HIDEAKI REPORT NO.50 2002/1

小泉改革と地方政治
「甘え」を捨てて、自立した地域づくりを!


 紆余曲折を経ながらも小泉改革は特殊法人改革を始め改革断行に向けて挑戦を続けています。そして、今、小泉改革は全国自治体の注目を浴びています。それは「道路特定財源」と「地方交付税」の見直し、あるいは縮減という自治体にとっては死命を制するような税の改革が含まれているからです。時には「改革反対」の声を上げる自治体もでてきています。しかし、この自治体の危機感の中に逆に自治体の真実の危機を見る思いがします。

 日本は今や666兆円の借金と特殊法人などの隠れ借金300兆円を抱えて瀕死の重態だという現実をこのまま放置したら世界中から見放されてしまうでしょう。その意味で小泉改革は歴史の必然であり、小泉であろうと誰であろうと必ずやらねばならないものなのです。
 一方、地方は建前では分権を唱えながら、長い間、国に依存してきた「甘えの構造」から抜け出せずにいる実態があります。地方も住民と共に知恵を絞り、公共事業の分権化を推進し、地域住民の望む政策・事業を行いうるチャンスと捉えるべきでないでしょうか。構造改革は国だけでなく、地方自治体の改革にも広げられるべきだと主張します。


早川市長に来年度予算要望!
 私たち公明党市議団は11月26日、早川豊橋市長に、来年度予算編成に反映されるようにとの思いで81項目に渡る重点要望項目の申し入れを行いました。テロ事件や狂牛病などの影響で景気の先行き不透明感は一段と強まり、極めて深刻な状況の中で市民生活優先の立場から積極的に新産業創出、新規雇用拡大などの施策を展開すべきであり、新学習指導要領に基づく創造的教育への取り組みなどを要請しました。


今春から新焼却炉稼動!
循環型社会、環境村へ大きなステップ
 平成10年度から足掛け4年かけて市内豊栄町に建設中の新焼却炉は、昨年8月にシステムが完成し、火入れ式を行い、現在性能試験中です。そして、いよいよ今年4月1日から本格稼動します。世界最大の200d炉2基が稼動する熱分解高温燃焼溶融炉方式のシステムは次世代型焼却炉として内外から大いに注目されています。
あわせて周辺一帯のエコビレッジ構想を推進すべく530のまち豊橋の循環型社会構築に取り組んでまいります。


注目の中日×阪神戦の第一戦は豊橋で

整備進む豊橋市民球場

 星野前中日監督が急きょ阪神タイガースの監督に就任し、話題を集めていますが、その星野阪神タイガースと山田中日ドラゴンズの公式戦での最初の戦いは今年4月16日(火)に豊橋市民球場のナイターで行われます。プロ野球公式戦の誘致が実現した最初の試合が大変な盛り上がりが予想されます。
 現在、豊橋市民球場では約7億円かけて、照明設備やグランド整備、内野席の改修などが急ピッチで行われています。なお、前売り入場券は市民球場、各プレイガイド、東海ラジオの窓口で2月17日から発売されます。(内野SS席5000円、S席4000円、A席3000円、外野席大人1500円・子供500円の予定)
 豊橋を舞台に竜虎相打つ注目の一戦に御期待ください。

2001/12発行のNO.49へ ホームページに戻る