第二回 質問
(1)設楽ダム問題は、設楽町議会での動向を見守る必要があり、すでに3人の方で議論が深められていますので質問としては終わらせていただきます。
(2)バブル期に逼迫した東京23区のオフイス需要が、一変して供給過剰になっている現実の中で浜松がうまく言っていない。「条件が揃っておるはずの浜松が」と調べたら「アクトシティ」でさえ、がら空きなのにということで地権者が二の足を踏んでいるという実態。それと、問題はuあたり150万から50万円という予定価格に問題あり。
7月に北見へ視察 人口11万人、北海道の東部の中核都市、この街に国立北見工業大学など三つの大学がある。それらを組み合わせて地域経済の活性化に努めようと「北見ハイ テクパーク」がある。u/20,700の円という安い価格でもやはり北海道経済の落ち込みには堪えきれていない厳しい現実。平成5年12月までに4社に分譲。しかし、今年1月になって、7年前に売却した1社の用地を買い戻すという事態となり、結局、現在では約半分の面 積の4区画が分譲済み、未分譲が半分という実態。そのうちの1社も用地を取得しただけで、建物は建っていない。日本経済の波をもろに受けている。
翻って豊橋の場合、交通アクセスに浜松ほどの利便性はないが、かといって北見ほど不便でもなく、ましてや温暖、さらに u/46,000という単価はまた魅力。むしろこういう景気のなかで、豊橋の優位性はあるのでないか。オフイスアルカディアのメリットを逆に生かせばグレードも高くなる。楽観的な見方はできないが、慎重に取り組みながらむしろ期待できるのではないか。所見を伺いたい。
(3)路面電車について
@ 市電とよくいわれるがあくまでも豊橋鉄道による市内電車、当然経営という問題とは切り離せない。1日152本、年間327万人 8,900/日平均 キロ10億円という建設費。まちづくりに生かすという中で、一定の支援策の裏づけが必要。補助でなく、市電を使ったイベント、市電に乗って集まってくるイベント、その意味からも桜が岡跡地もそういう観点からも検討が必要でないか。
A 市電は70年の歴史、それだけに沿線は家並みが古い、高齢化が進み、過疎化が進んでいる。当然、熊本のような低床電車の検討も必要になる。また東田坂上をすぎると井原まで、すなわち東田、競輪場前の停留所には乗降ホームがなく危険。しかし、道幅がこの間狭い。この問題も交通安全の面から取り組む必要がある
B豊橋駅前が150M延長されて豊橋駅の中まで移動して、便利になった。しかし、その分、新川と豊橋駅前駅の間に新駅の設置を求める声も強い。検討していただきたい。