伊藤ひであきの市政報告

2003年3月 特別会計のポイント
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1.競輪事業特別会計

 1.12/12に河合助役を長とする経営改善検討会議を立ち上げピストンバスの削減や駐車場や発売窓口数の削減など取り組んでこられたが、ファンサービスの面から見れば萎縮した形になっては、ファンを呼び戻せない。経営改善とのバランスをどう考えるのか。

 2.当初予想された平成14年度決算見込みが実質単年度収支△354,963千円が△164,218千円、繰越金と財政調整基金計は522,929千円。来年度は△170,880千円、352,049千円という予算。「継続」の前提に競輪関係団体は場外引受け等の拡大について全面的支援を行うとしたが、どこまで具体化が進んだのか。昨年、撤退から継続宣言以降の当年度の売上の推移をどう見るか。

 3.競輪が抱える根本的な問題として新制度になってからのシステムが売上げダウンの原因になっていないか。

 @三層制(FU、FT、GV)から現在の二層制(SU、ST)になって、負け戦が多くなってしまったことが車券購入へのブレーキになっていないか。二層制になり、S級選手の水増しがS級戦のレベルを低下させS級シリーズが前制度ほど売上げできなくなっている。ファンも負け戦ばかりでは購買意欲も薄れてゆくだけだ」と指摘する声は多い。選手の淘汰と新陳代謝をしなければ展望が開けないのではないか。

 Aまた、今やテレビの前で在宅で電話投票、インターネット投票できる時代。勢い昨日の平塚での日本選手権のような有名選手、花形選手が集まる高配当のレースに興味と関心が向き、経費をかけて本場開催することの意味が薄らいできているのではないか。

 この現実から斜陽産業の最たるものであることに変わりはない。どう認識しているか。

 4.日本自転車振興会の構造改革支援の審議結果から競輪業務の包括的な民間委託が可能とする制度の活用を図るために積極的に支援するとしている。豊橋競輪における民活推進の取り組みを伺いたい。

 


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