★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

08年10月 この戦いは勝つ!
●10月31日(金)昨日の麻生首相の記者会見での「3年後の消費税段階的上げ」。
 「国民に申し上げなくてはいけないことはきちっと申し上げながら政権運営をしていくんだという決意の表れだ」と河村官房長官。このような評価は確かにあるが、それはエコノミストや政治家、官僚の評価であって、肝心の国民はどのように聞いたのであろうか。

 この事が次の衆院選に「凶」とでるか「吉」とでるか。また日本銀行は金融政策決定会合で、短期金利の誘導目標を0.3%と苦渋の決断。

●10月30日(木)ハウステンボス駅から今度は東へ。九州の経済の厳しさを車窓から見る思い。

 夕方の麻生首相の記者会見で、11月末と見られた衆院の総選挙が先送りされることが決定的となった。金融危機や景気後退への対策を最優先すると表明したことにより、総選挙は年明け以降にずれ込む公算が大きくなった。
 こうして解散・総選挙がズルズルと時期を失い、長引けば長引くほど、定額減税は地域振興券方式でなどとバラマキ感が一層強くなってきたし、赤字国債やむなしから、消費税増税論議まででてくると、もはや白けムード。

 だからといって、来年度予算案を成立させて解散というわけにもいかないだろう。政権の最大の特権は予算編成であるから、国民は限りなく反発するだろう。であるならば、解散時期は限りなく任期満了に近づいていくのだろうか。
 そこまで、参議院のねじれの中で麻生内閣が持ちこたえることができるかどうかは別である。

●10月29日(水)朝8時過ぎに豊橋駅を発って、名古屋で「のぞみ」に、博多で「みどり」に乗り換えハウステンボス駅へ。

 JR全日空ホテルでの午後3時からの「役員会」そして4時からの「全国競輪主催地議長会臨時総会」、意見交換会に出席。
 「競輪事業のさらなる改革を求める陳情」などの審議の中で、長引く経済不況や、昨今の底なしの金融危機の中で、一層、厳しくなった競輪事業の実態が浮き彫りになってきていて、会合は終始厳しい雰囲気であった。
 また、議長会会長である宇都宮市議長から「競輪収益の充当事業の明確化」について事例発表があったが、傾聴に値する内容であった。

●10月28日(火)兵庫県芦屋市議会から、会派「イーブン」の5議員が来訪、歓迎した。

 昼は市内のホテルで内外情勢調査会豊橋支部懇談会に出席。講師は福山大学客員教授田中秀征氏。「最近の政治情勢と経済」と題し、自公政権の行方、小沢民主の戦略、そして未曾有の経済混乱について、淡々と、率直な話が続いた。
 名刺交換のときに「伊藤さん、話は公明党には厳しい内容になると思いますよ」と言われたが、昨今の政治と経済について忌憚のない講演を聴くことができた。

●10月27日(月)議長が、今日まで鹿児島へ出張中のため、留守を預かる一日。産業部長の業務報告や来客など多忙。思い切って、午後からは副議長室を離れ、リフレッシュにあてた。

●10月26日(日)朝9時からは曇天の中で「豊橋スポーツフェスタ」(豊橋市民体育祭)、鹿児島へソフトバレーの選手として遠征中の議長に代わって、開会式であいさつ。
 「先週は、豊橋市がまつり一色で彩られ、ええじゃないかのダイナミックなリズムが町中に溢れました。
 そして、今日は58回の歴史を重ねた”スポーツフェスタ”です。校区の代表として、いい汗をかいてください。東の市民球場では全日本女子ソフトボールのリーグ戦が行われていて、北京オリンピックの金メダリストも出場していて沢山の観客が詰めかけています。西のスポーツ広場では全国凧揚げ祭りが開かれていて、市内はスポーツ一色です。スポーツのまち−豊橋の面目躍如です。
 そして、この大会が終わると、豊橋は大事な政治の季節を迎えます。市長選挙への市民の皆様の大いなる関心と厳しい監視を市議会としてもお願いいたします」と

 午後10時からは市身障者会館で「障害者スポーツ大会」。250人の障害者や父兄が集まって、屋内体育館で開かれた。笑顔でゲームに興じる障害者たちにエールを送った。

●10月25日(土)午後から、議会に陳情などが再三提出されている問題の産廃現場を訪ね、周辺地域の皆さんの声を改めてお聞きした。

 夜は「全国凧揚げ祭り前夜祭」に出席。北海道「びばい凧の会」や沖縄の「日本凧の会石垣支部」、それにオーストラリアからも参加団体があり約250人の大パーティ。勇ましい「三州幸田太鼓」も披露され、全国から出品された凧のセリも行われ賑わった。

 セリーグクライマックスシリーズ、中日、力尽きて終戦。3位からの日本シリーズ進出は無残に消えた。「5年間で最高に悔いのない一年だった」と落合監督。「万全の準備で、昨年の屈辱を果たした」と原監督。指揮官としての覚悟と、準備を教えられた。

●10月24日(金)午前9時半からは福井市議会教育民生委員会の皆さんが「子ども未来館」の視察に来られ歓迎した。子育て日本一の福井市の議員さんが子ども未来館にどのような印象をもたれるのか、興味があり、最後までお付き合いした。

 午後からは、「愛知県花き温室園芸組合連合会50周年記念大会」に来賓として出席させていただいた。原油高、消費低迷の中で難しい局面に差し掛かっている花き温室園芸業界がこの危機感を共有し、乗り越えようとする熱意が頼もしかった。
 総会後、一柳斎貞花講談師の「戦国武将に学ぶ生き残りの戦略」を拝聴した。

●10月23日(木)午後からは雨、予定される福祉教育委員会での南部図書館、病院経営改革プランについてレクチャーを受け、図書館のあり方や市民病院の現状について意見交換した。

●10月22日(水)すっかりリニュアールされた藤枝駅に降り立ったのは45年ぶり。高校3年の夏、高校サッカーのインターハイ予選東海大会で完膚なきまでに打ちのめされた藤枝東高校のサッカーに衝撃を受け、東海何号だったかとにかく準急で大垣からやってきて、藤枝東高校グランドまで歩いて、練習を見に来た。
 そして、グランドの松の木の陰で練習を見て、またショックを受けて、帰りに藤枝駅で「サッカー最中」を買ってみんなでむしゃくしゃに食べた思い出が蘇った。

 視察目的の藤枝市文学館は多くの藤枝市民が、秋の陽の下でジョキングや散歩に汗を流す蓮華寺池のほとりに静かに佇んでいて、好感が持てた。二人の学芸員さんが親切に対応していただいたのもよかった。

●10月21日(火)東京へ、東京ビッグサイトでの「地域情報化推進フェア2008」に参加。多くの情報関係企業の行政情報システムの展示とデモンストレーションが行われていた。また、会場内では解説・事例発表が行われていた。また国際会議場では「ITで変わる地域社会」をテーマに講演会も行われていて行政関係者で賑わっていた。

 何人かのメーカーの説明員に「膨大に膨らむITコストを広域共有化で縮減できないか」と問題提起したが、「納税者の一市民としてはその通りだと思いますが、メーカーの社員としては何ともお答えのしようがありません」という返答しか返ってこなかったが、従来の持論について大いに議論できた事はよかった。

●10月20日(月)「豊橋まつり」が終わって、新しい週が始まった。朝5時過ぎから「ひでレポ」を配り、午前7時過ぎには、この東田交差点に立つ。そして、家に戻って7時45分からBS2で「だんだん」を見ながら朝食を取る。それが日常生活のリズムになってきた

 「皆さんおはようございます。朝早くからの、ご出勤ご苦労様です。交通事故にも充分に気をつけられまして、実りある一週間でありますように、頑張ってください。
 私たち公明党は、今日も明日も、黙々と日本の新しい政治の展開のために、どこまでも生活現場主義で頑張ってまいります。

 今や私たちの市民生活は緊急事態です。だからこそ公明党は定額減税の実現に懸命なのです。中小企業も緊急事態です。ゆえに保証・貸付制度の拡充に取り組んでいきます。年金暮らしの皆さんも諸物価高騰で、大変です。だから、公明党は物価上昇分を年金に上乗せできるように政府に迫っているのです。

 家計を元気に!中小企業に活力を!そして、この国に勢いを!われらが公明党代表太田代表が育ったこの東田の地から、公明党への支持拡大の輪を幾重にも広げてまいりたいのです。市民の皆さんの賢明なる判断を、そして、暖かいご支援を公明党にお寄せください!」

 午後は、岡山県玉野市議会の建設消防委員会の皆さんが視察に豊橋へ。委員の中に議長の三宅一典氏がおられたが、公明党である。うれしかった。

 夜、支持者周りを終えて帰ってきたら、セリーグクライマックスシリーズの大詰め。阪神押えの藤川と中日4番のウッズの一騎打ち。そしてツースリーから放たれた大きなツーランホームラン!男と男のプライドと技術のぶつかりあいに堪能、感激、そして痺(しび)れた。

●10月19日(日)豊橋まつり二日目。広小路通りでの「ええじゃないか」パレカ(パレードカーニバル)の激励。東京から来て頂いた「まつけんのええじゃないか」の踊り振り付け士の真島茂樹氏が「ええじゃないかガールズ」を先頭に幼稚園児の鼓笛隊パレードや、地元企業のパフォーマンスパレードが延々と続く。

 午後からは「市議会見学ツアー」の担当で、議場や、委員会室、議長室などをコースに従って案内。日頃は縁遠い議会を沢山の人に見学していただいた。二日間で延べ見学者は1,100人を越えた。

 夕方の「自治会・クイーン合同懇親会」に出席。挨拶の中で「校区を代表したクイーンのみなさんが地域自慢を誇りを持って紹介しておられる姿に、豊橋のあるべき地域自治を見る思いでした」と激励した。

 最後の公務は市公会堂で行われていた「豊橋歌謡選手権」の表彰式。準優勝は市議会議長賞も兼ねており、「サムライ」を歌った岡村文恵さんに賞状とトロフィーを贈った。

 市民の皆さんの積極的な参加と、爽やかな秋晴れの下で「豊橋まつり」はフィナーレ。そして、いよいよ11月9日の市長選、月末の衆院選と熱い季節を迎える。

●10月18日(土)澄みきった秋空のもと、第54回豊橋まつりが開幕。朝9時からの公会堂前での自治会長・祭りクイーンとの記念撮影、オープニングセレモニーと忙しい2日間が始まった。「ええじゃないか豊橋」をテーマにした祭りに改めて3年目となり、すっかり定着感がある。関係者のご努力に敬意を表したい。

 また、名物の「造形パラダイス」も今年は「不用品」を使ってのいアイデアに富む作品も多く、好感が持てた。

 夜は、3年越しの雨の心配ない「市民総踊り」、約1万人が「まつけんのええじゃないかU」などのダイナミックなリズムに乗って、各団体の趣向を凝らしたゆかたや法被、ユニフォームで熱気に包まれた。野崎副市長や各校区自治会長と共に激励台で、拍手を送った。

 セリーグのクライマックスシリーズ中日×阪神。エース川上の奮闘で中日が完封勝ち!幸先のよいスタート。

●10月17日(金)午前10時から議運理事会。来年度議会予算や議会改革について。夜は明日からの「豊橋まつり」前夜祭が、商工会議所で。愛大応援団が盛り上げに一役、また商工会議所青年部が「ええじゃないかパフォーマンス」を披露するなど楽しかった。

●10月16日(木)特に公務なく、一日中秋雨。朝早くからの「ひでレポ」配布や街頭演説でバテ気味。新聞情報など整理。

 参院予算委員会での石井一氏の「公明党・創価学会について」を無理難題を並べ立てる質問が続いた。国会史上に残る愚問であろう。

●10月15日(水)昨日から議長が「研究フォーラム」の出席のため釧路へ。留守を預かる副議長としてはそれだけでも神経を使う。

 金融危機が株価を極端に乱高下している。世界恐慌がやってくる−決して他人事ではない厳しい現実が、市民生活を直撃する。政治家は国も地方も心して「生活を守るため」に戦わなければならない。政局・解散どころではない。

●10月14日(火)懸案の北部学校給食のPFI事業、結局、当初からの1社で契約する事になった旨、教育部長から業務報告。

 3日前の10日に、岩田運動公園に設置された「お助け自動販売機」が13日未明に、防犯カメラが取り外され、自販機に「監視社会」「監視」などと落書きされていることがわかり全国にニュース配信された。
 安全・安心のまちづくりが進む中で、それを住民監視と見つめる市民がいることを、考える。

●10月13日(月)朝早くから、「ひでレポ」を配る。連休中であり、家の周りを掃除したり、ウォーキングしたりしている地域の人達と結構、顔をあわせる。前日、バレーボール協会の祝賀会に出席した近所の方に、別れ際に「伊藤さんの新聞を楽しみにしています」の一言が嬉しくなって、また頑張るエネルギーが沸いてきた。

 8時半ごろからは三八朝市で「定額減税 推進 公明党」の旗を立てて「総合経済対策」のパンフレットを配った。「あの人、公明党だった」とパンフを受け取った二人連れが話していくのを漏れ聞くと、何となく「何くそ」と勇気が沸いてきて、一生懸命に頑張って配った。途中から共産党がやってきて「老人をいじめる後期高齢者医療制度を廃止するために、比例区は日本共産党をお願いします」と街頭演説を2ヵ所で行っていたので、余計に力が入った。

●10月12日(日)午前10時半から、市内のホテルで開催された「第24回 530運動推進小学生ポスター大会表彰式」に出席し、特別賞10人の方の中から議長賞を贈呈した。一枚一枚がスライドで映し出され、審査員の一口講評がなされたが、受賞者たちの鋭い感性と明るい色使いには学ぶ事が多かった。挨拶の中で「朝倉川を守る会」の18年の活動の中から、身近な実践活動が、地球環境問題につながっている事を話した。

 昼は、安城市まででかけ、三河に住む中学の同級生たちと、昼食を共にしながら、45年まえの思い出話に花が咲いた。

 夜は、再び市内に戻って「豊橋バレーボール協会創立60周年記念祝賀会」に出席。かって豊橋東高校女子バレーボール部が、1950年代から60年代にかけてインターハイ、国体などで10回全国制覇した時のメンバーやママさんチーム、ソフトバレーの愛好者たち、約300人が集い盛大に開かれた。ダイナミックなハモンドオルガンや県立豊丘高等学校和太鼓部の鮮やかな演奏が披露された。

 同協会の神野会長は、関係者のこれまでの貢献に謝意を示し「今後は指導者の育成・発掘に努め、優れたリーダーとともにバレー王国豊橋を復興させたい」と決意を披露し、盛り上がった。

●10月11日(土)午前中は街頭演説を5ヶ所で。

 午後からは、岐阜県関市から「せき親善大使」が刃物まつりのPRにこられた関係もあり、岐阜県関市の「刃物まつり」、来春の豊橋に開設予定の「ファーマーズマーケット」の調査のためJAめぐみのが2年前にオープンさせたファーマーズマーケット(農畜産物の大型販売店)「とれったひろば」、そして11日から始まった「第15回 美濃和紙あかりアート展」を同僚議員と視察した。

 ともにコンパクトなまちが展開する、ほのぼのとした、知恵と戦略性を含んだ企画であり、施策であり、地方の生き残りをかけた真剣さ、必死さが感じられた。
 また、美濃の「あかりアート展」の人ごみの中で審査員の堀木エリ子氏(和紙アートディレクター、2003年にウーマン・オブ・ザ・イヤー賞2003、女性起業家大賞受賞)にお会いできたのは幸運だった。

●10月10日(金)午前10時半、山梨県甲府市議会の民生文教委員会の7人の皆さんが「児童クラブについて」の視察に来豊された。2年前に甲府市で「町なか再生について」視察させていただいたり、今年は甲州市や北杜市を視察させていただき、ことの他、親しみのある山梨の県都だけに歓迎の挨拶を述べ、共に勉強させていただいた。委員長は公明党の渡辺礼子議員。

 午後は、岩田運動公園で行われた「おたすけ自動販売機」の運用開始式に出席し、挨拶。コカ・コーラセントラルジャパン(株)の皆さんのご尽力により、全国初の試験運用が豊橋の地で始まった。自動販売機に110番電話機が設置してあり、赤い回転灯が回り始め、カメラが監視する施設。
 「本来、おおらかなこの地域で、この自動販売機が大いに犯罪の抑止力を発揮し、安心・安全なまちであるように議会も全力を挙げて取り組んでまいります」と。

 夜は、商工会議所で「公明党中小企業セミナー」。セミナーの中で愛知県内では唯一豊橋市での県保証協会の責任分担制度の導入に伴い金融環境の変化を受けやすい小規模零細事業者に対して、国の全国統一保証制度である「小口零細企業保証制度」を適用し、当面の間、本制度に係わる保証は責任共有の対象除外とする−「豊橋市市小規模事業資金」についても説明してもらった。

 多忙だが、充実した一日。

●10月9日(木)夕方から、市農業委員会のみなさんとナイターで「懇親ソフトボール大会」一進一退の好ゲームを展開。12対11で市議会チームは惜敗したが監督としてはメリハリのある試合運びができ満足。終了後、市役所13階のレストランで懇親会。自己紹介しながら大いに交流した。

●10月8日(水)朝の街頭演説は快調に軌道に乗ってきた。特に公務なく、市民相談や支持者回りに徹した。

●10月7日(火)午後から、政治学習会を担当。いつもながら話すないように欲張りすぎて、あれもこれもと焦点がぼやけてしまう悪い癖が直らない。「人間は最も得意とすることで失敗しやすい」−教訓である。それでも多くの先輩の皆様に喜んでもらえた。

●10月6日(月)議会運営委員会、議運理事会において議会改革、特に「議員定数問題」について議論が進む。

 午後から、保育協会の皆さんの予算要望を受ける。「子育て支援について直、一層のバックアップが必要であり、皆さんの期待に応えたい」と挨拶させていただいた。

●10月5日(日)岐阜県養老の親戚や同級生を中心に精力的に訪問活動。さすがにぐったり。多くの人達が「党利党略で国民を置いてきぼり」の政治の現状に、うんざりするくらいのイラダチを隠さない。
 なかでも、国保連合会に勤める従兄弟は後期高齢者医療制度の相次ぐ変更に、連日、深夜に及ぶ業務でバテバテの現状を話してくれた。また、市町村健診のソフト開発会社の甥は、朝礼改暮の制度変更にうんざりし、諦めの様相。喫茶店を経営する中学の同級生夫婦は、相次ぐ材料の値上がりで、モーニングサービスどころか、店そのものの存続にお手上げ状態。

 みんな困っている。政治のあり様が問われている。解散総選挙どころではないのではないか。

●10月4日(土)豊橋市福祉事業会主題の「福祉まつり」に来賓として参加。乳児院、児童養護施設、知的障害児施設などの乳児から児童までが楽しみにして迎えた39回目のお祭り。地域の人やボランティアも混じってやゲームや、バザーに楽しんだ。障害を持った園児もまじって元気な歌声、そして、お祝いのおもちの贈呈など、一つ一つに思いが込められていた。

 式典の来賓挨拶の中で、「自立の名の下に、『障害者自立支援法』が施行されて3年、厳しい経済環境は、障害者をどんどん追い詰めています。養護学校をでるまでは何とか支える仕組みができていますが、学園を卒業してからどうするのか、その事でご父兄の悩みはつきない現状を市民相談を通じて、いやというほど思い知らされています。
障害を持った方々を生涯支える環境整備があって、初めて『自立』といえるのではないでしょうか。
 一国の首相が「途中で辞めさせていただく」といえても、障害者の親御さんの戦いは、途中で辞めることはできないのです。どうか月並みですが『頑張ってください』」とエールを送った。

 午後から、三好町や名古屋の友を回りながら、村まつりの故郷養老に向かった。途中、念願の日帰り温泉「南濃−水晶の湯」でリフレッシュ。見下ろす濃尾平野の夜景が澄んだ秋の空気で見事だった。

●10月3日(金)来週の議運や、「豊橋まつり」を中心にしたスケジュール打ち合わせ、一年中で一番忙しい2週間を迎える。そこに、衆議院選と市長選が重なる。

 午後、参院代表質問で浜四津副代表が、澄んだ張りのある声で淡々と、「家計を預かる主婦のやりくりと同じように、ムダ遣いをなくし、浮かした税金でよりよい政策を実現する。この当たり前の取り組みなくして国民の支持を得ることはできません」と政のムダゼロ実現を政府に強く迫った。
 税金のムダ遣いが次々と白日の下にさらされている現状を憂い、「国民感覚からあまりにかけ離れた不適切な支出」と厳しく追及し、公明党が推進する「定額減税」に対するバラマキ批判を取り上げ、「家計の痛みが分からない人の批判」と指摘し、「減税効果が十分に及び、景気の呼び水になる規模」で実施するよう強く求めた。

●10月2日(木)島原市議会教育厚生委員会の皆さんが「こども未来館−ここにこ」を視察されるにあたって、歓迎のご挨拶に出向き、しばらく館内の案内に同行。様々な子育て支援の取組みに異口同音に評価していただいた。

 午後、衆院本会議で公明党太田代表が、迫力ある大田節で国際金融市場の混乱状況を踏まえ、「生活を守るのは公明党」として定額減税、臨時福祉特別給付金の早期実施を迫ったほか、追加的な景気対策の必要性も強調。行政のムダ対策、低炭素社会への転換、食料危機対応、安心の社会保障制度などでも政府の見解を求めた。

●10月1日(水)午前11時からの「東海日日新聞社創刊60周年記念式典」、栃木県小山市議会建設水道委員会の皆さんの行政視察の歓迎挨拶、夕方は、市教育委員会新委員長の浜松学院大学短期大学部准教授、芳賀亜希子氏、再任された加藤正俊教育長が挨拶に来られ、しばし教育談義。

 夜は、元市議会議員山本栄之丞氏の叙勲祝賀会。


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