★ひであきの動き、議会の動き★

'10/02伝統の2月、この峠を完走
●2月28日(日)終日、チリ地震による津波警報で気の置けない一日となった。ニュース報道が盛んに50年前の1960年5月のチリ地震、それによる三陸沖の津波被害の事を報じていたが、中学3年だった自分は生徒会長として募金活動を行い、学校中に「募金」を呼びかけるポスターを張った事を思い出した。

 昼ごろからは、昨夜来の雨も上がり、すがすがしい初春の風が吹き抜けた。渥美半島では菜の花が、そして北設楽では梅の花が満開だという。2月が終わり、いよいよ3月へ。

●2月27日(土)春の陽がまばゆい。浜名湖畔でしばし、ランチとコーヒで時間を費やし、邸永漢著「死に方 辞め方 別れ方」を読む。人生の分岐点に男はどう行動するのか。この本を読むのは3回目である。夜は総支部議員会。

●2月26日(金)2週間ぶりの血液検査。検査データは変化なしで、何となくがっかり。それでも「誤差の範囲」として、来週3日には愛知医科大学へ出向くことになった。いよいよ春3月、新たな段階に入る。

 バンクーバーでのアイスフィギャアの戦い―わずか4分の間に要求される完璧な戦い―それに挑んだ19才の二人の女性の競技・・・・・・・。その陰に毎日毎日、彼女たちはどれだけの時間を練習に費やし、たった4分の演技に賭けたのだろうか。そして、それは周囲のコーチやスタッフや、その家族や・・・。

●2月25日(木)午前11時からの条例と補正予算の勉強会で一連の予算議案の説明会が終わった。

●2月24日(水)定例の党員会。「豊橋市の新年度予算」についてパワーポイントで説明。多くの人が参加していただき、初参加の党員さんの新鮮な話などで、明るい会合ができたのが嬉しい。

 帰宅後、公明党が発表した「新・介護公明ビジョン」について所見をまとめた。介護保険制度は本来、在宅で、地域で介護者を支えていこうというのが本来の制度の目的だったはず。それがいつのまにやら施設型介護保険に制度が様変わりしてきた感がある。
 総点検の集計で「何故に在宅支援と施設に対する要望が拮抗したのか」をもっと分析し、あるべき方向性を示してほしかった。新しい福祉は「地域協働型福祉」であったはずだから。

 また、全体にその財源のねん出は具体的でなければならないが、記者会見で山口代表は「保険料と税を全体として検討した上で、大きな方向性を国民に示して理解を求める必要があると考えています」としているが、大きな方向性だけでも同時に示すことができなかったのだろうか。あえて参院選前に示すことは得策でないと考えたということであれば、それはそれで由としても、しかし、そのことで切れ味と説得力に欠けたビジョンであるということは甘受しなければならないだろう。

●2月23日(火)午前11時からはお世話になった支援者の、そして、午後からは元県議広木良次氏の葬儀告別式。友人知人など多くの身近な人が集まった、悲しいけど、心のこもった告別式であった。自分の議員としての前半12年間に様々に教えていただき、何かとお世話になった。二つの葬儀を掛け持ちして、さすがに疲れがどっと。

●2月22日(月)夜、「突入せよ!あさま山荘事件」をテレビにかじりついてみる。言うまでもなく1972年2月の長野県軽井沢での連合赤軍メンバーが管理人の妻を人質に取り、立てこもった事件。この時、自分は25歳、岐阜市内の牛乳店で中途半端なフリーターのような生活をしていただけに、何度も実家の母が電話をかけてきて「ひであきがあの中にいるのではないか」と確かめてきた。
 ドラマは、前代未聞の大事件の中での、人間の葛藤、リーダーシップのあり方、そして極限での状況判断をダイナミックに描いていた。

●2月21日(日)午後には日差しが暖かくなり、気温も上がった。「ひでレポ」を小脇にゆっくりと、ていねいに地元の地域を回った。

 夜、前県会議員の広木良治氏が亡くなられたとの連絡。午後10時半過ぎ、自宅に帰られた広木さんをお迎えし、親族に続いて死に水をとった。合掌。

●2月20日(土)午前中は地元の小学校の学芸会に出席。開会前からビデオカメラを構える父兄の熱心さには感心させられた。それ以上に子どもたちの真剣な演技に感銘を受けた。1・2年生の「アイウエオリババ」、5年生の「宇宙へ」はテンポも見ごたえもあった。

 担任の先生だけでなく、全ての先生が裏方に徹して、子どもたちにいい思い出と感動を刻んでもらおうと、懸命に汗をかいておられる姿に心打たれた。

●2月19日(金)タレントの藤田まことさんが亡くなった。食道がんを患い、慢性閉塞性肺疾患に苦しみ、大動脈瘤の破裂が命取りになったという。人生の深みを刻む名優として知られ、人情味あふれる「はぐれ刑事純情派」の「安さん」をはじめ、時代劇から現代劇、テレビ、映画、舞台で数々の当たり役を鮮やかに演じ分けた。またひとり名優が突然舞台を降りていく。慢性閉塞性肺疾患に大動脈瘤、同じ病気に他人事ではない。合掌。

●2月18日(木)埼玉県三芳町から公明党の3人の町会議員が視察で来豊。子ども未来館―ここにこを視察された後、夏みかん並木に案内し、市役所の展望レストランでコーヒー飲みながら種々懇談。有意義な対話だった。

 明日は午前に世田谷区公明党の4人の議員が同じように「ここにこ」に来られる。

●2月17日(水)午前10時から「議員総会」。市長から新年度予算の説明を聞いた。総額2379億円余の新年度予算。佐原市長にとって2度目の予算編成。2年連続で市税の大幅減収が見込まれる中、財政調整基金の取り崩し、市債の活用などでやりくりのご苦労がうかがい知れる。また5年ぶりに交付団体にもなった。市長は「きわめて厳しい財政環境だが、将来に向けて、子どもたちのために美しい環境など残すよう配慮した予算だ」と説明した。

●2月16日(火)午前10時から広域連携調査特別委員会。「東三河消防広域化にむけて」の研究報告を傍聴。「消防行政は何のため」を第一義に考えれば、76.8万人、1719Kuにお東三河地域の消防広域化計画は無理があり過ぎる。

 午後3時からは「朝倉川530大会実行委員会」。今年も4月17日(土)に行われる事になった。回を重ねた朝倉川の530大会、ここに2000人以上の人が集まってやることの意味を毎回提起している。河川清掃とボランティア意識の醸成という目的と手段を整理していく必要がないか。

 夜は、体調管理のためというか、一杯飲むには時期相尚なので、定例の「産学官交流サロン」への参加をやめて3月議会にむけて情報整理。

●2月15日(月)午前10時からの議会運営委員会を傍聴。課題であった議員定数問題は「現状維持が妥当とする」としたプロジェクトチームの報告がなされた。同時に「定数問題は議運理事会で更に議論を継続する」ことも申し合わせた。どうなんだ!あいまいにして時間稼ぎしていないか!

●2月14日(日)開幕したバンクーバー冬季オリンピック。期待を担った4度目出場の女子モーグル上村愛子選手は結局、4位に終わった。オリンピックのメダルに掛ける世界のアスリート達。そこで流す汗も、涙も、美しい。

●2月13日(土)「おはようさん、お母さん、風邪引かんようにね」。「しばらく見なかったけど、元気やったかね」。2カ月ぶりの三八朝市で多くの人たちから声をかけてくれるのが嬉しい。
 風はないが冷たい午前中、「ひでレポ」を配りながら、元気であること、市民の中にいること、そして人間であることの喜びに浸った。
 何事もないような朝市の風景。その風景に時々、立つべき人が立っていないと「あれっ、どうかしたのかなあ」と思い、長く姿を見ないと「きっと何か、あったにちがいない」と思うんだにと近所の人が教えてくれた。

●2月12日(金)二週間目の市民病院。血液検査とCT撮影。検査結果ではCRP定量が0.3以下でなければならないデータが0.51まで近づいてきて、担当医の言葉を借りれば「これでえやっとひと安心」。この値が2ヶ月前の入院直後は10.87、二週間前は2.52。今後、二週間、抗生物質を服用しないで2月26日の検査結果で次の段階の準備をすることになった。まだまだ時間がかかりそう。

●2月11日(木)建国記念日。朝から冷たい雨。「ひでレポ」を配る予定を変更して映画「おとうと」を見に行く。

 いい映画である。人生の優等生の姉と、落第生の弟。姉は早くに夫を亡くしたあと、ひとり娘を立派に育てあげる。弟は大衆演劇にとびこんで、することなすことヘマばかり。優等生の姉がいなくては、世の中は成り立たないが、しかし、落第生の弟タイプがいなくては、この世はつまらない。最も印象的なのは最後の看取りの家での、おとうとの荘厳な臨終。どんなに悪態をついたとて、「姉ちゃん、おおきに」と云って死んで逝く弟を抱える姉弟の絆、見事に画き出している。

 山田洋次監督の優しさ温かさ、鶴瓶の圧倒的存在感、そして吉永小百合の輝く目。もう一度見たいと思う。

 夜、13歳離れた長姉から電話。「どうしてるの、身体はどうなの、弟が難しい病気で困っているかと思うと心配でねえ」と珍しくしんみりとした電話。午前中に見た吉永小百合のような立派な姉ではないが、そんな気持ちが嬉しかった。

●2月10日(水)寒波も揺るぎ暖かい日差し。豊橋の春を告げる風物詩「鬼祭り」が今日から始まる。「ひでレポ」を小脇に近所から配り始めた。一ヶ月以上の入院生活、退院してから3週間が経つが、筋肉の衰えは想像以上。リハビリと思って一軒一軒丁寧に歩いた。

●2月9日(火)トヨタは「プリウス」のブレーキ問題で、ブレーキが瞬間的に利かなくなるという現象を、「不具合」だと認めてリコール(回収・無償修理)を届け出た。海外分を含めて43万台が対象となるという。
 豊田章男社長は「お客様第一がトヨタの生命線。お客さまの不安を真摯に受け止め、安心して乗っていただくことを最優先にした」と語った。 組織が大きくなり、お客様の声が届かなくなって、メーカー視線になっているのではないか。
 同じ事は、政党にも、政治家にもつながる。いつのまにやら大衆から離れ、既得権益が当たり前になっていないか。

●2月8日(月)午後から「会計処理問題調査特別委員会」を傍聴。市は今回の不適正会計処理の再発防止策などについて報告した。国に返納する1000万円以上になる加算金について、OBを含めた職員で負担し、合わせて年度内に関係職員を処分する。職員研修を徹底し、物品購入事務手続きを見直し、確認書の新設や二重チェック体制を敷くことなどを明らかにした。これらの対策で不適正経理がなくなるのだろうか。

 夕方、民主党の小沢幹事長が記者会見。秘書らが起訴された土地取引事件での「潔白」を宣言。「強制捜査を受け、事情の説明を二度した。その結果、これ以上の説明はないんじゃないかと思う」ときっぱり。検察庁が起訴できないのなら、国会が事実を解明できないのなら、国民が選挙で決着をつけようではないか!

●2月7日(日)昨日の寒気も少し緩んで三河湾は穏やかな初春の陽ざし。そんな海を眺めながら久しぶりに蒲郡市まで遠出。市民文化会館で開かれている「池田大作写真展」で、写真の奥深さとそれを写す撮影者の人間の深さを堪能した。

●2月6日(土)朝起きれば雪がちらつき、辺り一面がまたたく間に雪化粧。家の前の椿に雪が積もって携帯のカメラで思わずシャッターを切った。

 午後、近くの市総合福祉センターで開催された健心友の会東三河支部主催の「オストメイトの会」に出席。約30人のオストメイト(人工肛門、人工膀胱保有者)の方と家族が集まって講演会と情報交換会。同じ境遇の方が日常の体調の管理や器具の使い方の情報交換は、なるほどと学ぶことが多かった。
 また豊橋医療センターの池戸看護師による「ストマケアーについて」の話も丁寧な話しぶりで、しっかり勉強させていただいた。有意義なひと時だった。
 豊橋市内だけでも450人、東三河でも約1000人の対象者がおられるとのこと。毎日のように取り替える装着器具が800円〜1000円。2ヶ月27000円を上限に補助があるというが、経済的な負担も相当なことであり、その現実に身震いする思いで伺った。

●2月5日(金)今日から、抗生物質の服用はなくなった。体調は順調。終日、テレビで衆院予算委員会を見ながら「ひであきレポート」NO81号を作成したり、書類整理に費やした。

●2月4日(木)夕方から、小沢幹事長不起訴のニュースが駆け巡り、この国がいまだに抜け出す事が出来ない政治の闇の深さにため息をつき、劣化し漂流していく日本の政治に暗澹たる思いに駆られた国民は多かったのではないだろうか。
 「そんなバカな」「そんなアホな」がこの国の政権のNO1、NO2に向けられているこの異常さ。安倍・福田・麻生・鳩山、そして遂には政権交代。しかし、もたらされたのは政治不信の増大である。我々はこんなカネまみれ政治に別れを告げ、「新たなる坂の上の雲」に向かって行かなければならないのだ。
 そのためにも日本の政治は切るべき患部はバッサリと切ることができるかどうか。それができなければ、この国はダメになる。

●2月3日(水)午後、議会控室で、議員定数問題など同僚議員と話し合い。議員定数を減らすことが民意であり、議会改革なのか。議員として議会活動を活性化させることこそ議会改革でないのか。議論は尽きなかった。

 夜、党地区委員会。青年党員の育成などの課題について話し合い。寒い夜だったが、みんな元気で明るかった。みんなで飲んだコーヒーがおいしかった。

●2月2日(火)午後から衆議院本会議。井上幹事長の代表質問をテレビで観た。国のあるべき姿として「人道の先進国に」を掲げ、「格差是正」「経済規模の拡大」「地方分権」を柱に具体的に切り込み説得力があった。

 夜、小沢幹事長は不起訴の見通しというニュースが流れる。巨悪は生きながらえるのか!公明党太田前代表、参院選比例区出馬取りやめ!のニュースも。参院選戦略と次期衆議院選戦略との兼ねあいか。

●2月1日(月)今日から2月。菌を駆逐し、大動脈瘤の措置を成功させること。戦いの2月だ!

●1月31日(日)近くに住む娘夫婦を呼んで、正月にできなかった家族夕食会。我が家にとって初めてという”ぶり鍋”を囲んで、久々の賑やかな夕食。

 午後9時から「母べえ」を観る。戦中戦後を生き抜いた一人の女性の生きざまを淡々と演じる吉永小百合の演技力、それを表現する山田洋次監督。絶妙のコンビが醸し出す人間愛に感動。あっという間の2時間40分であった。信念に生きるということ、己が思想に命を賭けるということの重みと、素晴らしさ。今夜は眠れそうにない。

●1月30日(土)入院中から気になっていた公明新聞のスクラップをなんとかやり終えた。次の課題は「ひであきレポート」第81号新春号の作成と朝市や、地域での配布。少しづつ遅れを取り戻したいが、焦りは禁物。

●1月29日(金)午前中、市民病院で退院後初の診察。検査結果からはまだ完全に菌がなくなったとはいえず、がっかり。一週間、薬を服用し、一週間服用せずに、二週間後に再診となった。折から、青森から豊橋市民病院の視察に来られた赤木議員と合流。再会を喜び合った。

 午後から、鳩山首相の施政方針演説をテレビで観た。「いのち」を全体を貫くテーマとし、10年度予算案を「いのちを守る予算」と命名。「メリハリのついた予算編成ができたのは政権交代の成果」と滔々と語るが白々しい。


1月 月間レポートへ