伊藤ひであきの市政報告

2011年3月議会 地域下水、水道、下水道のポイント 3/23 6:30


1.地域下水道事業特別会計について

(1)豊橋市の汚水処理は、市街化区域については公共下水道による整備を進め、市街化調整区域については家屋の連担下地区を対象に、地域の状況に応じて、し尿処理施設等、特定環境保全公共下水道、農業集落排水施設の手法を活用して地域下水道として整備を進めています。

 神ヶ谷・神郷地区では平成21年度から25年度の3年目で103戸に供用開始になる予定、嵩山地区では平成20年度から28年度までの4年目の工事。

 供用開始になる神ヶ谷・神郷地区での下水道料金はいくらに設定されるのか。農業集落排水施設として工事が進む嵩山地区が将来、供用開始になった場合は下水道料金はいくらに設定されるのか。また、豊橋の特環は高根、豊南、日色野、五並、駒形、大村、石巻金田、下五井・横須賀、大山地区とすでに9地区が建設されてきたが、それぞれの下水道料金はどのようになっているのか。

2.水道事業会計について

(1)東日本大地震でもライフラインとしての水道の復旧は復興対策の重要な問題。H23年度から5年間の第2期水道施設整備事業にも老朽設備の更新、配水設備の増強が挙げられています。
 今日から始まる春の甲子園に出場する球児たちは阪神・淡路大震災の年に生まれている。本市においてもあの震災の教訓から災害に強い配水管整備などに取り組まれてきたが、配水管整備はどこまで進んできたか。また、今回の大震災で改めて災害に強い水道事業のために取り組む課題は何か伺う。

3.下水道事業会計について

(1)平成23年度から第8次拡張事業に入る。事業費88億円。排水区域面積は大岩・二川地区を併せて124haと総事業費、面積ともに小規模。しかし、1haあたり事業費で見ると第8次は71百万円となり、今まで第7次までの総計の166,966百万円/4322ha=38.6百万円と比べて、高コストになる。
 「豊橋市上下水道ビジョン」では建設及び維持管理に係るコスト比較を行い、効率的な整備手法とするとされているが、その方針をふまえて、どのような考えで、第8次に進んでいくのか伺う

(2)菰口、松島、有楽ポンプ場でポンプを増設され、鍵田ポンプ場ではポンプ2台を更新される。これは牟呂坂津地区の土地区画整理の進捗や管きょ整備に伴い雨水排水量の増加に伴うものとされているが、ポンプ能力をほぼ2倍にする意味について伺う

(3)9月議会の本会議でゲリラ豪雨への対策について質したが、平成20年8月末豪雨で顕著となった柳生川沿川の浸水被害の軽減を図るために、新年度の取組みを伺う。併せて、あれから3年目を迎え取り組みの進捗を伺う。 (4)豊橋市の下水道の歴史は古い。それだけに管きょの標準耐用年数とされる50年を経過した下水管きょや、昭和10年に稼働した野田処理場を初め、施設の老朽化が進行している。そのための長寿命化、あるいは適切な維持管理にどのような取り組みをされていくのか伺う


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