HIDEAKI REPORT NO.49 2001/12

地域との連携促進の場も確保!
新総合福祉センター 計画ほぼ固まる!


 豊橋市は前畑町の桜ケ岡分院跡地(約3,500u)に16年1月完成を目指す「新総合福祉センター」の建築計画がほぼ固まり、議会に示しました。

 地上3階、地下1階で自然光利用の中庭を配するなどしてゆとりの空間を確保するなど障害者の生活支援の場、地域や健常者と触れ合う交流の場として配慮されています。
 地域の皆様から要望の強かった圧迫感の解消や日照問題に配慮し、延べ床面積を減らし、低層化に努力し、変更しました。

 また伊藤ひであきが特に強調していた地域コミュニティーの場として、地下1階には娯楽室、和室、1階フロアには市民サロン、喫茶コーナー、福祉相談・情報コーナー、3階には200人収容の多目的ホールなどが配置されます。市民サロンにはヘルストロンも設置される予定です。

 この新総合福祉センターは手狭になった現在の総合福祉センター(八町通)から△社会福祉協議会△福祉ボランティアセンター△介護支援センター△ファミリーサポートセンターを移すほか△機能訓練室△言語訓練室△障害者生活支援作業室△福祉用具展示・体験コーナー△ボランティア活動室などが配置されます。総事業費約24億円。

 地域交流、ふれあいの場として地域の皆様に大いに活用していただけるよう更に努力してまいります。
また、身障会館、桜ケ岡公園と連携した福祉ゾーンにするために周辺一帯の人にやさしい街づくり事業も進めていきます。

 ご期待ください。


国立東病院 基本計画発表!
念願の一般診療、ホスピス機能実現!
 ■ 基本方針
「がん、循環器病、内分泌・代謝性疾患、重症心身障害」に関し、専門的な医療、臨床研究、教育研修及び情報発信を備えた機能とする。

 ■ 病床規模
病床数 414床(一般 374床 うち緩和ケア24床、重症40床)

 ■ 診療科
内科、精神科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科 

 ■ 様々な論議を経て、桜ケ岡分院が新市民病院に統合・移転・閉院して5年半が経過しました。「あるものが、なくなった。それも病院が・・」の思いは地域にとって切実なものでした。しかし、この度、新国立病院の基本計画が発表になり、念願だった一般診療やホスピス機能も確保されました。西の市民病院、東の国立病院の配置により、念願だった市東部の医療が重厚にサポートされていきます。3年後の平成16年度中(平成17年3月まで)にはオープンの予定。飯村町高山。


豊橋駅市電のりばにエレベーター完成!
 私たち公明党が推進した「交通バリアフリー法」が昨年秋から施行されています。この法律は「お年寄りや障害のある人が電車やバスなど交通機関を利用しやすいようにしよう」とする法律で、「福祉の街づくり」への第一歩ともいうべきものです。

 そして、私たちの身近でその具体例が実現しています。国費約2億円かけた豊橋駅東口広場と市電のりば、地下駐輪場をつないだエレベーターが10月に完成しました。豊橋祭りに訪れた高齢者や障害者が利用する姿が印象的でした。
 高師町の生活家庭館、向山大池町の市民文化会館でも来年3月を目途に設置工事が進んでいます。


ご存知ですか!

あなたの身近で!伊藤ひであきは生活サポーター

●高齢者のインフルエンザ予防接種、1000円の自己負担で受診できます。
 近年、インフルエンザにかかった高齢者が肺炎を併発したりして、死亡に至る事例が多く、社会問題になってきました。そこで公明党は予防接種法の一部改正を実現し、65歳以上の高齢者と60歳以上の方で障害者1級の方を対象にしたインフルエンザの予防接種が11月20日から来年1月31日までの期間で受けれることになりました。従来は医療機関によって3,000円から5000円かかっていましたが、1,000円の自己負担で受診できます。すでに、市の健康課から個別に通知書が送られています。健康に留意し、この冬を乗り切ってください。

●議会選出監査委員として、審査結果意見書を市長に提出
 この一年、「地方自治法」にのっとり豊橋市の一般会計を始めとする会計監査を行う議会選出監査委員として責務をこなしています。11月22日には「コスト意識、都市経営の視点で尚一層の行政運営を望む」審査意見書を市長に提出しました。今後、来年5月まで学校監査や行政監査が予定されています。この機会に市民の視点から公金の使われ方を審査してまいります。

●「ひであきレポート」アクセス2万件を突破!
5年前の11月からインターネット、ホームページで情報発信してきた「ひであきレポート」のアクセス件数が11月2日で2万件を越えました。市民と議員を結ぶホームページを更に充実させ、新しい地方政治を確立してまいります。

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