@本会議でもこの課題について論議があったが、その答弁の中で「地域の教育力が輝きを失っている」との発言があったが、いかなる尺度で「地域の教育力が輝きを失っている」と結論されるのか、輝きを失っている地域と連携をとって、豊橋の教育はどの方向に向かうのか、確認させていただきたい。
Aむしろ、不登校問題、学級崩壊、いじめや暴力、相次ぐ教師の不祥事など学校教育のあり方が、社会の多様化が進む中で、限界を指摘され、学校教育のあり方そのものが問われているのではないか、その上で、教育改革推進プログラムが生まれ、社会全体で子供を育てていこうという軌道修正が行われようとしているのではないか、この認識について。
B平成7年度から第二、第四土曜日の月2回の学校週5日制の導入が実施されて6年が経過した。資料にあるように各種大会や学校行事を見直し、授業時間を確保してきたような傾向はなかったか。この間の実践経過から、本当に「子供たちはゆとりある生活の中で、個性や創造性が生まれたのか」この総括から、完全週5日制に移行し、「ゆとりの中で生きる力をはぐくむ」目的に向かう時に教訓としなければならないことは何か。
C主体性と創意工夫のある学校経営、学校のスリム化、人間性豊かなプロ教師の前に、(2年前の3月議会で指摘させていただいたが、豊橋の校長・教頭はある大学の卒業生で8割が占められ、そのことは退職後の再就職先、叙勲受賞、教育長人事にまで顕著に現れている。こうした硬直性を改革しない限り、教育改革は進まないのではないか)。開かれた学校、特色ある学校づくりのために、予算も含めた学校長の裁量権をどのように保証するのか。