★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

09年6月 梅雨空を跳ね返して!
●6月24日(水)夜、定例の党員会。前日から、ほとんど徹夜状態でまとめた「09決戦」のパワーポイント。苦労した甲斐があって、都議選から衆院選へ、解散日程も含めて説得力ある内容となった。その分、公明党がおかれている現状と勝利への奮闘を誓いあうことができた党員会だった。
と、これは自己満足か。

●6月23日(火)内外情勢調査会豊橋支部の例会に参加。講師は時事通信社解説委員長の田崎史郎氏。
 自民党が弱くなった理由は5点−@今の流れを変えたいという(Chenge)時代の底流、A平成の合併でテコとなる地方議員の減少、B共産の候補者が立つ選挙区が半減。その票は民主党に行くだろう、C自公連立10年、成熟した関係のはずが、都議選投票日に衆議院の投票日をぶつけようとするなど、公明党の嫌がる情報を平気で流す。D自民には世襲議員が多く、若い新人候補が少ない。新陳代謝が行われていない。

 「参加者の中に公明党の市会議員がおられるので言いにくいのですが」と「政権交代はおこるか」と題した、約1時間半の講演。うーん、半分は当たっていると思うが、公明との関係だけは何とも言えない。いや、言わないでおこう。

●6月19日(金)久しぶりに映画館へ足を運び「60歳のラブレター」を観る。
 随分に考えさせられた刺激的な映画だった。若い社員の企画に、大企業での経験から「こんな企画で相手を納得させられるのか」と怒鳴ってはみるが、その企画が結局、採用されて、茫然としたり、「あなたなんか、単なる老いぼれなのよ〜」と言われて、階段を下りていく主人公の姿が、何か自分の姿に見えて・・・。

 質疑や討論を自分で書かずに、理事者側に作ってもらってりして、おもしろくもない学芸会のような議会が全国には沢山あるとか知ると、「地方議会の危機だ!」と一人でカリカリしていたりしている自分が、何か一人浮いているように思えて・・・。「どっちでもいいんじゃないの、どうせ一人で力んでも何もかわりゃあせんがね。もう少し楽に議員活動をやればいいものを・・」と天の声が聞こえて・・・。そんなことにこだわるのが団塊の世代の生きざまなのだろうが。そんな団塊の世代だからこそ、この映画が感涙なくしては観ることができないのだろう。

●6月16日(火)第296回産学官交流サロン。豊橋創造大学短期大学部の保育科長の藤本逸子氏の「『西洋音楽事始』〜三三七拍子と蝶々〜」はおもしろい話だった。「ちょうちょ ちょうちょ 菜のはにとまれ」の童謡「蝶々」の原曲はスペインであり、この曲に詞をつけたのが、愛知県師範学校の教員であった野村秋足によって作られたので「愛知県産」であるとか。

 それにしても、JA関係者が多数出席されていたのは農林水産省東海農政局長の竹森三治氏の「農林水産省の産官学連携の取り組みについて」が目当てだったのだろうが、おもしろくも、おかしくもない無味乾燥した内容だった。官僚はなぜかくもつまらぬ話を延々と、それもパワステを使ってなされるのだろうか。

●6月15日(月)今日から、「ええじゃないか豊橋 プレミアム商品券」が発売されるということで、豊橋市役所が販売会場でもあるので、朝早くから相当の人が並ぶのではないかと予想したが、案外、市民の皆さんは冷静で混乱もなく、10万セット(5億円)ほぼ完売。

 午前10時からの予算特別委員会。午後3時の休憩前の15分でコンパクトに質疑した。国の15兆円を超える経済危機対策に対する豊橋市の取組みについてはその真剣さと戦略性が感じられなかったのは残念である。

●6月14日(日)初夏のさわやかな日差しの中を、西尾、碧南、一色方面まで買い物を兼ねてでかけたが、田植えが終わった、のどかな田園に気分をリフレッシュ。

●6月13日(土)三八朝市、いつものスーパー、団地など6か所で街頭演説。鳩山総務相辞任騒ぎの中で、麻生内閣支持率は再び急落。決断力とリーダーシップが一国の首相の最低条件であろうが、この方には、その最低条件すらない。

●6月11日(木)午後からの総務委員会が終わり、一段落。夜、党員さん宅を訪問している途中に、賀茂しょうぶ園で一服。ライトアップされてしょうぶの紫や白色が映えていたが、しょうぶの季節の終わりを告げるように、一輪一輪の花が元気がなかった。それでもウィークデーなのに結構、来訪者でにぎわっていた。

●6月10日(水)一般質問三日目。開会前に各会派に議長名で配られた「市内中学校教師が女子高生のスカートの中を盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の容疑で豊橋署から名古屋地検豊橋支部へ書類送検されました」という業務報告。

 市は事件を把握しながら、教諭の依願退職を認め、県からの退職金約90万円を支払っていたが、「不適切だった」と謝罪、退職金の自主返納を求める方針」という報告。
 事件は、今年3月4日におこっており、議長、副議長(当時は私)のところには何の報告もなかった事も併せ、議会として緊張感ある対応が求められる。

●6月9日(火)議長のお許しを得て、一年ぶりの一般質問を、5月中旬の「伊藤家の食卓」から始めさせていただきます。
「ひであきさん」
「ばあさん、何やね、神妙な顔して」
「議長さんは、続けて議長さんやのに、あんたは何か悪いことでもしたんかね」
「そんなんじゃあ、ないって。自分で辞職願だしたんやから」
「2.3日仏壇に供えてあった白い封筒かね。墨できちんと書いたったがね」
「ばあさん、読んだんかね、生まれて初めて辞職願を書いたわ」
「一身上の都合ってなんやね。どっか身体の調子悪いのかね」
「そんなんじゃあ、ないって」
「それならいいけど」

「ところで、今度の市長さんどうやね」
「一生懸命やって見えるで」
「市長さんも大変やねえ、景気は悪くなるし、ウズラはたくさん殺されるし、市長さんは今年は厄年と違うかね」
「そんなんじゃないって」

「ところで、市長さん、名古屋みたいに税金安くしてくれんかねえ」
「ばあさん、あんたはもともと税金はゼロなんやで」
「そんなことないに、年金から引かれとるがね」
「あれは介護と、医療のお金やで。税金とは違うの」
「ああ、そういうことかね。いややわ年取ると、自分が何を納めてるか、分からんようになるわ」

   昨年秋、チェンジ、チャレンジ、クリーンの3Cを掲げて登場された佐原市長、あれから6ヶ月。いよいよ佐原市政の、本格的な展開の時を迎えました。この間に、掌握された豊橋の全体像の中から、豊橋の可能性をどのように認識し、今後の行政経営にどのように取り組まれようとしておられるのか・・・

 と始めた一般質問。佐原市長と前向きな緊張感ある一般質問にしようとした目的は達せたと思う。

 また、「設楽ダム対策協議会の大久保会長は『本当に長い間、このダム計画と戦ってきた。今日の結末を知ることなく、他界した者も少なくない。私の妻もその一人です。補償基準の内容は、要望がすべて取り入れられたものだとは思っていないが、時代の流れや現在の社会情勢を認識し妥結を決めた』と訥々と挨拶されたのが印象的でした。

 また、設楽町の加藤町長は『ダムは私たち地元が望んだものではありません。できれば生まれ育った古里で生活を続けたいのが本音です。それだけに、町民の、特に水没地権者の気持ちにしっかり応えていただきたい。そして生活再建、地域再生などの約束をきちんと果たし、“後世に残る立派なダム”にして欲しい』と訴えられた凛とした言葉が忘れられません」と2月5日、設楽町の県奥三河総合センター講堂で設楽ダムの損失補償基準および建設同意交渉がまとまり合同調印式が行われ、その歴史的現場に議会を代表して参加させていただいた時の重い現実を、議員各位に伝えることができたことは、今回、一般質問に登壇した目的であっただけに、きちんとやれて良かった。

●6月7日(日)午前中は街頭演説はいつものスーパーなど5か所で、午後は棚田の田植え風景の写真撮影に新城市四谷へ。帰りに深緑に囲まれた東栄温泉でリフレッシュ。明日から、6月議会が始まる。

●6月6日(土)午後から浜松市に出向き、合併して4年、政令市になって2年、「浜松市はどう変わったのか」をテーマに浜松の市議会議員や実業家と懇談。6月議会の一般質問のためではあったが、こうした意見交換をもっともっと展開すべきことを痛感。

 夜は勤労福祉会館で「公明党時局講演会」が盛大に開催され、まちがいなく3か月以内に行われる政治決戦に向け、大いに盛り上がった会合となった。衆議院議員伊藤 渉氏の「年金100年大丈夫」の話は説得力があった。草川副代表の「なぜ公明党は自民党と連立を組んでいるか」は迫力があった。いよいよ決戦モードである。

●6月5日(金)6月議会の補正予算にも上程されている、電子黒板なるものがどのように使われるるのかを市内の羽根井小学校にお邪魔して学ばせていただいた。

 電子黒板の実際は、インタラクティブであるからこそ、操作がなかなか複雑で使いこなすには、相当の学習・訓練が必要であること。また、インターネット、DVD、デジタルテレビなどの画像や、教科書をデジタルカメラで写しだした画像などに自由に書き込むことが、導入のメリットになっているが、電子ペンが思うように機能しなかったり、時としてインターネットと繋がらなかったりして、冷や汗をかくことがしばしばとか。

 事実、あらかじめ視察をお願いしてあって、操作経験豊かな若手の先生がそれなりに準備していてくださったのだが、「リハーサルではうまくいったのですが・・」とあれこれ操作しておられる姿は、どちらかといえば機械に使われているような、感じを受けた。課題山積の教育現場に、さらにICT(情報通信技術)化が加わるわけで、先生は大変!というのが率直な感想。

 野外研修から帰られたばかりでお疲れのところ阿部まゆみ校長や村田匡史教諭には大変にお世話になりました。ありがとうございました。

●6月3日(水)6月議会一般質問通告。夜は地区委員会。

●5月31日(日)週末の天気は崩れるとされていたが、初夏の陽光がまぶしく、初夏の風が吹き抜けた日曜日。街頭演説や市民相談に東奔西走。それにしても近所の電車通りの「白いたいやき」の販売店。オープンした昨日から、長蛇の列。

 午後、立ち寄った喫茶店で、ある高校の元校長だったという年配者から「新型インフルエンザ騒動の中で、不思議に思うのは、やれマスクが間に合わないなどと、マスコミが騒ぐこと。戦時中を生き抜いてきた私たちにしてみれば、防空頭巾などは支給されただろうか。マスクがないなら”家庭でのマスクの作り方”を伝えるような報道がなかったのが残念」と話された。含蓄ある率直な指摘に納得!。

●5月30日(土)天気が心配されたが、雲間から太陽も出てきて、元気に地元−旭小学校の「こいのぼり運動会」。今年のテーマは「赤白ダッシュでがんばるぞ!」。短距離走やダンス、競争遊戯に元気な声が運動場一杯に広がった。デジカメどころか、デジタルビデオ片手の父兄で正面は埋め尽くされて、運動会の風景が変わってきた。それでも変わらないのは、元気な子どもたちの笑顔。

●5月29日(金)午後から臨時議会。6月末に支給予定の一時金(ボーナス)について、大幅な景気の落ち込みににより、示された人事院勧告に従って、全国の自治体が足並みをそろえて減額するもの。一般職員は2.15ヶ月を1.95ヶ月に、特別職と市議は1.60ヶ月を1.45ヶ月にそれぞれダウンするもの。市全体で約3億800万円の減額となる。質疑、討論、採決と進んで、起立多数で可決されたが、「ちゃんと質疑して、なぜ国家公務員のための人事院勧告に、地方もましてや特別職までが右に倣わなければならないのか」という気持ちと「まあいいがなん、反対するのではないかと思われても、また地元紙に『公務員給与削減に公明が不可思議な態度』と偏った取り上げられかたを衆院選前にされても・・・」という気持ちと、最後まで迷っていた。やはり、自分もその他大勢の議員なのか。


5月 月間レポートへ