伊藤ひであきの市政報告

2006年6月 予算委員会のポイント

1.8款6項1目 区画整理総務費 牛川西部土地区画整理推進事業費 101,125千円について

 (1)説明の中で「国のまちづくり交付金の増額内示を受けて事業進捗を図るために増額をお願いするものであります。また単独事業として計上しておりました事業費の一部について、補助採択となる見込みとなりましたので、財源更正をお願いするものであります」と説明された。
 歳入のほうを見ると国庫補助金の土木費補助金が132,200千円で歳出は101,125千円。その差31,075千円はどこへ消えたのか、教えてください。

(1)−2 前年度に「土地区画整理事業助成要綱」の見直しを行われた。その背景として、地価下落に伴い組合施行の区画整理事業において、国庫補助金、公共管理者負担金、保留地処分金等の減額の影響により、事業資金の確保が難しい状況になっている。今後見込まれる不足額としては牛川西部で約17億円と試算されていて、見直しを行われた。
 特に、区画道路の用地費、補償費については幅員6m超す区画道路、それに幹線道路を補完すると市長が認めた区画道路は全額、埋蔵文化財調査費用も半分から全額。
 こうした手続きをとられた中で、今回のように「まちづくり交付金」が増額されてきたことにより、牛川西部土地区画整理事業はどのような見通しになるのか。

2.10款教育費1項教育総務費6目 教育諸費 100周年記念映画鑑賞事業費 20,100円について

(1)3月21日の試写会もあり、7月29日の封切りが待たれるところです。一般質問の冒頭でも申し上げたが、市長はなぜこの映画を市制100周年記念映画にされたのか。

(2)また5月に宗田 理(そうだおさむ)先生の原作のそれまでの「子どもたちの戦友」が「早咲きの花」と改題されて角川文庫から発売されている。
 教育委員会は映画鑑賞券を市内の小中学生35,000人に配って、大いに鑑賞してもらおうというだけでなく、早咲きの花感想文コンクールも企画されている。教育委員会はこの映画を豊橋の子どもたちに期待することは何か

 (「この物語で描きたかったのは三河の子どもたちである。彼らの目の輝きである。あれが子どもの目である。あんな輝きを今の子どもたちに取り戻してやりたい。それが大人の責任だと思う」)


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