伊藤ひであきの市政報告

2008年3月 補正予算のポイント

1.2款総務費 市民協働推進基金、8款土木費 地域公共交通活性化基金について

 市長コラム3月は「『ゆとり』の市民」と題して、“自分たちのまちは自分たちで”の大きなうねりが起きています」として豊橋鉄道が開業84年にして、環境と高齢の社会にふさわしい全面低床の路面電車=LRV(Light Rail Vehicle)を、わが国初の国産車を12月に走らせます。購入資金は2億5,000万円。当初の計画は市と国で4/8、4/8が会社負担でしたが、市民の募金活動が始まり、県も2,000万円の補助金を出してくれます。また、豊橋平安寮の移転、新築にも言及しています。

 公益的社会貢献活動を育て、互いに支え合う地域社会を醸成するため、「豊橋市市民協働推進条例」を制定し、「市民協働推進基金」を設置し、そのための助成に当たっては、市民協働推進審議会で、事業の公益性、必要性、先駆性、専門性、地域性等を考えていただいて決定していく。

 市民協働推進費寄付金が481個人2団体から448千円の寄付をしていただいた、そのお金と同額を市も積み立てるということで一般財源から448千円用意し積み立てる。新年度予算で20,000千円積み立ててスタートしているので、9月補正後基金は20,896千円。
 さらにこの3月議会の補正で1,455円の寄付があったので、さらにその倍2,910千円を積み立てるから、23,806千円となる。しでに、今年度は12団体に総額144万円余が補助された。

@「豊橋市市民協働推進審議会」も7回に渡る審議を経て最初の提言書を1月に提出した。その中で市民協働を推進する方向性として地域コミュニティでは実践する仕組みづくりを、市民活動団体にはマネージメント力の向上、行政には全庁的な意識効用の必要性を指摘しているが、これらの提言を、大きなうねりにしていくために、どのように提言を生かしていく考えか伺う。

 特にその活動拠点として社会教育施設としての校区市民館をまちづくり活動の拠点−地域コミュニティセンターと位置づけるべきと提言しているが、どう認識しておられるか。

A本会議でも申し上げたが、市民協働推進基金でも、地域公共交通活性化基金でも、市民が気軽に参加できるための仕組みづくり、例えば市のホームページでも、気軽に参加できるような入り口を設けるべきだと考えるがどうか。

2.3款民生費 交通児童館運営事業費−足踏み式ゴーカート購入5台購入について

 昭和44年5月に松下電器産業鰍ゥら寄贈された資金により、児童の交通安全対策の場として昭和44年5月に建設され、平成5年5月にリフレッシュオープンした、市民に親しまれている施設。H18年度施設利用者は延300,564人、一日あたり約1000人。

 遊具はというとバッテリーカー、自転車、一輪車、そこへ、今回、寄付者の好意で足踏み式ゴーカートを導入される。

 親子自転車乗り方教室や交通安全教室を初め幼児の親子遊びや、造形遊びなど意欲的に取り組んでおられ、保育士による子育て相談も実施。嘱託職員5人ががんばっておられる。

 @「子ども未来館」がオープンする中で交通児童館で取り組んでこられたノウハウの蓄積は、大いに参考になるのではないか。ボランティアなどの人事交流も含め、交通児童館の今後の取り組みについて伺う。


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