★市民病院の窓から★

09年12月 悔いなく締めくくり、2010年へ
●12月8日(火)市議会12月定例会は一般質問2日目。伊達勲(共産)議員の新年度予算が前年度比44億円の減収とも試算されるため、来年2月に開設予定の東京事務所について「緊急事業だとは言えない。しばらく凍結し、財政見通しが立ってから開設するべき」と再考を促したが、加藤副市長は、「こういう時期だからこそ、むしろ早期に立ち上げたい」ときっぱり。

 岡本泰(まちフォーラム)議員の、地域自動車産業への逆風をにらみ、「今の国際自動車コンプレックス構想では産業振興は図れない」と指摘。産業集積が進む湖西市も取り込んだ「ポストコンプレックス構想」を、日本の得意分野である環境自動車に特化し、今から取り組むべきと進言したが、説得力ある理論構築だった。

 尾崎議員は酪農場「大沢畜産」が、市などの改善指導を受けながら、家畜排泄(はいせつ)物法に違反したふん処理を続けている問題を取り上げ、「指導が限界ならば告発すべき事案だ。「日ごろ努力をしている業界の努力を踏みにじる事案だ。これがいつまでも放任されるなら、市の行政は墓穴を掘ることになる」と警告した。現大沢議長が昨年まで代表を務めていた農場の事だけに、終始、緊張感が張り詰めた。

 同僚の宮澤議員は歯などに使われる金やリチウムなど稀少金属のリサイクルについて、市の取り組みをきいた。中神環境部長は、「早い時期にリサイクルを始めたい」と積極姿勢を示した。

●12月7日(月)豊橋市議会12月定例会が開会。そのトップバッターで登壇した。@市長選マニフェストに掲げた「東三河政令市」実現の取り組みA会計検査院から指摘された不適切処理問題Bメルセデス・ベンツ日本撤退への対応―などただした。この中で佐原市長は、政令市実現に関する質問について「マニフェストを一部見直す必要がある」などと答え、東三河合併も当分見送ることを明らかにした。公約した5つの柱・12の約束そのものも、手直ししていく姿勢をみせた。

 「マニフェストにこだわる事も大事だが、もっと大事なことは、38万市民の先頭に立って、豊橋の新しい扉を開き、チェンジしていこうというチャレンジする姿勢をぶれさせない事だ!」と訴えた。

●12月6日(日)午前10時からは「朝倉川を守る会」の定例の清掃活動。午後からは「介護保険総点検運動」のアンケート調査を豊橋駅前で。夜は党地区委員会でともに、食事をしながらこの一年の激動を振り返った。多忙な一日だった。

明日から、市議会12月定例会が始まる。第一日は一般質問。そのトップバッターを預かり登壇する。

●12月5日(土)わくわくするような一日。愛・地球博記念公園で開かれた第4回「愛知県市町村対抗駅伝競走大会」いわゆる「愛知駅伝」で最強メンバーをそろえた豊橋チームが雨の中をモノともせず、ぶっちぎりの優勝。
 夜には東京代々木国立競技場で行われたグランプリファイナルで遅咲きのスケーター鈴木明子さんが見事な演技で堂々の3位。ここまできたらぜひとも次の戦いでオリンピックの代表を確実なものにしてもらいたいと夢は膨らむ。

 また高校サッカー愛知県大会で中京大中京高校が優勝。全国大会に出場する。メンバーの中に市役所の広報広聴課の職員の息子さんがおられ嬉しいかぎり。ふと、10年前に愛産大三河高校の一員で全国大会に出場した息子が全国大会出場を決めた、あの瞬間を思いだす。

●12月4日(金)一般質問の準備など、なかなか進まず。集中力が加齢で少しづつなくなってきている事を自覚する。辛い事であるが、現実を認めなければならない。

●12月2日(水)一般質問通告日。24人が通告。幸運にもくじひ引きの結果1番くじを引き当てた。9月議会に続いてのトップ引き。


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