★ひでさんの折々の記★

2015/4 菜種雨冷たく、統一選の春!
●4月7日(火)青陵中で厳粛に入学式

 曇り空に桜の花が心なしか震えているような4月7日。豊橋市内の中学校では一斉に入学式・始業式が行われた。

 市立青陵中学校(校長=市川英輝)でも215人の新入生が真新しい制服に身を包んで、伝統ある校門をくぐり、「All Fight」と大書されたスローガンが際立つ体育館での第68回入学式に臨んだ。

市川英輝校長は「今日から皆さんは伝統ある青陵中生。中学生活の基本である勉強と部活動で、文武両道の青陵中の伝統を守っていってください」と祝辞を述べ、生徒代表が「爽やかな挨拶、真剣な掃除、時間を守るという三原則を大切にして、かけがえのない中学生活を送りたいです」と決意を披露した。

●4月4日(土)前畑町総会 4月4日、午後6時から豊橋市内で前畑町自治会総会を開いた。昨年度活動報告、決算報告、新年度行事予定、新年度予算案など役員の皆様に審議し、承認していただいた。

 総会の冒頭、自治会長として一言ごあいさつ申し上げた。

 「昨年は全国各地で土砂災害や豪雨に地震、そして火山噴火、豪雪被害。次から次と起こる自然災害に改めて私達の住む日本は災害列島であることが思い知らされました。

 これらの災害は他人事ではありません、明日は我が身です。いざという時に、窮地がやって来た時に私たちはどんな行動がとれるのか。地域のみんなで助け合い、協力し合って、守り合うことができるのかどうかが一番大きな問題であります。
 私たちの前畑町の合言葉「私たちはお互い様で結ばれた近助の一員です」は、このような万が一の時のためのものです。自助、公助、そして近助力を平生から身につけておきたいものです。

 また先日、横浜で所用があり、その折2月末におきた、13歳の少年の殺害現場に行きました。深夜の冷たい多摩川で泳がされ、無残に殺された遼太さんの無念の思いを忍び、ご冥福を祈り、手を合わせてきました。

 あの事件について評論家は言います。「大人たちは、地域は、学校は、何故に少年の異変に気がつかなかったのか。少年のSOSに一歩踏み出すことができなかったのか」と。
 私たちは評論家ではありません。13歳の少年の死を無駄にしないために、私たちは強い絆の「お互い様の近助力」を培っていかなければならないと思います。

 今や、国を挙げて急ピッチで高齢化対策が始まっています。そして支え合い、助け合う地域包括ケアシステムの構築に懸命です。私どもで計算する限り、我が前畑町には65歳以上の高齢者の方は178人、うち75歳以上の後期高齢者が106人、高齢化率は35%と豊橋市の22.6%と比べても超高齢化で、日本の2025年の高齢化率と同じです。すなわち、前畑町は全国平均の10年先を走っていることになります。
 幸いに近くに「あいトピア」には中央地域包括支援センターもあります。この前畑町で、どのような地域支え合いシステムができるかどうか、いやこの前畑町で、豊橋に誇る、全国にモデルとして誇れる前畑モデルを作って参りたいと決意する者であります」


2月 月間レポートへ