷に神様王国をつくる」は先生のライフワークである三遠南信地域の山村調査の積み重ねから、石仏や神様のデータベースを作成し「神様王国」を作ろうとされている話はおもしろかった。地道な研究がベースにあるだけに説得力があった。
 ただ、かっての南信濃村が飯田市に合併し、住民の意思決定機関が身近になくなり、地域づくりの意欲が低下していること。また例の「事業仕分け」でこのような地道な学術研究への補助金が打ちきられた事への問題提起は重く受け止めた。

●6月14日(月)予算委員会。 委員会が昼の休憩をはさんで午後2時が過ぎ、市民会議の渡辺議員、共産党の伊達議員と質疑が続き、最後の質疑を予定していたが、「まあ、いいか」とやめた。グリーンニューディール基金の使途に込めた政策意図、クリーンエネルギー資源活用調査の狙いとすることについて、もう一歩突っ込んだ質疑が必要だと痛感したから・・・。足かけ6ヶ月にわたる病気を経験してから、もう一歩、前に出ることに躊躇している自分に気がつく。

●6月13日(日)日曜日の三八朝市。朝7時に市役所の控室で「ひでレポ」を印刷し、朝8時から朝市に立った。参院選公示前の大事な一日。ましてや、今日は校区の社会教育委員会主催の校区歴史めぐりウォーキングが予定され、最後のスタンプ場所が朝市と言う事もあり、一行が到着するまでと11時過ぎまで頑張った。

●6月12日(土)参院選予定候補の荒木参議院議員を迎えての街頭演説会を市内の各所で予定。赤岩フランテ店前の街頭演説を担当。朝早い時間に集まっていただいた多くの支持者の皆さんの懸命な姿勢にただただ、感謝。

●6月8日(火)一般質問二日目。市国保会計の問題や日本一のマンモス校となっている豊川養護学校の問題などが取り上げられた。特に養護学校の問題などは我が公明党のような政党が県議とも連携して、総力で取り組むべき課題ではなかったかと猛省。

 菅政権が発足して、新閣僚も決まった。その平均年齢が52歳とか、世代交代、新しい人材群の台頭という時代の波を感じずにはおれない。

●6月7日(月)30年前に卒業した、それも通信教育で、創価大学から記念品が贈られてきた。入学式や卒業式、そして通教生の「学光祭」の会場として多くの思い出が刻まれた中央体育館が取り壊され、新「総合教育棟」が建設されることになり、その中央体育館の床材の一部が記念品として贈られてきた。いかにも創価大学らしい記念品であり、感激とともに、その卒業生の末席に名を連ねる人間として創立精神を燃えたぎらせて頑張っていきたい。

 6月定例議会が始まり、7人の一般質問が展開された。

●6月6日(日)5日、6日と二日間かけて、岐阜県西濃地方の親戚や友人を訪問活動する予定で養老の実家へ一泊して取り組んだ。新しい苗の水田に養老の峰々が映って、すがすがしい。それとは裏腹に、鳩山政権から菅政権への変わり目で、政治の迷走を嘆く声は多く、大きい。

 それにしても兄夫婦と訪問した滋賀県の親戚宅での87歳と80歳の姉妹の老老介護の実態には政治が取り組まなければならない重い現実があった。こうした介護の実態を政治に携わる人間として目をそむけることはできない。 我が公明党は、年金・医療・介護問題に加え、自殺問題や高齢者の孤立化などの課題解決をめざす「新しい福祉」を提案しているが、深刻な現場に切り込んだ説得力ある政策に仕立てる作業は急務だと痛感した。

●6月4日(金)午前中からの議会運営委員会。何度も休憩をはさみ、夕方まで続く。議長が辞表を出さずに継続して居座っている事に、議運としての明確な判断がなされないまま、ずるずると時間ばかりが経過する。議運メンバーに勉強不足が目立つ。また、委員会条例や議運申し送り事項などは一期生議員が議運メンバーになったり、一期生議員だけの会派が誕生するなどということを前提にしていないだけに、幾つかの不備も明確になってきた。

●6月2日(水)午前中から鳩山首相退陣、それも小沢幹事長を道ずれにしての退陣表明が日本列島を駆け巡る。「残念なことに、私たち政権与党の姿が国民の心に映っていません。徐々に聞く耳を持たなくなってしまった。その事は残念でならないし、不徳の致すところと思っています・・・・・・・」。虚しい響きである。噛みしめるべきは空想ではなく、虚言でなく一国の首相としてのズシっとした責任ではないのか!問題をとらえる真剣さのなさを、国民として恥ずかしい。

 次の首相は菅副総裁を中心に4日にも選出されるとか。表紙が変わっても中味は、問題は何一つ解決されない。基地(普天間)、献金、景気・経済、口蹄疫、強行採決の5Kなど日本の深刻な現状をさらに混迷させていくだけである。
 NHKニュースの中で街頭インタビューに応えて、ある初老の紳士が「一体、これからの日本はどうなるのか。あまりにも国民を置き去りにしていないか」と嘆いていたが、まさにその通りである。

 夜、活動から帰ってきて中日対オリックスの試合が続いていたのでテレビ観戦した。久しぶりの中日快勝のはずが、一気に7点を入れられ、延長戦に突入。最後がサヨナラ3ランで逆転負けである。嫌なものを見てしまった。


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