伊藤ひであきの市政報告

2000年3月議会 予算委員会のポイント(6款 農水費 7款 商工費)

**** 最終 3/19 01:00 ***


1.国際産業交流事業負担金(5,000千円)について

(1)@.ダイムラークライスラー(メルセデス・ベンツ日本)、フォルクスワーゲングループジャパン、BMWジャパン(ローバージャパン)の自動車輸入3社が進出した経済効果は、約900人の雇用を生み、年間約4億5千万円の税収を豊橋市にもたらしたとう。「外資が来れば地域も元気になる」代表例として経済企画庁レポートに発表されている。
 そこで聞きたい。当面のLL事業、外資系企業誘致活動の推進や国際産業交流事業は如何なる経済効果(雇用創出、新産業育成、税収)を設定しているか。

A昨年、11月の「国際産業交流ミッション」(副団長:小出助役)の成果は具体的にハノーバ万博ブルフスブルグ会場での出展という具体的な形で、歯車が一つ回る。注目されるのは一般企業の個別の参加申し出状況。これについて聞きたい。

B一方で、外資系企業の誘致の受け皿としての国際的生活基盤整備、特に住宅、子弟の教育問題(専門の教育機関がない)は大きな課題、この取組みについて

2.街づくり機関(TMO)出資金(10,000千円)について

@北部や石巻方面の人は豊川放水路を越えた、アクロス、そこへヤマダ電機、もうちょっと行ってサティ、西部方面では藤沢町界隈のイトーヨーカドー、ホテル日航やシネマコンプレックスのにぎわい、・・。南部方面ではジャスコシティへ、東部や中央部は名鉄パルやアピタや佐藤町界隈へ、これらはTMOでもPFIでもない。豊川でも、蒲郡でも、小坂井町でも、それぞれに同じ手法を取っている。日本全国みな中心市街地活性化法によってみんな取り組んでいる。

 率直に聞きたい。TMOは豊橋の中心市街地の切り札になるか、本当ににぎわいが戻ってくるか。それでも寂れたら、その責任は誰が取るのか。

A「穂の国の中心市街地活性化」などと認識度の低い「穂の国」をなぜ使う。エリア設定は都市規模からいってもっとコンパクトにしなければ、集積できないのではないか。

3.朝市の生き残り、振興策について

豊橋では毎日どこかで朝市が開かれている。(一五の市、二七の市、三八の市、四九の市、六十の市)所が高齢が多く、後継者もいない。年々寂れる一方である。あと10年もすればなくなるのではないか。豊橋らしい朝市、これを何とか残せないか。

@2年前に商業観光課長は「豊橋の朝市は他市の朝市とは違い、生活に密着した物々交換の場である。人文資源である。生き残り支援としては、一つには観光的なPRができないものか、もう一つはイベントを開催して支援ができないかと思っている」と答えている。宿題の成果を聞きたい。

A市電スタンプラリーの中での「朝市巡り」とか、フラワーフェスティバルに「がんばる朝市、全員集合」とか・・。考え方を聞きたい。


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