長年の課題であった路面電車の利用者にエレベーターが設置される事になった。今年6月の交通バリアフリー法(高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律)とそれに呼応した建設省の交通結節点改善事業の創設の両面からの具体化である。
@車イス対応11人用を考えているという事ですが、豊橋駅では円滑に移動できる事になるが、路面電車は乗降が楽な低床にはなっていない、電停もそうした改善がなされなければならない。またその努力義務も生ずる事になるが、これらへの取り組みについて。
A今回の、5000億円の公共事業予備費のなかで交通バリアフリーに291億円が配分された。うち愛知県に配分されたのは880百万円。豊田市、安城市の国道整備や自転車歩行者道整備、名古屋の公共住宅の改善、地下鉄のバリアフリー化、それに豊橋のエレベーター。来年度の概算要求でも駅周辺のバリアフリー化に向けて3200地区、7137億円が盛り込まれようとしている。これらにはバス停や電停の平坦化やバス車両の低床化や福祉タクシーの普及なども計上されている。こうした国の動きに対応した箇所付けをどのように行っているか。
B交通バリアフリー法では当該市町村において重点整備地域を設け、移動円滑化に係わる事業の重点的かつ一体的な推進に関する基本的な構想、その実施計画の作成も取り上げている、これらへの取り組みについて。