第二問 質問趣旨
BOT(Build.Operate.Transufer)方式というのがあります。これは新規開発途上
の施設を採用する場合、一定期間はメーカーが責任運転を行い、その期間の費用
はその利用料金で運営し、公共機関に移管する事業方式で、第3者機関で性能保
証書、契約書を作成し、引き渡しの判定をその機関に委ねて行う方式です。検討
したらどうでしょうか。
それから、いづれにしても、失敗させないスキームを作ればいいわけです。1
号機なのですから、機械の仕様については、仕様をクリアできなければ、業者責
任で完全に元どおり撤去して、さらに損害賠償もさせるような契約条件にすれば
いいだけです。もう一つ、この間のごみ処理もメーカー側で一切責任を持つと言
う契約にすればいいだけです。随意契約のメリットを生かすという答弁が再三な
されていますが、条件に合わなければ「買わない」と言えばいいわけですが、
「更新 待った無し」のスケジュールが詰まっている中で、1社しかないと言い
事は、「売らない」と言われれば、逆にこちらには弱みにもなります。長年、営
業の場にいた経験から申し上げますが、どうか交渉毎は、強気で、何もかもぶっ
壊す覚悟で堂々と臨んで頂きたい。考え方を聞かせて下さい。
インターネットに寄せられた意見の中にはこんなのもあったのでご紹介します。
リスクを冒して1号機を動かす共同開発者として、得られる運転ノウハウをメ−
カ−に還元する代りに、今後20年間に国内で販売する三井炉の契約価格の1%を
ロ−ヤリティとして寄越せ、などと言う契約条件はあり得るのでは ご所見を伺
いたい