伊藤ひであきの市政報告

98年3月議会予算委員会での質疑から(2) 98.04.26

 さる、3月11日から23日までの実質8日間、伊藤秀昭が27項目にわたって行った委員会質疑のうち教育問題、外国籍児童生徒の教育問題、アマチュアスポーツ振興、豊橋市のホームページなどの身近な項目の質疑をお伝えします。
Dナイフを持つ手に鍬(くわ)を!

 ●(質問趣旨)教育現場が荒れ、子供がナイフを持って暴れるという事件が相次いである。昭和5年に「半日学校制度」が提唱されているが働きながら学ぶことこそ最も適切な教育環境ではないかという観点から農業都市豊橋こそ学校農園、学校牧場という教育に取り組んだらどうか

 ○(答弁趣旨) 教育委員会 指導課長

 学校農園は校地を利用したり、近隣の土地を借用しながら畑を利用して、農園活動を行っている小中学校は約8割であり、一定の成果を上げているが、本来の体験学習という点から考えると耕し、苗を植え草を取り、消毒をし、収穫し食べるまで行うのが本義であり、この方向で力を入れていきたい。

E外国籍児童生徒の教育問題

●(質問趣旨)豊橋は外国人が12,000人と、国内で二番目の外国人居住のまちであるが、外国籍の子供で就学している小学生が362人、中学生が110人。逆に学校に行っていない小学生が33人、中学生は70人いる。この現状と対策について

○(答弁趣旨) 市長

 担当課ではなるべく学校へという指導をしているが、外国人が市民生活を円滑に行うための要望事項が支援団体からも出ており、不就学児童の問題も併せて検討していく。

F豊橋から甲子園へ!

●(質問趣旨)今年は夏の甲子園大会が80回の記念大会で愛知県では尾張と三河地区から2校出場できるというチャンスである。豊橋では昭和28年の春の選抜に時習館高校が出場して以来、45年間甲子園にいっていない。「豊橋の高校から今年こそ甲子園へ」というキャンペーンを行うなどアマチュアスポーツの振興で活性化を図ったらどうか。

○(答弁趣旨) 市長

 正月の高校サッカーの愛知県代表の三河高校の主力メンバーは豊橋・豊川の選手であったということもあり、スポーツにたけた豊橋の中学生が西三河や名古屋へ行ってしまう問題がある。指導者がいないとか、施設がないとかいわれており、それらをどのように解決するか、できることから取り組んでいきたい。

G豊橋市のホームページについて

●(質問趣旨)昨年9月の伊藤秀昭の一般質問での提案から「豊橋市のホームページ」をインターネット上に開設することになるが、「自治体ホームページは本当に役に立つのか」という論議もある。どのような切り口、コンテンツで発進して行く考えか。また市民の中にどの程度インターネットは普及しているか。

○(答弁趣旨) 企画課長

 日本語と英語の二カ国語で内外に豊橋をアピールしていきたい。特に企業立地関係に説得力あるホームページにしていきたい。その意味で国際自動車コンプレックスコンプレックス構想は広くPRしていきたい。
東三河には20社のインターネットのブロバイダーがあり、市民の加入者は4,000人から5,000人と予測している。普及は2%にもなっていないが、今後、増加するものと認識しており、市民への情報伝達手段として、即時性ある市民サービスを展開していきたい


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