伊藤ひであきの市政報告

2000年9月議会 一般質問のポイント

2.国際産業交流ミッション派遣の成果と今後の展開について伺いたい

(1)ハノーバ万博への出展参加などの成果と地域産業活性化への取り組みについて

@ミニLLがLL事業として採択され、経済ミッションの派遣と受け入れ、国際港湾自動車シンポジュウムの開催、そしてヴォルグスブルグ会場への出展参加と歯車が回った。事業の最終目的は企業間連携である事から、その成果が待たれるところ。

 派遣団団長でもある市長はこうした可能性、すなわちビジネスマッチングについてはどのように判断してこられたのか伺いたい。

 また、このLL事業は3年間という期間限定、あと1年半あるとはいえ、ポストLLの戦略をどのように考えているのか。

(2)愛知万博での豊橋協賛会場の可能性について

@分散会場方式は登録の問題もあり極めて難しい、協賛会場方式は具体的な検討がなされていない。ならば関連イベントとしてはどうか
 市長はすでに3月6日の定例記者会見で「東三河の自然を生かした、官民協力型のイベントを開催したい。ハノーバ万博のヴォルフスブルグ市会場に豊橋市が出展する事から、その様子を参考にしてから決めたい」と示している。

 この半年の間に、様々な経過があって愛知万博も分散会場、事業費の縮小など状況は大きく変わってきている。また地元では森林博、国際エコカーレースなどの声も上がっている。派遣団団長としてハノーバ万博ややヴォルフスブルグの現場も踏まえられた。改めて市長の考えを聞きたい。

(3)ドイツ・ブレーメン市との友好都市提携について

@豊橋の国際化、地域産業交流促進、なによりも明日の豊橋の青少年の大いなる国際交流体験のためにも、ドイツ・ブレーメン市との姉妹都市提携に反対するものではありません。

 しかし、姉妹都市提携は永劫に続けていく重大なもの、ましてや一部の大学や経済界のためのものではないはずです。多くの市民が渇望する形でステップを踏んでいくのが極めて重要ではないか。

 この4月には豊橋で、5月にはアメリカに行きトリード市との姉妹都市提携を行ってきたが、すぐに今度はブレーメン市というのは性急すぎないか。始まったばかりのトリード市とのこれからの交流プログラムは検討されているのか。それらを踏まえ、ドイツ・ブレーメン市との提携に向けた交流をどのように進めようとしているのか伺いたい。


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