伊藤ひであきの市政報告

2000年9月議会 予算委員会のポイント

1.知的障害者授産施設建設助成費について

@「童里夢」の皆さんの取り組み、国の福祉の規制緩和の動き(社会福祉事業法の改正により、社会福祉法人に必要な資産を現行1億円から1000万円に引き下げられた)の中で社会福祉法人化、そして授産施設の建設に向け大きく前進した。今回の「童里夢」の取り組みの成果、障害者福祉に果たす役割について聞きたい。

A現在市内には6つの小規模授産施設が運営委託の形で行政のサポートを受けている。(6施設67人、47,531千円)また10人以下の無認可事業所の施設も多い。障害者福祉計画では平成14年までには60人増分する計画になっている。メンバーの使命感に頼らざるを得ない実情の中で安定した基盤づくり、そして拡大に向け行政の果たすべき役割は何か。

2.豊橋東口駅前広場整備事業。エレベーター設置実施設計について

 長年の課題であった路面電車の利用者にエレベーターが設置される事になった。今年6月の交通バリアフリー法(高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律)とそれに呼応した建設省の交通結節点改善事業の創設の両面からの具体化である。

@車イス対応11人用を考えているという事ですが、豊橋駅では円滑に移動できる事になるが、路面電車は乗降が楽な低床にはなっていない、電停もそうした改善がなされなければならない。またその努力義務も生ずる事になるが、これらへの取り組みについて。

A今回の、5000億円の公共事業予備費のなかで交通バリアフリーに291億円が配分された。うち愛知県に配分されたのは880百万円。豊田市、安城市の国道整備や自転車歩行者道整備、名古屋の公共住宅の改善、地下鉄のバリアフリー化、それに豊橋のエレベーター。来年度の概算要求でも駅周辺のバリアフリー化に向けて3200地区、7137億円が盛り込まれようとしている。これらにはバス停や電停の平坦化やバス車両の低床化や福祉タクシーの普及なども計上されている。こうした国の動きに対応した箇所付けをどのように行っているか。

B交通バリアフリー法では当該市町村において重点整備地域を設け、移動円滑化に係わる事業の重点的かつ一体的な推進に関する基本的な構想、その実施計画の作成も取り上げている、これらへの取り組みについて。


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