★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

09年5月 新緑の中を一兵卒で!
●5月31日(日)週末の天気は崩れるとされていたが、初夏の陽光がまぶしく、初夏の風が吹き抜けた日曜日。街頭演説や市民相談に東奔西走。それにしても近所の電車通りの「白いたいやき」の販売店。オープンした昨日から、長蛇の列。

 午後、立ち寄った喫茶店で、ある高校の元校長だったという年配者から「新型インフルエンザ騒動の中で、不思議に思うのは、やれマスクが間に合わないなどと、マスコミが騒ぐこと。戦時中を生き抜いてきた私たちにしてみれば、防空頭巾などは支給されただろうか。マスクがないなら”家庭でのマスクの作り方”を伝えるような報道がなかったのが残念」と話された。含蓄ある率直な指摘に納得!。

●5月30日(土)天気が心配されたが、雲間から太陽も出てきて、元気に地元−旭小学校の「こいのぼり運動会」。今年のテーマは「赤白ダッシュでがんばるぞ!」。短距離走やダンス、競争遊戯に元気な声が運動場一杯に広がった。デジカメどころか、デジタルビデオ片手の父兄で正面は埋め尽くされて、運動会の風景が変わってきた。それでも変わらないのは、元気な子どもたちの笑顔。

●5月29日(金)午後から臨時議会。6月末に支給予定の一時金(ボーナス)について、大幅な景気の落ち込みににより、示された人事院勧告に従って、全国の自治体が足並みをそろえて減額するもの。一般職員は2.15ヶ月を1.95ヶ月に、特別職と市議は1.60ヶ月を1.45ヶ月にそれぞれダウンするもの。市全体で約3億800万円の減額となる。質疑、討論、採決と進んで、起立多数で可決されたが、「ちゃんと質疑して、なぜ国家公務員のための人事院勧告に、地方もましてや特別職までが右に倣わなければならないのか」という気持ちと「まあいいがなん、反対するのではないかと思われても、また地元紙に『公務員給与削減に公明が不可思議な態度』と偏った取り上げられかたを衆院選前にされても・・・」という気持ちと、最後まで迷っていた。やはり、自分もその他大勢の議員なのか。  

●5月28日(木)最近の市民相談は、生活困窮や、仕事探しなど、景気冷え込みの世相がそのまま市民生活を脅かしているし、生活基盤の脆弱な市民を、さらに追い詰めている。

●5月27日(水)午前10時、市議団会議。夜、定例の党員会に市長を迎えて「市長を囲む懇談会」。あらかじめ用意した伊藤グループエリア地域の課題−東三河環状線の進捗、市東北部のバス路線廃止、市営団地では入居率が4割近い外国籍市民との共生問題などの質問に丁寧に答えて、というより話していただいた。
 また、「名古屋に新しく河村市長が誕生し、給料を800万円にするとか、退職金はいらないとか、公用車もムダだとか、際立った言動が注目されている。こうした動きを市長はどのように考えておられますか」という質問にも、ムキにならず、肩の力を抜いて気さくに党員とキャッチボールをしていただいた。

●5月26日(火)議会控室に用意された議員用パソコンは最新OSのWindowsVista、更にOffice2007である。データの移行だけでなく、基本的な使い方の講習などの計画がさらさらないままの新機種導入とは、いったい何なのか。あまりにも無責任すぎないか。あまりにもムダ使い過ぎないか!

●5月25日(月)4日間の東京での研修会や同窓会、友人との対話にさすが疲労が取れない。これも、いわゆる「お歳」か。

●5月24日(日)東京4日目。荻窪駅でかっての職場の同僚と、昼食とりながら懇談。国内政治や経済の動向に造詣深く、かなり刺激的な会話が続いた。

 東京駅発、午後2時半過ぎの「ひかり」で帰豊。車窓から豊橋の街が見えてきて、ホッと。このホッとさが東京にない、豊橋のよさかもしれない。

●5月23日(土)午前、世田谷の高校の同級生が営むレストランへ、中学の友の目黒区へ。午後、久しぶりの秋葉原。昨年6月に起こった、あの忌まわしい事件現場である交差点に立ってみる。何もなかったような雑踏の中で思うことは複雑。

 夕方、新宿西口の喫茶レストランで東京の同僚議員と、そして午後7時からは新宿東口の居酒屋で、働きながら学んだ通信教育時代のスクーリング仲間と懇親会。この西口から、東口への移動が、道に迷ってしまってもう大変。やっとたどり着いた歌舞伎町の人の群れにはさすがにぐったり。

 それでも、「通教なかま」との2時間は、時間と苦楽を共有した絆から、充実した時間が過ぎた。ともに健闘を約し別れた。

●5月22日(金)二日間の明治大学講堂での次から次への講義に、さすがに頭は一杯。夜、「牛肉、豚肉食べ放題のレストラン」で無茶食いして、頭に栄養を与えた?。
 東京での新型インフルエンザの広がりが懸念されたが、それほどではない模様。

●5月21日(木)今日から二日間、東京・明治大学アカデミーホールで地方自治経営学会主催の「地方自治経営学会第46回研究大会」に参加。全体テーマは「明日に向けて 地方分権は果たして進むのか」。

 講師には、浅野史郎慶應義塾大学教授(元宮城県知事)、増田寛也前総務大臣(前岩手県知事)、片山義博慶應義塾大学教授、福岡政行白鳳大学教授などそうそうたるメンバーがパネルデスカッションや講義をされた。しかし、どうも皆さん「地方分権の旗手」というより、政治タレントのような雰囲気や発言があり、心から共感できるような迫力は感じられなかったのは私だけだろうか。

 むしろ古川 康佐賀県知事や山田啓二京都府知事、中田 宏横浜市長、もっといえば厚い壁に挑まれている丹羽宇一朗地方分権改革推進委員長、「新宿歌舞伎町の街づくり、その再生」について話された中山弘子区長や、「過疎自治体(島)の挑戦について」懸命に話された山内道雄島根県海士町長の話の方が、泥臭い説得力があり非常に参考になった。

 夜、IT会社の社長と、神田の喫茶「ルノアール」で約2時間。充実した対話の時間。

●5月20日(水)昼間は人事課で人事院勧告に基く一時金の削減について、環境政策課で「グリーンニューディール」についてレクチャーを受けた。

 夜、地区委員さんと何軒かの党員宅を訪問。一週間後の党員会の参加を呼びかけ、併せて、お一人お一人の近況を尋ねた。この一年、副議長職を優先的に考え、こうした地道な活動に充分な時間が割けなかったことも、お詫びした。党員さんからの「一年間、ご苦労さんでした」とのねぎらいの言葉が嬉しかった。明日から4日間、東京。

 夜、遅く東京・八王子、神奈川・川崎でも新型インフルエンザ感染者が発表された。いよいよ、感染列島である。

●5月19日(火)青森からの公明議員が子ども未来館の視察を終えてから、昼食を共にし、帰途に着くまで時間があったので「自然史博物館」を案内した。学芸員の松岡さんが、急な事であったが、熱心に対応していただいた。

 「子どもを大切にする豊橋の行政に、大いに学ばせていただきました」との感想が寄せられた。再会を約して豊橋駅で見送った。楽しい人たちだった。酒の飲みっぷり、食事の食べっぷり―東北人のパワーには感心させられた。

●5月18日(月)穏やかな5月晴れの空が広がる。7階の副議長室の奥まった部屋から開放された一日目である。

 午後3時半、豊橋駅に着いた青森公明議員団3名を迎えた。夏みかん並木を案内し、家にも立ち寄ってもらった。夕食も共にして、大いに語り合った。地方議員としての悩み、喜び、そして近づく首都決戦、衆院選の事など・・・、話は尽きなかった。

●5月17日(日)前夜来の雨が降り続く、肌寒い一日。

 岐阜から親戚にあたる小学4年生の涼太君が一人で豊橋へやってきた。鉄男君の涼太君は鉄道車両に造けい深く、豊橋鉄道の渥美線を走る旧名鉄車両に乗りたいとか、昔の車両の宝庫の赤岩車庫や、日本一急カーブの井原の交差点を路面電車が通過するのをデジカメのビデオで撮影したいとか。
 夕方、岐阜に帰るまでつきあっていたが、好奇心旺盛な少年が、子ども未来館では市電の模擬運転に熱中し、自然史博物館では恐竜の迫力におののき、路面電車がブレーキ音を響かせながら曲がるのに歓声を上げる姿に、こちらが感動した一日だった。

 また、終日、電車に乗りながら、我がまちを新鮮な気持ちで観察する事も出来た。

 昨日から、今日にかけて新型インフルの国内の患者は一挙に46人に。「水際作戦」がいつかは崩れるといわれていたが、いよいよ渡航歴のない高校生などで発症した。

●5月16日(土)午前10時から名古屋で議員総会。都議選、衆院選と続く5ヶ月間は、議員として総力を上げて戦いきろうと檄が飛ぶ。また、次々と打ち出される経済危機対策を都道府県と連携し、市町で具体化して見えるカタチにしていただきたいと学習会も企画されていたが、残念ながら時間がなく、中途半端な説明に終始したのは残念。

 注目の民主党代表選。鳩山氏に決定。鳩、管、岡・・・、誰がなろうと西松建設事件について、何も説明できない政党に、何が期待できるだろうか。

●5月15日(金)午前10時から臨時議会。商工会議所が展開する5億円の”ええじゃないか豊橋、プレミアム商品券”にプレミアム部分5000万円を補助しようとする補正予算などの審議が終了した午後から、議長・副議長選。議長は大沢初男議員が続投、副議長は近田明久議員が選出された。

 副議長として、発言の機会を与えていただいた。「一年間、大変にお世話になりました。この間、36年間の紆余曲折を経た万感の設楽ダム関連の調印式、ウズラ農家の皆さんが体を震わせ、無念の豊橋の鳥インフルエンザ問題、東海4県から93市議会の正副議長が集まった東海市議会議長会、そして、なによりも市長の交代という東三河の、豊橋市政の歴史的現場に立たせていただきました。
 これからは、市長と市議会の間には、建設的な相互批判に基づく緊張関係こそ今の豊橋にもっとも必要であるという信念で議員活動に励ませていただきます。横着な議員でしたが、一年間、ありがとうございました」。

 1年間の副議長としての活動に、悔いはない。

●5月14日(木)午前10時から最後の議会運営委員会。午後からは、一年間、住み慣れた副議長室をかたづけた。様々な思いが込められたこの部屋とも、今日でお別れ、明日の午後からは新副議長が入ってくる。思いは複雑だが、我らは議会役職のために議員をやっているのではない。

●5月13日(水)午前11時から市議団会議。議会人事で市議団が分裂したり、対立したりすることのないように、団結を確認した。

●5月12日(火)千葉県松戸市の健康福祉委員会14人が一泊2日で豊橋に視察にこられた。12日は「子ども未来館―ここにこ」。そのメンバーの中に3人の公明議員もおられ、ホテルに着かれた夕方から懇談の機会を持つ事が出来た。どこにいても「やあやあ」とすぐ親しくなれるのが公明のネットワーク。

●5月11日(月)午前10時から団総会。5月臨時会に臨む考え方を話し合った。午後からは犬山市、一宮市から3人の公明議員が「子ども未来館-ここにこ」を視察。市議団とも交流し、有意義な時間を過ごした。

●5月10日(日)東京へ!ゴールデンウィーク中に行く予定だったが、高速道路の大渋滞ニュースに急きょ、今日に切り替えたのが”正解”。首都高速も箱崎付近での渋滞だけでスイスイ。お世話になった息子や娘のアパートの大家さんや、町田市の知人など、一緒に行った党員さんと共に友好を深めた。朝6時に豊橋を出て、夜11時に戻ってきた。走行距離は750`m。疲れたが楽しい一日だった。

●5月9日(土)午前中は、団地やスーパー前で街頭演説。初夏の陽射しの中で、定額給付金の支給が始まった事や、与党が国会に提出した新経済対策などを訴えた。午後からは公明新聞などの情報整理。

●5月8日(金)不安定な天気が続いた。午前10時からは議会運営委員会。公明議員団で2月9日に市長に要望した豊橋における「定額給付金のプレミアム商品券」。プレミアム部分の5,000万円が繰越金で流用する財政処置が15日の臨時議会に提出される事になった。

 午後3時半、豊橋市花き園芸振興協議会鉢物部会の皆さんが、「母の日」に副役職の副市長、副議長に鉢花を贈って下さった。加藤副市長にはミニバラ、野崎副市長にはミニカトレア、そして私にアンスリウム。厳しい経済環境、農業経営の中で頑張る生産者の皆さんが表敬訪問し贈っていただいた思いに応えて、頑張っていきたい。ありがとうございました。

●5月7日(木)連休明け、雨は午前中まで降り続いた。臨時議会に向け、議案概要説明など。

●5月6日(水)昼頃、一時陽射しがさして雨が上がるかと思わせたが、結局、終日、雨模様のゴールデンウィーク最終日。読んだ本は「この国は議員にいくら使うのか」(角川新書、河村たかし著)、世界同時不況(ちくま書房、岩田規久男著)の2冊。街頭演説は15回。「ひれレポ」配布は800軒。

 夜は恒例の党地区委員会。

●5月5日(火)朝早くから「ひでレポ」配布に出かけたが、途中から雨に降られ雨宿り。日頃ご無沙汰の支持者宅を訪問。「今度の市長さん、どうですか」と話しかけられ、上がらせていただいて話し込むはめになった。「野球も世界一になり、ノーベル賞受賞者も多くなり、モノづくりも世界一なのに、日本の政治はどうしてかくも三流なのか」と教育者だったご主人の問題提起に納得した。午後からも雨が降り続け、訪問活動に徹した。

●5月4日(月)晴れ渡った休日、親しい仲間と南信州下條村へ山菜取りに。いつも通る151号線の途中で「菜の花が見ごろです」の看板につられて山村の中へ入って行った。菜の花はもうすっかりふやけていたが、見事な新緑の伊那谷の景観に堪能した。

 テント張りの手作りの「一服処」ではタケノコ汁に舌鼓、アスパラやタケノコが旬で安く売られていた。また、そこで見つけたのは新聞で作ったマイバッグ。古新聞の有効利用のグッド・アイデアに納得。

 夜は、娘夫婦に招かれ夕食会。

●5月3日(日)「憲法記念日」。街頭演説を8ヶ所で。

 「今日は62回目の憲法記念日です。昭和22年5月3日に施行された日本の憲法は、戦後の日本の平和と安定・発展に大きく寄与してきた憲法として、国民の皆様から広く支持され定着しています。
 私たち、公明党は現在の日本国憲法について、憲法の核心である『平和主義』『基本的人権の尊重』『国民主権』の3原則は不変のものであり、今後も堅持すべきであると考えています。
 しかしまた、制定から既に62年が過ぎ、この間、国民生活も大きく変化しており、一人ひとりの人間の生存と尊厳を保障する『人間の安全保障』といった考え方や、環境権やプライバシー権など、現行憲法の制定した時には想定できなかった新しいテーマも提起されています。
 誇るべき憲法の3原則を堅く守りつつ、新たに必要な理念や条文を加えて現行憲法を補強していく『加憲』が最も現実的で妥当なものであると、私たちは考えています。

 私たち公明党は、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの深い決意で、唯一の被爆国として恒久平和主義をどこまでも追求し抜いていく事が、憲法記念日の私たちの決意でございます」。

●5月2日(土)最近、朝早く起きてしまう。副議長として残された時間の秒読みに入っているからか、それとも近づく東京都議選や衆院選への興奮なのか。それで、そのまま「ひでレポ」配布に黙々と歩く。「作り続けて22年、配り続けて22年」と一口に言うが、私は褒めてやりたい。こういう地方議員が豊橋に、厳然といたことを。

 豊橋へ来て以来、親しくさせていただいたコマツの代理店の社員だった友人が亡くなられて、午後からの葬儀に出席できないので、朝のうちにお参りさせていただいた。
 訪問するといつも笑顔で迎えていただいた。「がんばりゃーね、応援しとるで」と声をかけていただいた。
 奥様から、その御主人の年金相談があったのは昨年秋、「記録ミスが判明し、その分の年金が、未だに振り込まれてこない。社会保険事務所で調べたら来年の春だという。主人はガンなんです。せめて生きてるうちに働き続けた主人の証に、きちんと年金を払ってやってください」と。
 結局、1回目の半分だけが振り込まれた。「申し訳ありませんでした」と霊前で手を合わせた。辛い時間だった。

●5月1日(金)午後から福祉保健部の業務報告。新型インフルエンザ対策本部設置及び医療対策委員会の開催などについて報告あり。

 夕方から、東三河五市正副議長会議で田原市へ。田原市の新防災センターや吉胡貝塚史跡公園などを見学。豊橋・蒲郡・豊川市議会が正副議長の改選期を迎えており、そういう面では「御苦労さん会」の意味もあった。それだけに情報交換会では忌憚なく話し合うことができた。


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