伊藤ひであきの市政報告

2003年3月 土木費予算のポイント
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1.p267 4項都市開発費 2目港湾費

 1.現三河港港湾計画が平成17年を目処に平成7年に策定された経過から、次期港湾計画改訂に向けての調査を実施する三河港振興会への負担金。

 平成9年10月に豊橋港、蒲郡港、田原港の三港が統合され特定港「三河港」となり5年、製造の田原港、物流の豊橋港、海洋レジャーリゾートの蒲郡港など特色を生かして国際総合物流港として整備も着々と進んできた。特定重要港湾への昇格に向けグレードを高める必要がある。

 @1/30日国土交通省中部地方整備局と三河港沿岸の5市町の首長との懇談会で「停滞する経済状況や六条干潟の環境配慮から港湾計画も含めて、見直しが必要」と御津町と豊橋の臨海団地を結ぶ東三河臨海線のルートや工法などの再検討の問題提起があったが、この認識を伺いたい。

 A昨年7/5「三河港関連事業計画説明会」で尾関三河港務所長は「三河港の港湾管理者はもはや県でなく、貿易額全国第7位にふさわしい新管理体制が必要であり、地元市町が管理者とならないと今後の発展は望めないのではないか」という問題提起がなされたが、考え方を伺いたい。

 B三河港の背後圏では1ヶ月32000個の(輸出26000、輸入6000)潜在的貨物があるといわれている。三河港の取扱量は月間1300〜1500。定期航路も週5便体制も確立されてきているなかでポートセールスの戦略を伺いたい。多目的ターミナルも来年度、一部供用開始になるということだが、またガントリークレーンは1基しかなく、県に増設を求めているということだが、名古屋港で不用になった中古ガントリークレーンの提案もこのときあったが可能性を伺いたい。

 Cなかなか具体的イメージがわかなかった「国際自動車コンプレックス」。「自動車産業の第三次産業化によるまちづくり」とコンベンション機能整備構想検討会が提案して、形が見えてきた段階。「国際自動車特区」承認に向けての活動が重点事業。新年度早々の正式申請をし、特区認定がほぼ視野に入れた発言があったが、8項目ある規制緩和を活用しうるプロジェクトの具体化の取り組みや新規企業の参入について伺う。

 D国土交通省が現在進めている「リサイクルポート整備事業」の第二次指定に向け1月に名乗りを上げているが、その可能性と課題について伺う。

 Eポートインフォメーションセンターの地質調査と実施設計を行うが、神野ふ頭町の市有地(2657u)に2階建て延床面積1300uを想定しているが、港の大空間に中途半端なものは作ってもらいたくない。港湾会館や国際産業交流会館など様々なプロジェクトとの整合性をどう取ろうとしているのか。

p267 2.5項都市計画費 1目.都市計画総務費

 1.12年度、13年度とこの項目に「路面電車活性化調査検討費」1200千円、150千円が計上されて以来、2年続けて路面電車の文字が消えた。今回の予算では商工費の中で「路面電車沿線スタンプラリー事業」が取り上げられているだけである。路面電車への取り組みは、検討だけして当面、保留なのか伺う。

3.p275 5項都市計画費 7.都心活性化推進費

 1.豊橋西武百貨店の閉鎖は本会議でも大きな試練と受け止めているということだが、97年にユニー、98年にはダイエーが撤退。(旧ダイエー豊橋ビルは地上18階建てのビルに再開発されるが)長引く不況の中で中心市街地活性化の面からも、予定される生涯学習センター、新商業棟ビルなどの東口駅南地区整備事業にも与える影響は大きいと考える。認識と対応を伺いたい。

 


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