伊藤ひであきの市政報告

2001年3月議会 予算委員会のポイント(3款 民生費)

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1.3款1項 社会福祉費 県の補助金カットと本市の取組みについて

(1)いわゆる福祉四医療(障害者医療、乳幼児医療、戦傷者医療、母子医療)が昨年は県補助金が大幅にカットされ、その分を市町村がカット分を肩代わりし、無料制度を継続する事態になっていたが。豊橋においては福祉医療関係だけでも163百万の負担増になった。
 昨年12月県議会で新年度は無料に戻す事にしたが「県財政は依然厳しく、補助額は市町村と協議したい」とした。予算から見る限り乳幼児医療は対象11,700人 678,000千円 内訳県=304,358千円:一般財源=373,642=45:55ということになり、福祉4医療で38:62となり計6000万円の持ち出しとなった。

@結果として元に戻ったとは言い切れない結果となった。県は2002年度以降については新たな制度を検討するとしているが、従来の1/2にまず戻すべきであり、今後の福祉医療のあり方と県への対応について伺いたい。

2.3款1項1目社会福祉総務費 新総合福祉センター設計調査費について

(1)@現総合福祉センターが手狭で機能低下している。また身障者会館での作業療法や機能訓練が手狭、また地域福祉センターの有機的連携拠点にしていく。
 豊橋市社会福祉協議会、豊橋善意銀行など各事務所、福祉講堂、各相談室が鉄筋5階建ての中に配置されているが、残す機能と移転する機能はどのように分類されるか。

A長年の桜ヶ岡分院の歴史もあり、地域のコミュニュティ施設としての地元要望や期待も強い。周辺地域の高齢化の進展もあり、今後、地元ニーズはどのように反映されていくのか。

Bこの地はいわゆる坂上という地名通りの、長い坂の途中にあり、今後の高齢社会を乗り切るための福祉拠点としては、こうした周辺事情を踏まえたバリアフリー対策に万全を期すべきであり、その対応を伺いたい。

(2)この地の最大のメリットは桜ヶ岡公園や身障者会館と近接しているという面と路面電車沿線上にあり、路面電車の活性化策そして三八市が開かれており、朝市の活性化にも配慮した視点も考慮して頂きたい。障害者が路面電車で機能訓練に通所したり、機能訓練をかねた朝市への散歩や出店も考えられるのではないか。認識と対応を伺いたい。


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