伊藤ひであきの市政報告

2004年3月 補正予算のポイント
**** 3/10 08:30***

1.2款総務費 1.防災費 飲料水兼用耐震性貯水槽について

 @今回、東田公園に100T級の飲料水兼用の貯水槽を設置されるが、東田公園は競輪場を近くにもつ特異性があります。
 それだけに競輪開催時の震災であれば来場者が、また非開催中であれば当然広域避難所としての機能が競輪場も含めて発揮されなければならない。これらから100t級の貯水槽の意味するところを伺いたい。

 A今回、2基設置されることにより、市内一円の設置状況と今後の計画を伺いたい。

 Bこの貯水槽、いざという時に誰がどのように貯水槽の栓をあけ、機能させるのか。そのための講習会や周辺住民の使い方の認知度について伺いたい。

2.2款総務費 1.職員退職手当について

 @定年退職者と高齢退職者との比率はどのような傾向にあり、退職手当の支給率の差異はどのようになっているか。

 A現在56歳から44歳までの12年間は毎年三桁の退職予定者で合計約1400人、3500人の職員の42%が集中している。
 戦後のベビービーム世代の就職時期と、高度成長時に呼応した地方政治の拡大時期が重なったものと思われる。いわゆる逆ピラミッド型の職員年齢構成になっていることが伺える。高齢職員の給与水準についても改革はなされてきているが、備えは大丈夫か伺う。

 B一方で、年金受給との関係で65歳まで働ける職場環境が指摘され、また市職員の再就職、いわゆる「天下り」問題もある。「天下り禁止」に踏み出した自治体もある。
 「市内にいくつもある市民館等の館長がなぜ、なぜ教員や職員のOBばかりなのか。二三年で次の人に交代する習わしもおかしい。なぜ税金で彼らの退職後の面倒をみなければならないのか」という「思いつくままメッタ斬り」の意見に応えるためにも、その実態をお聞きしたい。

3.3款民生費 支援費制度について

 @身体障害者居宅生活支援事業費や障害児居宅生活支援事業費が補正で増額される。とりもなおさず利用人員の増加によるものである。特にホームヘルプサービスの伸び率は大きい。
 H15.4月に支援費制度が導入されて2年、介護保険制度や高齢者医療制度にくらべて特別会計で行われていないだけに全体像が見えにくい。支援費制度の全体像とこの2年間に顕著になった課題は何か

4.12款 公債費 無利子貸付金繰上げ償還について

 @市の公債費の中の無利子貸付金の経過と国が100%出資し繰上げ償還させる財政処置の意味するところを伺いたい。


ホームページに戻る   委員会メニュー