伊藤ひであきの市政報告

2002年3月 6款 農林水産業費のポイント
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1.1農林水産業費 2農林水産業務費 三河材流通加工センター建設事業について

(1)H10年度 土地造成        100,000千円 2,500千円
 H11年度 土地造成・流通施設整備 780,000千円 19,500千円
 H12年度 土地造成・加工施設整備 632,000千円 15,800千円
 H13年度 加工施設整備      568,430千円 14,210千円
 H14年度 加工施設整備費     294,810千円 7,370千円

@.総事業費25億円、19市町村で10%の補助(豊橋はその25%)。5年計画の5年間で豊橋負担分59,380千円。最終年度を迎え、三河材の一貫供給拠点となりこの事業が完成することになるが、昨今の大きな景気後退の中で、その目的=三河材流通、林業振興の役割を担えるのか。知事は愛知万博などにも活用できると県議会では答弁しているが、具体的にどうなのか。経営計画はどのようになっているのか伺いたい。

2.1農林水産業費 3農業費 p.217 農業用使用済プラスチック処理費補助金について

H12年度から事業費15,000千円の1/3づつを市・農協・農家で負担して緊急を要する農廃プラに対応しようとした。
 現実は市内で約1000tが供給され、600tが排出されている。H11年度の実績では350t集められ、内訳は農業用ビニール243t、ポリは1200立方m。処理の実態はきれいなビニールはセメント会社と中国へ送られている。費用はt17,000円。ポリは1立方m当り85,000円かかっている。きたないビニールは産廃業者に処分されている。この補助金は3年間を目処にするという事でもあった。
 こうした処理の仕方には自ずから限界もあり、リサイクルとは縁遠い実態がある。そのリサイクルに向けた取り組みにこそ豊橋市が関与すべきでないのか。

 技科大では土壌や水中で20倍早く分解する新ポリフィルムの開発に成功したという情報もあった。環境文化都市をめざす豊橋の廃プラスチックの問題はこうした研究成果とも連携して先進的に取り組むべきであり、今後の対応について伺いたい。



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