伊藤ひであきの市政報告

2000年3月議会 予算委員会のポイント(3款 民生費)

** 再最終 3/14 8:30 (^O^)/***
***質疑の経過により、紫色の大項目を質疑させていただく予定です。**


1.県の補助金カットと本市の取組みについて

(1)ホームヘルプサービス利用者負担軽減、障害者医療、特に乳幼児医療(予算でも対象11,792人 590,000千円→11,858人 642,000千円)、母子家庭等医療、老人医療(68.69歳)、福祉給付金などの福祉医療制度を県の聖域のない補助金カットから豊橋市は守った。「福祉を後退させるな」という要望にこたえていただいた。このことを高く評価する。

@これにいたった政治判断について聞きたい。

A結果として市財政に対しては福祉医療関係だけでも163,035千円の負担増になった訳で、昨年に続いての追加削減であり、市財政への影響も大きい。こうした県の補助金カットへの市長の対応を聞きたい

Bこうした中で、田原町や名古屋市は4歳未満児に拡大している、豊橋の考え方を聞きたい。

2.少子化対策・児童手当について

(1)少子化対策は国の事業であるばかりか、地方にとっても大きな政治課題である。このまま推移すると、現在の人口約1億2,000万人が50年後には1億人に、百年後には6,700百万人に激減すると予測されている。従って、少子化対策は緊急を要する重要課題だ。

 これに加えて高齢者が増え、多くの介護要員が必要になるが、どうしても不足するために東南アジアやブラジル日系人などから約30万人、日系中国・台湾人やフィリピンなどから合わせて約50人を介護者として招こうといった話さえも出ているほどだ。

@豊橋の少子化現象についての傾向と危機感、とそのための新年度予算での重点施策について聞く。

A少子化対策基金積立金の運用について聞きたい。

B児童手当の対象が拡大される。しかし、「年少扶養控除の拡大(48万円を38万円に一律引き下げ)で、負担増になる人がいる」と本会議で論議された、負担増になる世帯は豊橋市ではどれくらいか。それは昨年1年間限りの減税策によるものであり、一昨年と比較したらどうか。

3.高齢者慰問品について

(1)@2年前の予算委員会で「FM豊橋と豊橋市とが災害時の緊急伝達の協定を結んだ経過があり、災害弱者がFMラジオを身近な所においておく事がポイントになる。よって「高齢者慰問品、記念品に災害時の情報伝達受信のために専用FMラジオを贈ったら」と提案した。昨年の「敬老の日」記念品に早速取り上げていただいた。86歳のお年寄り1000人に贈られた。お年寄りから喜びの声も入っている。しかし、お年寄り家庭への普及・拡大の為に継続する必要もある。この事によりFM豊橋も聞いてもらえるという支援にもなる。この考え方を聞きたい。


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