国保税の資産割税率の引き下げ! 乳幼児医療費の無料化 4歳未満児まで拡大!
福祉・環境・教育、大幅に前進!
4月1日からの平成14年度予算が発表になりました。厳しい財政環境の中でも、我々が強く要請してきた福祉・環境・教育施策に優先的に予算配分され、「市民のだれもが、いきいきと笑顔で暮らせる街づくり」をめざして前進する事になりました。
新年度予算は、引き続く景気の低迷や雇用情勢を反映して、市税が大幅に減収となるなど、厳しい財政環境のなかで、財政調整基金の効果的な活用を図るなどの財源確保に努め、市民生活優先の主要施策の着実な推進を基本に編成されました。
伊藤ひであきが、市長に強く要望してまいりました福祉、教育、環境への優先的予算配分に加え、東海大地震の震源域拡大により緊急課題となった防災対策、長引く不況の中での緊急雇用対策、そして市民一人一人の健康づくりなどにも具体的に予算が組み込まれました。
なかでも、長年の課題であった国民健康保険税の税率改定が行われ、特に重税感のあった資産割は今まで固定資産税額の70%であったのが54%と大きく軽減される事になります。また軽減、減免制度も変わります。
●税率及び課税限度額 ( )は現行
区分
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税率
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医療分
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介護分
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所得割
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市民税所得割額の
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350%
(360%)
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36%
(30%)
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資産割
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固定資産税額の
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54%
(70%)
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5%
(4%)
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均等割
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被保険者一人に付き
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29,700円
(23,400円)
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6,000円
(6,000円)
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平等割
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1世帯につき
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29,700円
(29,700円)
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3,600円
(3,600円)
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課税限度額
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53万円
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7万円
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●
軽減・減免割合
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軽減:所得の程度に応じ、均等割、平等割について下記の割合を減額
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減免:一定所得以下の世帯に対し、負担増を緩和するため減免割合の上乗せ・新設
軽減割合
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減免割合
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当分の間の措置
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7割(6割)
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1割(2割)
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上乗せ0.2割
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5割(4割)
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1割(2割)
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2割 新設
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2割(新設)
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上乗せ0.6割
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4割(4割)
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新設 以上に加え市民税所得割額3万円以下、資産割のない世帯に対し、当分の間均等割の1.6割を減免。
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(詳細は国保年金課保険税係51-2295まで)
また、平成5年12月議会で決着つけた3歳未満児までの乳幼児医療費の無料化は8年続きましたが、4月から少子化対策の一環として対象者を4歳未満児へ拡大される事になりました。
総事業費26億円をかける桜ケ岡分院跡地の新総合福祉センターの建設も始まります。
90年8月、炎天下で朝倉川のごみや空き缶を拾った人々がいた。
わずか16人。
その小さな流れは、10年後、市民2000人以上が集まる「朝倉川530大会」となった。
豊橋の環境運動の源流がここにある。
地域の皆様、御協力ありがとうございました。
今年の「朝倉川530大会」は4月20日(土)午前10時から朝倉川一帯で行われます。
市民の皆さんの、御協力よろしくお願いいたします。
12年の活動を冊子に
「朝倉川を守る会」 新体制で次なるページへ
豊橋市内を流れる朝倉川をきれいにしようと、平成二年八月に住民有志十六人で発足した「朝倉川を守る会」(石原武志会長)は、市民二千人が参加する「朝倉川530大会」にまで発展した十二年間の活動を、年表や、新聞記事など集めた冊子「朝倉川を守る会のあゆみ」にまとめ、これからの活動への意欲を新たにした。

同会は毎年、春と秋に清掃活動を続けるほか、河川敷ステージで四回にわたり「朝倉川シンポジュウム」を開いたり、「少年水質探偵団」「台所からの主婦レポート」などユニークな活動で、同川の「自然と水を守ろう」と訴えてきた。
2月10日夜、同市前畑町の喫茶店「参八通り」で開かれた役員会では、同冊子で十二年間の活動を振り返るとともに、「『たかがゴミ拾い、されどゴミ拾い』の活動だが、豊橋の環境運動の原点となった。この際、体制も新しくし、新しい時代のボランティア、地域サポート運動の新たなモデルにしたい」と決議し役員改選。
新会長に、同清掃活動でいつも、三代の家族全員で参加している松村年康さん(47)=同市東郷町=が就任。活動の推進役だった伊藤秀昭市議が顧問に就いた。
松村会長は「皆さんの協力を得て、新たなページを丁寧に積み重ねていきたい」と就任あいさつ。
この後、朝倉川育水フォーラムの寺本和子理事長から「水辺環境の整備」についてレクチャーを受けるなど、新活動がスタートした。(杉浦文夫)===2/12付 東愛知新聞===
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