10月に行われる「ネイションズ・イン・ブルーム」に本参加する。これは花と緑の国際コンベンションで英国に本部を置く国際公園レクリエーション管理行政連合が毎年開催しており、今年は7回目。ドイツ、シュトウッツガルトで行われる。
豊橋が参加するのは人口が30万人を越え、100万人以内の都市のカテゴリーD。審査基準は(景観の向上、文化遺産管理、環境に敏感な実務、コミュニティーの関与、将来の計画)の5項目。環境文化都市を目指す本市にとって、世界に知名度を高める上においても、格好のプログラム参加。浜松市が98年に最優秀賞、2000年には横須賀市、また下田市も受賞している。
また、市制100周年記念事業としてこの大会を誘致しようとするという。浜松市が98年に最優秀賞を受賞し、翌1999年にこの国際コンベンションを誘致し、アクトシティを会場に2月10日から13日まで盛大に開催されている。そして、その延長線上に2003年花と緑の祭典「しずおか国際園芸博覧会」いわゆる「浜名湖花博」が,4月8日から10月11日まで行われる。
平成10年(1998年)横須賀市の受賞までの経緯を見ると、日本の事務局であるイフプラジャパンの(財)公園緑地管理財団(日本代表コミッショナー半田真理子調査部長)から、「花と緑の都市づくり」国際コンクールへの参加依頼が本市を含め、20万人以上の都市及び会員200団体にあった
。
平成11年度(1999年) 横須賀市では、同国際コンクールへの参加準備にとりかかる。
10月には「緑の都市賞」の内閣総理大臣賞を受賞、12月にはISO14001認証取得
これに加え、これまでの公園緑地事業や市民協働の推進の実践、そして貴重な地域資源を有する都市を世界に発進する時期と判断し、次年度挑戦する旨、(財)公園緑地財団に回答した。
平成12(2000)年4月 (財)公園緑地管理財団により横須賀市あて正式に「花と緑の都市づくり」国際コンクールへの参加依頼があった。
平成12(2000)年7月 「花と緑の都市づくり」国際コンクールへの参加登録。
平成12(2000)年8月 中間審査英文レポート提出。
平成12(2000)年9月 中間審査(世界45都市が参加)を経て、11日には最終審査会への進出決定。(20ヶ国35都市)
平成12(2000)年11月30日〜12月4日 ワシントンDCで行われた最終審査会に本市職員4名が出席しプレゼンテーションを行う。
平成12(2000)年12月4日 カテゴリーD部門で本市が最優秀賞(第1位)に決定!
@豊橋市がこの国際コンクールに挑戦しようとしたのはいつか。(財)公園緑地管理財団により豊橋市あて正式に「花と緑の都市づくり」国際コンクールへの参加依頼があったのはいつか。国際コンクールへの参加登録をしたのはいつか。中間審査英文レポート提出したのはいつか。 中間審査を経て、最終審査会への進出決定はいつか。
これまでこの経過が明らかにされなかったのはなぜか。
A市制100周年記念事業については市民代表による市民会議が発足したばかりで、少なくともさる6月議会での高柳議員の質問、あるいは観光施策との関連で聞いた田中議員の質問にも、ネイションズのネの字もでてきていない。
事の成り行きにあっては、それはそれで悪いとは思わない。しかし、それを成功させるためにはより多くの市民との協働がなされるべきだし、市民参加の100周年とするためには不可欠な手法だと考える。
この大会を誘致しようとした動機付けはいつ、どのように行われたのか。
5.8款5項3目 街路補助事業 花田大崎線について
@昭和3年2月に都市計画決定されて実に74年。約450mを道路幅15mを30mにして、2車線から4車線にしようとする長年の課題。全体用地買収は6,244u。
当初予算の県費補助事業で30,000千円 86u、今回の補正で同じく県費補助で168uの用地費32,000千円。併せて4%の用地買収。今後の進捗と国庫補助採択の条件と見通しについて。
6.8款5項4目 緑化事業 公園樹等管理対策費 巨木・名木調査事業について
幹周1.5m以上の巨木、地域で歴史的な名木、併せて豊橋、牛川遊歩、向山、岩田の4公園の公園樹のデータベースを緊急地域雇用創出事業で作ろうという事業。
@6/15号の「広報とよはし」で、「豊橋のふるさとの名木/巨木・ふるさとマップを作成します」ということで広く市民に情報の提供を呼びかけられた。その結果はどうであったのか。
A巨木・名木には、その時々の人との係わり合いがあって、緑の財産になってきた経過がある。歴史的な言われ、人との係わり合い、そして生活の中の巨木・名木という視点からの「緑とひとのデータベース」であってほしいし、「市民が守り、育むふるさとマップ」を作っていただきたい。考え方を伺う。
7.8款5項5目公園管理費 公園施設適正管理事業について
先日、ある方からメールを頂いた。内容は「先日イヌを連れて,近くの公園を散歩していたら,市役所の車(環境部と書いてあった)が来て,市の職員と思しき人が出てきて何をするのかと見ていたら、トイレの掃除をして帰っていきました。ごく普通の企業人が考えれば尋常な事ではないことは明白です。シルバー人材センターか外注の仕事でしょう。こんな事をしているので、税金が高くなるのでしょうか。ではまた!!」という内容。
@現在、都市公園にある237のトイレを環境部業務課が嘱託職員4人に年間350万円で委託し、公園トイレの清掃を行っているが、どのようにこの業務をマネージメントしているか。
A今回、196公園の239のトイレを3,400千円かけて延べ280人の緊急雇用対策の一環でトイレの外壁や天井などの大幅な清掃を行い、適正管理しようとするが、このマネージメントはどのように行われるのか。嘱託職員の清掃では限界があるのか、あるいは公園愛護会などによる我が地域の公園のトイレの清掃までは無理なのか。