伊藤ひであきの視察報告

北米視察報告(2)

第4日目1月18日(土)
 ニューヨークを離れ、デルタ航空で約2時間半。フロリダ州オーランドへ。こ こはまた陽射しが違う、冬の陽がまぶしいばかりの暖かさ、そして、東海岸へま っしぐら。

 米航空宇宙局(NASA)ケネディスペースセンターへ。1958年のケネデ ィが「世界平和のために宇宙開発を始める」というリーダーシップの元に始ま り、1966年に広く公開されるようになったという。

 とにかく14万エーカー(595平方キロメートル、210km四方)の広々と した敷地の想像を超えたロケーションは壮大です。



NASAにて

 デッカイ組立工場、2800tの専用輸送機そして2カ所の打ち上げ基地と専用2階 建てバスで見て回った後、スペースポート劇場では64年のアポロ1号の打ち上 げ失敗から67年アポロ11号が遂に月に到着、13号が月面踏破のアメリカン ドリームをスライドとビデオそしてコントロールセンターの詳細なパノラマで雄 大なアドベンチャー記録を迫力あるサウンドと共に見せてくれる。


壮大なNASAの打ち上げ基地

 その隣には110m、2812tのアポロ11号の実物が横たわっていて「よ くもまあ、こんなでっかいものが月まで飛んでいったものだ」と驚嘆。もっとも この実物は同じものが2基作られていて、実際に月まで行かなかったロケットだ とのこと。60年代はアポロ計画、そして70年代以降はスペースシャトルの時 代。

 チャレンジャー号の悲劇からエンディバーまでの4基のスペースシャトルの歴 史はまた壮絶。若田さん毛利さんと日本人宇宙飛行士の活躍も見逃せない。広大 なこの一帯は自然動物保護区でもあり6000匹いるというワニを季節はずれな がら運良く1匹見かけることができた。

第5日目の1月19日は日曜日、Walt Disney WorldのうちEPCOTセンターを 見学。幾つかのパビリオンを歩き回ってくたくた。明日はアトランタへ移動

97/01/19(日) 17:15 伊藤 秀昭(GBH12013)
豊橋市議会北米視察団

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