★月間レポート★「ひであき」の動き 議会の動き

07年2月 決戦へ、壁を破れ!
●2月19日(月)活動の合間に「永遠の球児たち」を読了。甲子園を舞台にした若者たちの栄光という光と挫折という影が交差する人間ドキュメント。
 完全試合まであと一人、そして痛恨の死球-佐賀商業の新谷投手。観客の怒号の中で松井を敬遠し続けた明徳義塾の負けない野球。延長16回満塁で迎えた4番打者へ痛恨の死球-四日市工の井出元投手・・・。そして、高校野球の最高峰−横浜高校の野球。渡辺監督が指し示す「目標がその日その日を支配する」という言葉の重み。
 勝負に人生を賭け、夢を追い求め、そして理想と現実の狭間でもだえ苦しむ凝縮された人生をドキュメントで迫ってくる。

 ふと、自分の生き方がこうしたひたむきな感性をにぶらせて、惰性になっていないか猛省。

●2月18日(日)明け方までしとしと降っていた雨が止んで「ひでレポ」を用意して三八朝市に意気込んだが、出店も少なく、買い物客もまばらで拍子抜け。訪問活動に切り替えて集中。夜は事務長・出納長会。

●2月16日(金)議員総会で新年度予算の概要説明。終了後、総合スポーツ公園内の「市民の森」広場で、市制10周年記念に梅の苗木を記念植樹。

●2月14日(水)低気圧の通過で、激しい風雨をいとわず案内してくださる方々の懸命さに頭が下がる一日だった。自分よりも年下の議員に「体は大丈夫ですか。風邪ひかないようように頑張ってください」と励ましてくださる老いたる支援者の真心にも、きちんと応えていかなければならない。

●2月13日(火)夜、活動を終えて帰ってくると、「公明党の実績を教えてください」と一婦人が尋ねてこられた。丁寧に討議資料に基づいて説明し、理解を求めた。
 ホームヘルパーの仕事をしているというその女性から、逆に介護現場の課題を教わった。「福祉を志す若い人達が多いけど、現場の重たさに多くの人が、方向転換していく厳しい介護の現実」を教えられた。

●2月12日(月)「最近の安倍政権、その一角を担う公明党に対する見方は厳しいものがあるのでないか」と長年の公明党支援者。
 「福祉を切り捨てているのではないのだろうが、老齢者控除の廃止などで高齢者が増税感を切実に感じている。こういう人達は今まで根強い自民党支持層だった人が多い。これら高齢者がどのような投票行動にでるか、その前兆が愛知県知事選の拮抗した結果に出ているのではないのか」。分析は鋭い。であるがゆえに我々は少子高齢社会の中での持続可能な社会保障制度のあり方を丁寧に語って、語って語りきらなければならない。

●2月11日(日)赤鬼と天狗のからかい、そして街中を白く染めるほどのタンキリ飴の粉。近隣から約3000人が見物に訪れる三河路に春を告げる「鬼まつり」。春はもうすぐ、そしてそれは決戦の春。

●2月10日(土)夜、100周年記念に携わった校区の役員などの慰労会。多くの役員さんと対話できたのは何よりの収穫。特に校区史に携わってくださった編集メンバーの皆さんの謙虚さには学ぶ点が多かった。

●2月9日(金)活動の合間に国会の予算委員会のテレビ中継に目を凝らす。我が公明党の北側幹事長が「中小企業が元気にならないと、日本は元気にならない」と中小企業の収益力強化策を迫っていた。
 もう一つの「地域活性化」問題はデータを示し「地域間格差は歴然とある」としながら、過疎化や高齢化が進む中で、いかに地域を活性化していくか」の問題は「地域のアイデアを生かして地域再生に取り組んでいく」という首相の答弁とともに問題提起に終始しているように思われたが、それほどに決定打のみあたらない大きな課題なのだろう。
 ふと、会ってきたばかりの魚屋の女将さんの「豊橋市内でも魚屋さんが125軒から85軒になってしまった」という力ない言葉が重なった。

●2月8日(木)暖冬の中で、日常活動に埋没していると惰性になって、ちっぽけな自分の存在に落ち込んでしまう時がある。
 「いかなる困難があろうが、一つ一つ、地道に、順番に積み上げて、努力することです。希望を決して失わずに・・・・」ふと書棚から取り出した先哲の指針に励まされ、自分の選んだ道を黙々と歩む以外にないのだと、己を駆り立てる。

●2月7日(水)国会が正常な形に戻ってきた。しかし、その質疑の中味は少子化問題の本質的な論議でなく、平身低頭して謝る柳沢大臣と、まるで首根っこを押さえて勝ち誇ったような野党議員のやりとりに終始している。
 公明党はいち早く「チャイルドファースト」のもとに「少子社会トータルプラン」を示していることの先見性が光るのだが、各党とも、それぞれの少子化対策を示して競うべきでなかろうか。知恵を出し合えばすぐにでも取り組める施策もあるはずである。

 それにしても、国民の関心がこれだけ高い集中審議を中継しないNHKのあり方は疑問が残る。

●2月4日(日)愛知県知事選投票日。開票が進む中で民主党などが推す石田候補がピタッと追いすがっていたが、午後11時前に現職の神田候補が当選確実に。予想以上の接戦。柳沢厚労大臣の発言が有形無形に影響したことは確か。

●2月1日(木)「女性は子どもを生む器械」と発言した柳沢厚生労働大臣の辞任を要求する野党、「遺憾な発言である」としながらも「仕事をすることによって責任を果たすべき」と慰留方針の安倍首相。
 ガチンコのにらみ合いは投票日が迫った愛知県知事選挙にどのような影を落とすのか、柳沢発言が、知事選の道具にすりかわってきた。国会の場で堂々と、女性蔑視の人権問題を論戦し、質していくのが国会議員の役目ではないのか!。
 ああ、この国の政治、理念なきこの国の政争の次元の低さ。


1月 月間レポートへ