地方政治クリエイト

直言!「内閣不信任案」をもくろむKYな人達よ(5/31)

 自民党・公明党で近々に内閣不信任案を提出する構えだという。それは法律に裏打ちされたものである以上、提出に対して問題はありません。衆議院で採決をすれば済む事です。否決されれば内閣は存在し続けます。可決されれば現行内閣は衆議院を解散して総選挙を行うか、内閣総辞職を行うかの二つの選択が残されます。

 しかし、こんな国会には、ほとほと呆れるというか、ガックリである。国民は内閣不信任、衆議院解散、総選挙を本当に望んでいるのだろうか。そもそも今春の地方統一選すら延期になっている地域があるというのに、総選挙など出来るのだろうか。何とお粗末な発想だろうか。

 東日本大震災という1000年に一度の未曾有の危機に際して、国会議員と国会がやるべきことは、はっきりしているはずです。必要な予算や法律をつくり、この国難を乗り切ることです。この時期にこんな時間を費やしていいのか。

 大体、自民党は長きにわたって原発を推進してきたではないのか。公明党もしかりである。今日も「衆議院東日本大震災復興特別委員会集中審議」でベテランの自民党議員が他人事のように質問を浴びせているが、一刻も早く、福島原発を収束させ、「原発の安全性」メッセージを世界に発信すべきでないのか。
 そして復興の枠組みを定める「基本法案」を一日も早く成立させ、震災復興財源を明確にして、大震災の復興、復旧に全力を挙げることこそ、国会議員の仕事であり、国会の責務であるはず。

 KYな、国会議員たちよ!大衆は愚にして賢である!国民の現状を置き去りにし、党利党略から権力闘争にうつつを抜かしていると、国民の大地震が国会を壊滅させるぞ!


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