伊藤ひであきの市政報告

2001年3月議会 予算委員会のポイント(4款 衛生費 5款 労働費)

**** 最終 3/15 24:00 ***


1.4款1項1目 国立病院統合事務推進費等について

(1)@.新国立病院の機能について、各方面から様々な要望や陳情、請願がなされ、市長は国、厚生省とも協議されていると思うが、要望事項は以下の6点に集約される。用地買収が進み、基本設計の段階でどのような協議が行われているか、伺いたい

a.緩和ケア(ホスピス)の設置について
b.循環器等の臨床研究部の設置について
c.障害児の療育を支援する機能の設置について
d.一般診療科目の継承
e.病診連係機能及び施設の完備について
f.看護職員などの受け入れ、地域医療従事者の教育・研修施設の設置

2.4款2項2目 環境対策事業費 ISO14001認証取得費(3,860千円)について

(1)@今年9月の認証取得を目指しての取り組み。ISOの取得はそれ自体は、目的でなくツールである。環境文化都市作りそのものである。一方、取得には費用がかかる。今年度は5,096千円、新年度は3,800千円、取得後は維持審査費に毎年700千円、3年に1度の更新審査に約1,500千円。
 この環境基準を取得する取り組みの中で

a.職員の意識改革、行政改革、さらには行政評価、エコアクションプラン、環境都市基盤整備事業基本方針など一連の取り組みの集約の具体化である。ポストISOをどのように考えるか。
b.市民や市内企業にどのようにISOを展開し、浸透を図のか

3.4款2項4目 廃棄物対策費 地域資源回収団体奨励について

(1)@.新年度、従量額をk当り雑誌が5円から4円に、新聞紙等が4円から3円に減額される。ゴミ減量、リサイクルの中で市民参加の代表的な地域資源回収団体の果たしてきた役割をどう評価しているか。
 その上で、k当り1円づつ減額する事の意味は何か。(63,500→50,162千円)

4.4款2項4目 廃棄物対策費 合併処理浄化槽整備事業費について

(1)@.約30%の下水道未整備地区3万軒の中で合併浄化槽の普及は3,500軒の、27,000軒は単独浄化槽。環境省は合併処理浄化槽に改造する家庭に、新年度新たに改造費の4割を補助する制度改正を行った。また、4月施行の改正浄化槽法では下水道のない地域で新築される建物には合併槽の設置を義務づけた。この両面からの合併浄化槽推進の動きに対しての対応を伺いたい。(450基310,513千円→700基341,403千円)

5.4款2項7目 資源化センター費について

@過日行われた「地域環境フォーラム」の中でマリ・クリスティーヌさんが豊橋の次世代型焼却炉への取り組みの中で「最終的に出てくるスラグは、果たして環境にどのような影響があるのか、ないのか。スラグを舗装材に使った場合のリサイクルは果たしてフルリサイクルなのか」と疑問を投げかけていた。
 いよいよ試運転をし、本稼働となれば毎日排出される20トンから30トンのスラグの安全性と再利用の方途について伺う。

A新焼却炉を運転ししていく体制の準備に入ると思うが、現在の5班*7人の35人体制の変速勤務の体制から見た場合、今までの論議であったように41人体制でどのような班体制を作っていくのか。新焼却炉稼働に向けての研修や人材の養成についてはどこまで進んでいるか。

B渥美町がH14.12のダイオキシン対策期限との関係で一時「豊橋にごみ処理をお願いしたい」という申し出があったと報道されたが「豊橋・渥美地域広域化ブロック会議」も設置されており、今後の対応について伺いたい。
(3町のごみ排出量は豊橋市のごみ排出量(187,000)の10%)渥美3町は田原町が中心となり、固形燃料化を検討)


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