地方政治クリエイト 13/10渋川市議会傍聴記

伊花明美議員の質問をインターネットで傍聴して

 本日(10/1)午前10時から1時間、インターネットで傍聴させていただきました。正直、渋川市議会の1年生議員の伊花明美議員の質問は、時間の経過を感じさせないくらい、メリハリのある、中身が充実した、見事な質問でした。

 これだけ見事な質問は今まで聞いた一般質問の中で最高です。一昨年の春、豊橋市議を引退後、地元「東日新聞」(発行部数1万部)の在宅記者として「議会傍聴記」を定例会ごとに書き続けてきましたが、今日、初めて、お世辞なしに、称賛に値する質問だったと思います。傍聴してよかったと思える質問でした。また今日初めて、こんな素晴らしい質問ができる公明地方議員の後輩がいるということを誇りに思うことができました。

 快適な教育環境を質問するために、この暑い夏、学校の全教室の温度を測った議員がいるだろうか?
 返ってきた答弁の『「できるだけ早く」の「範囲」を狭めてください』と言い返せる議員がいるだろうか。
 「妊産婦はいつまでも妊産婦ではありません。幼児はいつまでも幼児ではありません」と要援護者名簿の更新の必要性を説いた議員がいるだろうか
 合併特例債と国庫補助が使える今こそ、小中学校のエアコン設置に踏み出すべきです」と市長に迫る議員がいるだろうか

 なお、要援護者名簿への取り組みについて議論がありましたが、その個別避難計画をどう作るのか。誰が、どのようにその名簿掲載者に手を差し伸べるのかについては、もっと議論していただきたかった。私はこの春から自治会会長をさせていただいているが、市から要援護者の名簿が送られてくるが、自治会長としては、その責任を負わされては、とてもではないが責任を持てないのです。地域の自主防災組織といえども、市に出さなければならないから、そのための組織でしかありません。機能するためにはそのための一人一人の意識改革から始めなければなりません。

 いずれにしても、素晴らしい一般質問を聞かせていただきました。渋川市民を思う気持ち、渋川市の子どもたちへの熱い思い、そして渋川市の将来に対する議員としての先導性、そして何より、公明党議員として市民の声を、弱い人の声を代弁し、具体化していく強い気持ちにあふれていました。それを可能足らしめる日頃の研鑽、情報整理、深い洞察力がうかがいしれました。

 伊花議員!ご苦労様でした。感動をありがとうございました。

「1310伊花一般質問音声ファイルダウンロード」(10/2)


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