伊藤ひであきの市政報告

2002年9月 決算委員会のポイント
**** 9/9 17:40 中間***

病院事業会計について

1.業務実績について

 @外来患者数は1日平均で、H10 2,691人 H11 2,642人 H12 2623人、H13 2,635人 となっている。市民病院施設は1日平均2300人を想定して設計が行われていると聞く。この事による問題点はどうか。

 A当年度における患者1人1日あたりの医業収益は21,003円、医業費用は21,950円で、患者一人当たりの収支は△947円の損失である。この実態と第三次病院としての外来患者のあり方をどう考えるか。また、H13年度の新規外来患者の病診連携による割合と病診連携についての考え方を伺う。

 BH11の包括外部監査の意見として、施設の有効利用が具申されているが、病床利用率は前年度に比較して1.49p低下している。入院収益は病院収益の57.22%を占める最大のものであり、科別病床数の見直しや、有効ベッドの活用、病診連携による入院患者システムの活用など取り組まれてきているが、低下した要因は何か。

 C1日2,600人を越える外来患者、800人を超える入院患者に医者が研修医、専攻医を含めれば165人、看護婦が620人が対応している事になる。H12の事故を教訓に医療ミス、医療事故防止、さらには暖かい接遇、患者サービスのためにどのように配慮しておられるか。

2.経営・財政状況について

 @医業収益に対する給与費の割合は49.93%であり、今日までの給与表の改定などにより50%を切るようにはなってきたが、依然として高率である。給与費と医業収益の比率についてはどのような考え方、方向性をもっているのか。

 A決算審査意見書に「入居率の低い公舎についての有効活用を検討するなどして、適切な資産管理に努められたい」とある。

 「若葉寮」と「井原寮」の入居率、活用のあり方についてはどのような検討がなされているのか。
 また、遊休土地、老朽化した公舎などが桜ケ岡分院跡地周辺に点在しているが、現状と活用のあり方について伺う。


ホームページに戻る   議会メニュー