★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

09年2月 伝統の2月、勇んで進め!
●2月28日(土)神田愛知県知事と佐原豊橋市長が昼に現地を訪れた。「1日でも早く解決するよう努力してください」と指示し、農場だけでなく、半径5`以内の移動制限区域の養鶉・養鶏場の迅速な調査。当然ながら、タマゴや肉の出荷ができず、農家の経営を圧迫しかねないからだ。
 また、知事や市長は「卵や肉を食べて鳥から人へ感染したという報告はない。県民のみなさんには安心して消費してほしいように訴えてほしい」とマスコミ各社に切望したと、取材に行った地元記者が伝えてくれた。

 28日夜には、農場に近い神社の社務所で、緊急住民説明会が開かれた。地域住民からは「何でこんな事に」「早く終結させてほしい」など、いらだちの声があがったという。
 集まったのは約100人、周辺の160世帯を対象に自治会組織の緊急回覧板で徹底したという。説明会は、鳥インフルエンザ防疫対策部会の担当者が質問に答えた。
 住民から「ウズラの安全性に問題ないといいながら、なぜ、農場で、殺処分しなければならないのか」、「埋却後、周辺に影響はないのか」、「終結のメドはいつなのか」などの質問が出た。

●2月27日(金)議会運営委員会終了後、上京するために副議長室で準備していたら昼のニュースで「豊橋市で鳥インフルエンザ発生!」と流されていた。こんな大事な事が何故議会に報告されないのか」と市職員に連絡して、迷ったが新幹線に飛び乗った。

 みぞれ混じりで冷たい雨の中で東京ビッグサイトでの第2回国際太陽電池展(PV EXPO2009)へ。昨年初めて参加して、イノベーション企業の新エネルギー開発のすさまじい挑戦の姿に圧倒されたが、今回もまた、その進化は目を見張るものがあった。

 夜、川崎のビジネスホテルで市役所から転送されてきた「鳥インフルエンザの報告」に基き携帯電話とホテルの電話で情報収集。
 今回確認されたのは家禽(きん)の家畜伝染病に指定されているH7亜型の高病原性鳥インフルエンザに感染しているウズラが確認されたこと。県は直ちに特定家畜伝染病防疫指針に基づき、発生農場への部外者の立ち入り制限、周囲半径10キロ以内を移動制限区域とし、区域内の家禽、病原体を広げる恐れのある物品の移動禁止、食鳥処理場21か所の閉鎖などの感染拡大防止措置を講じ、現地では防疫活動が始まっている。また、同農場の飼育ウズラ32万羽は近く殺処分を行う予定。
 発生農場では25日まで卵などを出荷していたが、特に回収などはしない予定。近くには18戸の養鶉農家があり、約220万羽を飼養しているという。また、市内のスーパーでは27日午後には次々と卵の撤去が始まっているという。

●2月26日(木)午後、奈良県桜井市から、二人の公明議員がこども未来館の視察にこられた。視察後、「夏みかん並木」を案内し、自宅に立ち寄っていただいて種々懇談。桜の名所が多く、邪馬台国の卑弥呼の里での再会を約して別れた。「同志、遠方より来る」が嬉しかった。また、初対面ながら親しく懇談できるのも公明党ならではの事。

●2月25日(水)夜、定例の党員会。NEXCO中日本から来ていただいて「高速道路の安全走行について」レクチャーを受けた。春を呼ぶ3点セットで高速道路1000円が春休みにあわせて準備されている事に呼応した企画。参加された党員さんは目を輝かせて聞き入っていた。

●2月24日(火)午前10時からは「環境経済委員会」、午後から「広域連携調査特別委員会」。特に午後の委員会では「東三河市」への全体像が示され、注目の委員会となった。

●2月23日(月)午前中、議会運営委員会や理事会。午後は「総務委員会」。国に提出予定の「中心市街地活性化計画」が審議された。全体を通じて右肩下がりの中心市街地の流れを変えるようなワクワクするような項目は見当たらなかったのが残念。

●2月22日(日)午前中、いつもの6ヵ所で街頭演説。「春を呼ぶ3点セット―定額給付金、子育て応援特別手当、高速料金引き下げ」の実績をアピール。「景気・経済、一直線で戦っているのは公明党だけ」と締めくくった。午前の凛とした空気の中にも、春の到来を告げるかのような陽射しに途中からジャンバーを脱いだ程。
 午後、市民相談で回っている途中に、河津桜が花を咲かせているのに気がついた。春はもうすぐ。

●2月21日(土)麻生内閣の支持率がまた下がり10%前半の危機水域をさまよっている。
 中川へベレケ辞任で、与謝野氏が何せ、財務・金融・経済財政の3ポストを兼務するというのだから、目を覆う惨状。野党は自民党内の政権たらい回しよりも、もっとひどい「政権内の首相たらい回し」が始まったと批判しているが、これはメチャクチャな事態ではないか。どうする公明党!。

●2月20日(金)午後、長崎市議会から二人の公明議員が「こども未来館―ここにこ」へ。週明けの議運の打ち合わせや、業務報告が入りきちんと対応できなかったので、中部国際空港へ向かう名鉄電車で乗換駅の神宮前までつきあった。
 日々の日常活動の事、定額給付金への取り組み、衆院選への取組みなど車中で話し合う事ができ楽しかった。駅のホームで写真を撮り、再会を約し見送った。

●2月19日(木)午前中、各派代表者会議など、午後、第13回朝倉川530大会実行委員会。

●2月18日(水)午前10時から議員総会。市長から来年度予算について挨拶があり、財務部長、総務部長、企画部長などから新年度予算の概略、機構改革、実施計画の見直しなど次々と説明があった。

 佐原新市長が誕生して3ヶ月。佐原カラーがどのような形で予算に出てくるのか注目したが、折からの景気の落ち込みで約45億円の減収も予想され、なかなかチェンジを象徴するような予算にはならなかったのだろう。せめて、選挙で上げたアドバルーンの東京事務所と芸術ホールの見直しについては具体的な説明があるべきとおもったが、中途半端に感じた。

 夜、生活破産状態の家族の市民相談で、苦しい時間を過ごした。

●2月17日(火)午前10時から大阪・吹田市議会から公明議員4人が視察で来豊。午前中は子ども未来館―ここにこ、午後は市役所でIT農業、行政評価など。昼には市役所13階レストランで昼食、終了後は豊橋駅まで送る途中に「青陵街道夏みかん並木」を案内。

 その合間に、ライフポートとよはし中ホールで開かれた「第27回幼児交通安全クラブ大会」に来賓として出席。交通事故で父親を亡くした原体験から、豊橋の宝である幼児たちの交通事故撲滅に向けて、たゆまぬご努力をお願いした。

●2月16日(月)議会運営委員会などの会議が午前中続いた。いよいよ3月予算議会が始まる。

●2月15日(日)前日に続いて、小春日和の一日。名古屋の方から友人が家族ぐるみで豊橋へやってきた。向山公園の「梅まつり」、そして、渥美半島の「菜の花まつり」を案内。最近のテレビの旅番組や新聞で盛んに報道されているだけに、どこも人で一杯。春はもうすぐ。

●2月14日(土)4月中旬並みの天気に、梅や河津桜の便り。外は春の風情なのだが、気分は憂鬱。去年暮れから、気になっていた歯の治療で、結局、また一本抜く事になって・・・。「歯を大事にしよう」「80歳までに20本残そう」という言葉の意味が後悔と共にズシリと重い。

●2月13日(金)午前中は神奈川県藤沢市で「PFI手法の防災センター」を視察。担当していただいた林災害対策課長が熱心にレクチャーしていただいた。
 人口40万人面積69.51kuの藤沢市、人口がほぼ同じで面積は豊橋の1/4、防災面でも効率的なシフトを感じた。義兄夫婦が住んでいる関係で、何度も訪れまちの中を何度も動き回った藤沢市。しかし、視察で訪れたのは初めてであった。それだけに親近感があり、楽しい視察の時間だった。

●2月12日(木)午前10時から彦根市議会の議会運営委員会が視察に来豊。「中学高校時代はよく遠足ででかけた彦根のまちの移り変わりをずーっとみてきました。それだけに懐かしく身近に感じています」と歓迎し、議会運営のことなので、時間の許す限り議論に参加した。

 午後からは、「ひかり」で上京。東京ビッグサイトでの第33回地球環境とエネルギーの調和展「ENEX2009」に参加した。トップレベルの日本の省エネ・環境技術にすっかり圧倒された。

●2月11日(水)昨日から市内の安久美神戸神明社を中心に「鬼まつり」。春ももうすぐ。

 朝早くから、町内会の役員さんたちと「雪の白川郷と高山散策」の日帰りバスツアーに参加。さすがに、白川郷では吹雪で、雪の中に佇む合掌造りはまた最高の風情。3300円の格安バスツアーだけに参加者も多く、バス11台を連ねたツアーを楽しんだ。

 何よりも、帰りのバスの中で放映されたビデオ「マリと子犬の物語」に最高に感動した。中越地震を舞台にマリと子犬を中心に、故郷を離れなければならない山古志村の人達が織り成す人間ドラマだった。懸命に生きようとする村の人達に村長や町職員が「俺たちには何もできないのか」と自問自答するシーンには、地方議員としても重い言葉として受け止めた。思わぬ映画鑑賞が、自分に大いなる感動と元気を与えてくれた。

●2月10日(火)午後からアクトシティ浜松を中心会場に「三遠南信サミットIN遠州」が開かれた。全大会では江口勝彦PHP社長・道州制ビジョン座長)の「地域主権型道州制」についての基調講演もあった。また「三遠南信地域連携ビジョン推進会議」も立ち上がった。

 特に16回目の今回、特筆されるのは、三遠南信道と浜松三ケ日・豊橋道路建設促進のための議員協議会が設立され、第1回総会が行われた事。初代会長が浜松市議会議長が、副会長にそれ以外の議長が、そして3議会の副議長が幹事として役員となった。今後は国への陳情活動などを通じて、早期実現を目指していく事になった。

 懇親会などを終えて、帰宅したのは午後9時。本来なら二日がかりのイベントが一日に集約された分、会場移動も多く、その中で7つの会合をこなし、さすがに疲れた一日だった。

●2月9日(月)午前10時から議員団会議。午後からは小平市から公明党議員団が英語特区と子ども未来館の視察に来られた。市役所13階のレストランで共に会食し、午後1時からは歓迎のあいさつをし視察に立ち会った。

 また、午後3時からは市議団で「定額給付金と子育て支援特別手当」の運用について市長に要望活動。定額給付金については、実際に市民の口座に振り込まれるのは5月中旬になること。またプレミアム商品券など有効な活用については市商工会議所と話し合っているが、都市規模も大きく、なかなか難しい由。

●2月8日(日)夜、市公会堂で「公明党国政報告会」。草川昭三副代表が「公明党が連立政権に参加して10、数々の実績を上げながら、経済の安定と政治の改革に取組んできた懸命な歩みを紹介しながら、ぶれない公明党の現場主義路線に対して水かさを増すように評価が定着してきた。
 しかし、また、それを嫉(ねた)み、それを面白くなく思う勢力が増幅しているのが政局一辺倒の国会運営に鋭く影を落としている」ことを強調しながら、「今や、公明党は自民党を引きずるくらいの力を持ち出しました。どうか、自信をもっていただいて、生活を守るために、公明党の底力に変わらぬご支援をたまわりたい」と力説した。

 受付で支持者の皆さんをお迎えし、見送ったが、日曜日の夜、それも寒い中、集まっていただいて、誰一人最後まで帰られる人はいなかった−これが公明党の強さだと実感した。

●2月7日(土)午前中、凛とした、冬の陽を体一杯に受けて、街頭演説に徹した。「定額給付金に対して様々にマスコミは批判していますが、海外ではこの百年に一度の経済危機を乗り越えるために、給付つき減税は世界の流れなのです。豊橋市でも急ピッチで準備が進んでいます。春を呼ぶ定額給付金に市民の皆さん大いに期待してください!」と。
 いつもの団地4ヵ所、スーパー3ヵ所を予定どうり頑張った。

●2月6日(金)午前9時からは、副市長も同席し、会派代表者会議。午前10時には鳥取市議会公明党の皆さん5人が子ども未来館―「ここにこ」へ視察に来られたので、出迎えし、歓迎した。

 午後からは、津島市で開催された愛知県市議会議長会総会に出席。名古屋市議会の副議長の小島氏、岡崎市の坂井氏、瀬戸市の岩永女史など公明会派の7人が参加していて、定額給付金の進捗など情報交換。来賓として歓迎の挨拶された伊藤文郎津島市長も「定額給付金による活性化策について大いに情報交換していただいて、行政と議会がその責務を果たしてまいりたい」と挨拶された。

●2月5日(木)視察、出張中の議長に代わり、県奥三河総合センターへ。

 国土交通省中部地方整備局と愛知県が、北設楽郡設楽町地内に建設する設楽ダムの損失補償基準および建設同意交渉がまとまり合同調印式が行われ、その歴史的現場に立ちあった。
 水没関係者はじめ設楽町、議会とそのOB、下流受益団体代表らおよそ300人が見守る中、豊川流域全体の一体的発展を願って、それぞれの代表が協定書に署名、押印した。昭和48年11月に計画申し入れ以降36年の歳月が流れ、貯水量9,800万d、総事業費3,000億円の巨大公共事業「設楽ダム」はいよいよ建設に踏み込む。
 設楽ダム対策協議会の大久保会長は「本当に長い間、このダム計画と戦ってきた。今日の結末を知ることなく、他界した者も少なくない。私の妻もその一人です。補償基準の内容は、要望がすべて取り入れられたものだとは思っていないが、時代の流れや現在の社会情勢を認識し妥結を決めた」と訥々と挨拶されたのが印象的だった。
 また、設楽町の加藤町長は「ダムは私たち地元が望んだものではありません。それだけに、町民の、特に水没地権者の気持ちにしっかり応えていただきたい。そして生活再建、地域再生などの約束をきちんと果たし、“後世に残る立派なダム”にして欲しい」と訴えた凛とした言葉が会場に響いた。

 帰りに、新城文化会館での「東三河シニアリフレッシュシンポジュウム」に参加してきた。

●2月4日(水)九州視察二日目。福岡市の「ロボットに出会えるまち」を西日本テレビ放送会館にある「ロボスクウェア」で視察。

 早めに会場についたので、エレヴェーターで海浜タワーとしては日本一という高さ234mの福岡タワーに昇った。シーサイドももち海浜公園が冬の陽に生えていた。アジア太平洋博覧会会場でもあったこの地に家族で訪れたのは、18年前である。あの頃はヤフードームが建設中であったが、すっかり整備された巨大なまちになっていた。

●2月3日(火)中部国際空港から熊本へ。冷たい雨に煙る熊本城を正面に見て、熊本市役所14階のレストランで食事。

 午後からは、熊本市議会の「議会改革について」と公明党熊本議員団のローカルマニフェスト「熊本フューチャービジョン」について学んだ。

●2月2日(月)登庁すると教育部より緊急の業務報告。
 今朝未明、市内でパトロール中の警察官らが、2人乗りの原付バイクを発見し、うち1台の後部座席に乗っていた中学2年生男子生徒に職務質問したところ、生徒は激しく抵抗。警官は拳銃を奪われそうになったため、拳銃を2発、威嚇発砲し、現行犯逮捕。逃げた残る3人も捜査しているとのこと。

 午後は市役所ロビーで「とよはしの匠認定証授与式」。

●2月1日(日)今日から、2月。プロ野球のキャンプも一斉に始まった。4月3日の開幕の併せて2ヶ月間の鍛錬、鍛錬の日々なのだろう。それと同じように、これからの2ヶ月、地方議員としても極めて重要な二ヵ月である。己が原点と足元を固めてしっかりと寒風の中を走り抜けたい。決戦の春に向けて。


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