HIDEAKI REPORT NO.55 2003/1

焼却炉問題 真相は霧の中 このまま消えるのか
特別委員会で断じて解明を!


 豊橋は「530運動」発祥の地であり、先進的な廃棄物行政が行われてきた輝かしい歴史かあります。  昨年4月から資源化センターで稼動している次世代型焼却炉は循環型社会推進の具体的な象徴です。

 しかし、このプロジェクトの陰に三井造船による「莫大な工作資金による受注工作か行われていた」というニュースが昨年12月16日、NHKから全国に報道されました。
 事実だとすれば次世代型焼却炉に泥を塗る事であり、市議会の一員として激しい怒りを覚えるものです。

 市議会は12月28日、議員全員協議会を開催し、この問題の真相解明を求めました。
 伊藤ひであきは公明党市議団を代表して意見を申し上げました。
 「豊橋市議会の名誉にかけてこの黒い霧を晴らさなければ、市民は絶対に納得しない。市議会の権威にかけて関係人を招致し、議会の調査権を最大限発揮すべきである。市長も議会も、“530のまちの焼却炉に裏金ゼロ”の証明に全力を尽くすべきだ」と主張しました。

 以後、三井造船から2回にわたって市長ならびに市議会に報告がありましたが、三井造船は不正工作の一切を否定し、口銭料とされる3億円余の行方についても「企業秘密であり、営業上のノウハウである」ことを盾に一切、明かしません。
 また、市長も「私自身や市職員にも特段の働きかけはなかった」と疑惑を否定。真相は霧の中です。

 市議会は、2月上旬に臨時議会を開き、調査特別委員会を設置し、真相解明に乗り出す事になりましたが、どこまで解明できるか、市議会の手腕が問われる事になります。
 伊藤ひであきはその特別委員会の一員(副委員長)として懸命に頑張る所存です。


12月議会で論陣
「展望なき継続」でなく。競輪場経営に汗を!

 12月議会本会議一般質問で、撤退から、一転、継続となった豊橋競輪問題については「運営はしてきたけど、経営はしてこなかった」責任を明確にし、汗と知恵で本気で努力すべきと訴えました。

埋め立てゼロ」のごみ行政を!
 また、現在の6分別のうち「燃やせないごみ」から金属類、布類、陶器類をさらに分別し9分別とし、現在9割が埋立てられているプラスチックごみを全量リサイクルすることにより、埋立て量は8割減らすことができると「最終処分場がいらない」ごみ行政を提案しました。


あなたの身近に ひであきの実績が一杯

●車イスでも楽しめる「賀茂のしょうぶ園」に!

 「毎年、老人ホームから賀茂のしょうぶ園に行くのが楽しみですが、車イスでしか動けない私は遠くからしか楽しむことができません。何とか車いすで散策できるしょうぶ園にして下さい」。このお手紙を02/3月予算委員会で紹介し、改修を訴えました。
 その工事が始まりました。今年の6月にはお年寄りや障害者の笑顔が楽しみです。

●歩道の段差をなくし、人にやさしい道路に
 東田町井原の市道で「人にやさしい道づくり」が進んでいます。公明党が推進した「交通バリアフリー法」が施行されて2年。
 市内各地で、歩道の段差をなくすバリアフリー化が進んでいます。
 高齢化が急速に進む中で、生活環境が改修されていきます。「福祉の公明党」が与党にいるからこそ実現できる街づくりです。

●路面電車の安全対策にお気づきですか
 県道(豊橋・大地波線)を走る電車通りの「競輪場前電停」と「東田電停」は停車場がありません。道路幅が狭く、交通円滑のために作れません。その安全対策のために取り組んできて、今や車両には「乗降中」の点滅表示がなされ停車付近の道路がカラー舗装され、乗降客と通行する車両に安全を呼びかけています。

●今年も、たわわに夏みかんが実りました
 青陵街道の夏みかん並木が、今年も黄色い夏みかんをたくさんに実らせました。昭和36年に始まった青陵中学生徒会による夏みかん並木の取り組み、サトーハチロー氏から送られた詩の記念碑も、東田小学校の西面に立てられています。89/9月の本会議で「みどりと人のまちの象徴に」と訴えて実現しました。


朝倉川を守る会

 朝倉川を守る会の活動も13年目に入ります。
 昨年11月23日(土)には「朝倉川植樹大会」に参加し、心地よい汗をかきました。

12月8日(日)には朝倉川の清掃を行い、皆で正月準備をしました。道路沿いに犬のフンが多いのにはがっかりでした。

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