伊藤ひであきの市政報告

2002年3月議会 本会議一般質問 第三問

第三問

 総括して、三問に入ります。

 まず第一は、先の環境省の巨樹・巨木の登録の問題、それと「日経パソコン」が毎年発表している「e都市ランキング」には527都市がランキングされているのですが、豊橋市は見当たりません。なぜかというと回答が寄せられていないからです。
 先程らい、申し上げますとおり、行政はサービス業に入っているのです。それは、住民票を申請に来た方に「よくいらっしゃいました」「これでよろしいかお確かめ下さい」「気をつけてお帰り下さい」などという接遇は当然ですし、こうした各機関への登録業務、情報提供もまた大事な仕事なんです。こうした事への対応が曖昧になっていないかということです。
 IT社会は好むと好まざると情報が縦横に行き交います。豊橋市役所の持つ行政センスがこうしたところで問われるのです。考え方を聞かせてください。

 第二は、もはや2年前に立てた基本構想・基本計画・その裏づけとしての中期財政計画も役に立たないほどの激動期のなかに地方行政も突入したということです。
 であるならば、いつまでも過去の計画に踏みとどまっていたり、全国同じようにオーム返しのように、ISO14001とかTMOやPFIを横並びでやっていてはダメだという事です。大胆な発想、逆転の発想で激動の時代を乗り越えなければいかん。そのために行政評価システムの豊橋版があるのでしょう。
 路線バスの問題、総合スポーツ公園の問題、豊橋公園の問題は各部局が縦割りで、勝手に論じていては進まないのです。財源にも限界があるゆえに、メリハリつけた総合プロヂュースが必用です。総合マネージメントが必要です。この機能が欠けていませんか。考え方を聞かせてください。

 第三にこれは具体的に聞きます。プールはこの議会で審議する来年度予算では総合スポーツ公園内に設置するという前提で実施設計が組まれているんです。動き出しているんです。ならば、交通至便の地にある街の真ん中の豊橋公園のプール機能は、路面電車の生き残りのためにも、中心市街地の活性化のためにも、どうするのか。
 エコビレッジに予定するプールとはどう機能分化するのか。明確にしていただきたい。


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