HIDEAKI REPORT NO.47 2001/9 秋

生活安全圏の整備を急げ!
靖国問題-国家主義の台頭を許すな!

 21世紀初頭の日本の動向を決する7月の参議院選挙において、公明党は改選議席を確保し、比例区では8,187,827票という過去最高得票をいただきました。
 猛暑の中のご支援、本当にありがとうございました。私たちは「公明党の存在があって初めて国民の目線に立った改革が進む」と訴え続けましたが、連立政権下での公明党の数々の実績・業績が評価されたのだと確信します。

 連立内閣が掲げる「構造改革」はいよいよ具体化の時代に入るわけで、私たちはその推進役としてのアクセルの役目と、改革に伴う痛みをやわらげ、どこまで福祉・雇用の安全網を築くことができるかというクラッチの役目も担っています。また、靖国問題で見られるように、将来不安が増してくると、その反動として国家主義が台頭します。そのブレーキ役を務めながら、平和・人権の新しい日本を作る戦いを展開していかなければなりません。

 構造改革は地方と国のあり方をゼロから見直すチャンスです。中核市-豊橋は打って出なくてはなりません。その一翼を担って頑張ってまいります。(写真は豊橋駅前の街頭演説で坂口大臣と)


市民参加の行政とは何か!
問われる総合福祉センターなどの進め方!
次代の公共財としての掘り下げを!

 豊橋市は桜ヶ岡分院跡地(3,551u)に総合福祉センターを建設し、@地域福祉センターの核となる福祉の拠点施設。A福祉ボランティア活動の拠点施設。B障害者の機能回復・自立促進の拠点施設の機能を持たせようと、平成16年の完成をめざし、実施設計の段階に入っています。

 6月20日には地元説明会も行われましたが、手狭になった身障会館の別館という感はぬぐえません。一帯を福祉ゾーンとして有機的に機能させるためには地元の理解と協力が何より必要です。
 問題は、すでに基本設計が行われ、固めてからの地元説明会です。今後、20年、30年とこの地で総合福祉センターとしての役割を果たしていくためには、周辺地域の高齢化率が高いという現実と高低差の地形を考えれば、高齢者福祉と地域のバリアフリー化の視点が欠落しています。将来に禍根を残さないためにも、充分な精査が必要です。時間がかかっても・・。

 同じようなことが豊橋公園のスポーツ施設を神野新田に集約しようとする「総合スポーツ公園計画」にも、市民病院跡地につくろうとしている「こども関連施設」、豊橋東口駅南地区に配置しようとする「総合文化学習センター」のすすめ方にも指摘されます。次代への公共財としての横断的掘り下げが不十分です。

 新しい行政経営の時代。そのための行政評価システムの手法も豊橋市は導入していますが、緒についたばかりで機能しているとは思えません。「明日の街づくり」への全体戦略と市民ニーズの分析があいまいです。そして何よりも「市民とともに」のまちづくりのための基本ステップの道筋はまだまだこれからです。

桜ヶ岡分院跡地に建設される
新総合福祉センターに当局に要請!
@地域住民や特に高齢者が気軽に利用できる施設にすること。そのためにロビーや談話室など気軽に出入りできる仕組みとヘルストロンなどの健康器具を設置するなどのソフト面を充実すること。
A地域住民が障害者と気軽に交流し、バックアップできるような仕組みを作り、地域が誇りうる福祉拠点にすること。
B周辺一帯のバリアフリー化に取り組み、人に優しい街づくりのモデル地域にすること


ご存知ですか!

あなたの身近で!伊藤ひであきは生活サポーター

●今秋、県道、豊橋・鳳来線が改修されます。
餌指橋から西脇橋、餌指橋北までの230m。

 地域の皆様の長年の課題であった県道、豊橋・鳳来線がこの秋に舗装改修工事が行われます。餌指橋から西脇橋までの230mのこの間は牟呂用水沿いに人工道路基盤が拡幅されていて目地が15m間隔であけてありますが、このことが騒音や振動の要素になっています。クラックが入ったりするとなお更です。
 今回の工事では床盤継ぎ手部にクラック防止シートが施工される予定です。渡会県会議員の努力もあり、今回、約1000万円の工事費で改修される事になりました。

●前畑町三八通りの舗装工事が完了しました。
 3と8の日に開かれる三八市。その名のとおりの通称”三八通り”の市道の舗装改修工事が完了しました。8月8日には真新しい道路上で”市”が開かれ、お盆前の買い物客でにぎわいました。新装開店”三八市”といったところです。
 約1ヶ月間の工事中の地域の皆様や市場関係者の皆様のご協力に感謝いたします。

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