★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

08年12月 師走!総仕上げの師走!
●12月31日(水)激動の2008年が終わる。そして、迎える2009年は決して生易しい時代ではないだろう。政治的にも課題は山積し、何よりも間違いなく政治決戦も行われる。しかし、この危機をある意味で楽観的に、一つ一つの課題に丁寧に挑戦していきたい。覚悟を決めて。

●12月28日(日)年末の「三八朝市」で、今年一年のあいさつをしながら「ひでレポ」配布。冷たい風が吹きぬけ、今年最後の朝市なのに出店者も少なく、買い物客も少なく、効率も悪かったが元気に昼まで頑張った。

●12月27日(土)年末年始に配るための「ひでレポ」がまとまらない。遅々として進まない。副議長という政治的中立性を保たなければならないという意識が、いつのまにやら、かっこつけてばかりいる自分にしていることを猛省。

●12月26日(金)今年は28日が日曜日のため、今日が「御用納め」。
 昼に、議会事務局職員の皆さんと昼食を共にし、一年の労をねぎらいながら懇談した。

●12月25日(木)午後、豊橋市内の地元地方紙の本社で東三河5市議会議長が新春懇談会のため集結。議長に同行してきた副議長や事務局長とは、その時間に自然史博物館を視察。夕方、再び合流して情報交換会。

●12月24日(水)午後、介護保険制度や障害者自立支援計画について福祉教育委員会。

 夕方、支援者の見舞いで浜松の聖隷三方原病院へ。この病院の小堀ドクターは人工膝関節手術のスペシャリストとして有名で、全国からドクターを慕って多くの高齢者が膝や腰の治療に入院しているという事実を知った。

●12月23日(火)自民、公明両党の間で論議されていた、税制抜本改革の「中期プログラム」が合意したことをニュースが伝えている。
 政府案に盛り込まれた、消費税率引き上げ時期を3年後の「2011年度」は明記する一方で、公明党に配慮して今後3年間、景気回復に取り組む表現をより強めたという。麻生内閣支持率が20%を切り末期症状だというのに、3年後の消費税率引き上げにこだわる麻生首相の真意がわからない。

●12月22日(月)12月定例議会最終日。2億2千万円余の補正予算や、昨年度一般会計予算や特別会計決算認定、市営住宅条例の一部改正など39議案を可決。「学童保育充実を求める請願」や「少人数学級の拡充を求める請願」を趣旨採択、「不安定雇用の解消」などの意見書4件も採択などして閉会。

●12月21日(日)京都の西京極陸上競技場を発着点とする高校駅伝に愛知県代表で出場した豊川高校女子と豊川工業高校男女チームが大健闘。
 特に女子の部で豊川高校が初優勝という快挙を成し遂げた。創部3年目、予想されたなかでの想定通りの優勝は見事としかいいようがない。いつのまにやら駅伝のまち−豊川が全国発信されていることに気がつく。

●12月20日(土)夕方、豊橋駅前に今秋オープンしたホテルのレストランで東三河の市長をはじめ、経済界や医師会の代表者の夕食会に参加させていただいて、当面する地域課題について懇談する機会を得た。特に、道路問題や医師不足問題など現場の抱える様々な問題の本質が本音で語られた。

●12月19日(金)今日から豊橋市内を国産初の全面低床車両LRV−愛称「ほっトラム」が走り出した。午前10時過ぎの発車式には、同時刻の議会運営委員会の関係で参加できなかったが、約1時間間隔で、青空の下で気品を漂わせて市内を走り抜けていて、全国から集まった鉄道ファンだけでなく、多くの市民が待望の新車両を見守っていた。

 午後、市議会へ記念グッズを持ってあいさつに来られた豊橋鉄道の水野社長は、「何としてもこのLRV運行を契機に、路面電車の生き残りに向けて努力したい。議会の皆さんの後押しを心からお願いする」と力強い言葉に、赤字運行が続く中で2億円余の最先端の車両を導入した決意の程がうかがえた。

●12月18日(木)急速な景気後退で解雇や契約打ち切りが進むなか、自治体や民間会社が仕事や住居を失った人を支援する動きが活発になっている。臨時職員とし雇用する動きや、公営住宅への入居を通じ、少しでも安心してクリスマスや正月を迎えてもらおうという情が嬉しい。
 豊橋市内でも東海地区の派遣会社でつくる協同組合が38部屋を用意したという。

●12月17日(水)一般会計決算二日目。議論は夕方5時前に全会計を認定して終了した。

 夜、議員野球部の忘年会が市内で。農業委員会とのソフトボールの試合も含めて5試合行って1勝4敗に終わったこの一年。集った18人で大いに飲み、語りあっての2時間だった。

●12月16日(火)議会は今日から、付託された一般会計と特別会計の決算委員会。一生懸命に質疑を展開する一期生議員の意欲が目立つ。

●12月15日(月)一般会計予算特別委員会。「12月議会の時点で約12億円の前年度繰越金が見込まれる中で、市独自の不況対策、雇用対策をスピード感を持って取組むべきではないのか」という趣旨の質疑が展開されたが、「100年に一度の経済危機」という危機感がまだまだ他人事のようにしか行政には伝わっていないというのが実態ではなかろうか。

●12月14日(日)今夏の盆過ぎにタイ・バンコックへ赴任した息子。やっと落ち着いたタイの国情に、日常の平穏が戻ってきたようで、冬用のジャケットなどを送ってくれとメールあり。
 「タイに来てまだ3ヶ月でこのような騒動に出くわしたけど、行く先々で本当に多くの人に協力してもらって、自分のお客様に事故無く、怪我無く、日本にご帰国頂くことができて多くの方に感謝しつつ、今はとにかくホっとしています。
 また、国際電話になるにも拘らず、日本帰国後すぐに多くのお客様から携帯にお礼のお電話を頂き、これもまた現地の仕事をしていなかったら感じることができなかったことだなぁとしみじみ思っています。
 恐らくこれからタイの観光業界には冬の時代が到来すると思うけど、とにかく日々楽しく、明るく、誠実に、全力でやっていくつもりです」と。

 頑張っている姿が浮かぶようで、それが嬉しい。

●12月13日(土)昨日、麻生首相が発表した23兆円の追加経済対策について、各一般紙が様々な切り口で伝えている。
 「米国発の金融危機はいよいよ実体経済へ影響し始めている」とし、景気後退や雇用悪化に対応するために「生活防衛のための緊急対策」を発表した麻生首相は消費税については「大胆な行政改革の後、経済状況をみたうえで3年後に消費税率引き上げる考えに変わりはない」と念を押している。
 新聞各紙は「消費税に慎重な公明党との”深まるミゾ”」と揶揄しているが、麻生首相の消費税上げの明言は吉と出るのか、凶と出るのか、答えはあまりにも明白である。それでもこだわるところが麻生流なのか。

●12月12日(金)午前中は環境経済委員会。午後は総務委員会。

●12月11日(木)12月定例議会は今日から常任委員会。
 午前10時からは建設消防委員会、午後は福祉教育委員会。特に福祉教育委員会では北部学校給食センターのPFI事業や指定管理業者指名について、また請願では放課後児童クラブ、少人数学級問題など、重要な課題について目一杯の議論が午後5時過ぎまで続いた。いずれも起立多数で、また請願は趣旨採択で決着をみたが、今後とも大いに議論が展開される必要がある。

●12月10日(水)市議会一般質問三日目。公明会派の二期生議員−鈴木博、沢田都史子両議員が、地球温暖化への対応や自殺防止対策、「妊婦健診」完全無料化などにきちんとまとまった質問を展開し、前向きな答弁を引き出した。
 二日間、午後は3時まで議長席に座って議事を進行したが、何とか責任を果たせた。

 夜、本年最後の「総支部党員会」がライフポート・中ホールで行われた。世論調査では何かと評判の悪い定額給付金や二次補正予算を来年の通常国会に先送りしたことなどについて、パワーポイントを使っての政治学習を担当した。年末の忙しい中で参加した党員に「麻生内閣支持率が急落しているからこそ、公明党が頑張らなければならない」という思いは伝えたかった。

●12月9日(火)市議会は一般質問二日目、6氏が、経済危機対策や産廃施設建設計画への対応などの、重要課題を質した。
 市南東部に焼却施設建設計画を進める産廃処理会社が市の指導を無視し、設置許可申請書を市へ提出した問題については、関係する地域から多くの住民が傍聴に訪れ緊張した質疑となった。
 当局は「法規定に基づく事業者の設置許可申請とはいえ、市の行政指導に従うことなくなされたことは遺憾であり、申請に対し厳正な審査を行う。また業者には環境保全協定に向けた協議を続けるよう強く指導する」と答弁したのが精一杯。この件に市長が答弁する姿勢を示さなかったのは残念。

●12月8日(月)市議会12月定例会は新市長の所信表明に対する5会派の代表による代表質問が行われた。東三河合併による政令市の実現、東京事務所開設、芸術ホール建設見直しなど、選挙公約に掲げた諸施策を質した。また、景気の急減速から、税収の大幅な落ち込みという逆風の中での船出であり、市政かじ取りの困難さもうかがわせた。

 佐原市長は、就任後初の議会答弁であり、すべての質問にひとりで答弁された。しかし、議論の中で、なぜ東京事務所の開設が必要なのか、なぜ入札広告までした「芸術ホール」の計画見直しがなされるのか、なぜ東三河の合併が必要なのか、三河港の発展のために三河港振興会の組織のどの部分の強化が必要なのか・・などは最後まで明確には伝わらなかった。

●12月7日(日)午後、ライフポート・コンサートホールで豊橋交響楽団第101回定期演奏会。ベルリンフィル所属の安永徹コンサートマスターのバイオリンや、市野あゆみ女史のピアノ独奏も交え、交響曲の世界に浸った。

●12月6日(土)午前10時からJAあいち東三河センターで「農産物品評会褒章授与式」に出席。市議会議長賞を受賞されたミニトマト部門の早川さんに賞状と楯などを贈呈し、ご努力を讃えた。
 日本一の豊橋の農業、その現場で汗をかく皆さんには、たゆまぬご苦労があるのだろうが、陽に焼けた農業人の顔がどなたも素晴らしい。会場の外では同時に農産物フェアーが行われていて、多くの市民でにぎわっていた。

●12月5日(金)午前10時から議会運営委員会。いよいよ来週から新市長への代表質問、一般質問が始まる。

 夜、テレビ「キンスマ」は高橋尚子特集。自ら集大成と位置づけた名古屋国際女子マラソンでまさかの惨敗。極秘に右ひざの手術を受けていたことを明かした高橋。苦闘の末に、それでも最後の五輪挑戦に望んだ「焦り」や「不安」…。「あきらめなければ夢は叶う」と走り続け、そして叶わなかった人間・高橋尚子の実像に学ぶ事多し。

●12月4日(木)午前10時半から「ティーズ番組審査会」。インターネットと映像と電話が一体になり、その区別がなくなりつつある時代、そして近づく地デジ時代のなかでの地域ケーブルテレビの役割について活発な意見交換が行われた。受信料を払って観ているのはNHKとティーズ、それだけに直一層の地域密着の番組作りを期待したい。

●12月3日(水)午前10時から一般質問通告の締切りと抽選会。代表質問の5人に、12人の一般質問。市長も変わり、今度は議会も大きく変わらなければならない。真剣な議会論議を臨みたい。

●12月2日(火)学童保育や少人数学級に関する請願や、市北部方面の巡回バス設置を求める陳情などが相次ぐ。

●12月1日(月)12月定例本会議第一日。佐原新市長の施政方針が約20分にわたって話された。前市長よりも12才差の若さと12年ぶりの保守自民系の市長の第一声だけに、注目したが、極めてオーソドックスに、かつ冷静に(ここらが東大卒の官僚出身の所作なのだろう)「チェンジすることのできない組織に将来はない」、「このような時期に市政を担うことを、誇りとして新しい豊橋をつくっていきたい」と、チェンジ・チャレンジ・クリーンを柱に抱負を明らかにした。
 「100年に一度」という経済危機に直面しているだけに、踏み込んだ地域経済対策を期待したが、それらはこれからという事なのだろう。8日からの代表質問、一般質問を見守りたい。

●11月30日(日)延び延びになっていた県本部大会を兼ねて議員総会が名古屋で。
 党幹部を代表して話された草川副代表。「来年、早々に召集される通常国会。第二次補正予算を通し、新年度予算を通すということも、決して生易しい事ではない」と麻生政権の抱えている衆参ねじれ政局の厳しさを話していただいた。

●11月29日(土)午前中、地元小学校の学芸会へ。「感動いっぱい、拍手いっぱい 光かがやけ旭の子」をテーマに元気な演技が続いた。難しいテーマ「もしも原子が見えたなら」という難しいテーマに挑戦した5年生の劇や、6年生の「ぼくたちの町にも戦争があった(豊橋空襲物語)」は見ごたえのある時間だった。子どもたちに元気と感動をもらった。

 夜、NHK杯のフィギュアグランプリで豊橋出身の鈴木明子選手が銀メダル、健闘を讃えたい。

●11月28日(金)東三河県事務所前のイチョウ並木が今年も鮮やかな黄色を演出している。

 10時からは12月議会を前に議会運営委員会。新市長を迎えて初の定例議会だけに、市長の施政方針演説や代表質問など、一つ一つが新鮮に感ずるのはトップのチェンジによるもの。その意味では人が変わり空気が変わる事は大いに刺激的である。

●11月27日(木)10時から市長への新年度予算編成への要望活動に公明党市議団の一員として参加。
 市長との懇談の中で「東三河9市町村の合併に向けては、16万人のコンパクトな町となった豊川市の動向に留意しなければならない事。芸術ホールの見直しについては、本市の文化行政や本市全体のコンベンション機能などの大局にたっての再議論が必要なこと」を話した。


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