第二問 質問趣旨
豊橋は昭和55年に資源化センターで1号炉、2号炉が動き出した時に30万
都市としては画期的な5分別収集が始まった。それは市民の積極的な参画なくし
ては絶対できないことだったはずです。
平成14年に動き出せば、国内初の次世代型焼却炉となる。さすれば八女へ行
くよりは日本の真ん中豊橋へ、豊橋へと視察団がやってくる事になる。焼却炉は
理解できたが、市民のごみへの取り組み、環境への取り組みが問われる事になる
し、ハードとソフトが一体になっていないと説得力がない。
そこで、豊橋は昭和50年に豊橋山岳会の皆さんの提唱により「自分のゴミは
自分で持ち帰ろう」と提唱した事から530運動が始まりました。「ゴミを捨て
る」から「持ち帰る」へと市民意識を変革した画期的な運動でした。
以来、四半世紀、平成14年を、次世代型焼却炉導入を契機として、その伝統
を受け継ぎ、「持ち帰る」でなく「文字どおり530、即ち徹底したリサイクル
で『ゴミを減らす』新たなる530運動で豊橋の街づくりに取り組む大きな節目
にしたらどうだろうかと提案します。意図するところがあれば伺いたい。
「三井の炉」でなく「豊橋の炉」でなく「市民の炉」にするために、資源化セ
ンター周辺一帯を豊橋環境村構想はどうか。「エコパーク」としてリサイクルプ
ラザも含めて一体を位置づける。サイエンスクリエイト21構想の中の「バイオ
パーク構想」は農業公園との兼ね合いもあり、立ち消えになっている事もあわせ
ると、SC21との整合性もとれるではないか。
そして熱エネルギーで温水プール、大きな露天風呂も備え、周辺の新鮮な野菜
を使ってヘルシー食の瀟洒なレストランも用意する。もって、南部地区発展の拠
点どころか全国への情報発信基地としたらどうか。技科大と連携し、ゼロエミッ
ションの研究も更に進める。
環境文化都市の豊橋環境村、ニュー530のエコパーク、ご所見を伺いたい。
ついでに資源化センターという名前ももっと親しみやすいネーミングにして、市
民から愛される、市民が集まってくる環境村を作ったらどうか。でなければ、1
3億円もかけて折角作るリサイクルプラザに人は寄ってこない。下水道事業の象
徴としてマスコットを募集し、下水道の蓋に手筒花火のデザインを使う下水道局
の試みはおもしろい。
埼玉越谷では、愛称 リュース(REUSE Resource
and Energy United-cities of Saitama East)という名前を付けて、その上、1
00mの煙突はそのまま80mの展望台になっている。正月3が日などは、沢
山の人が集まってくるという。資源化センターの親しみやすいネーミング募集、
ご検討下さい