1.本会議でも申し上げたが大阪技術振興協会所属の衛生工学、機械、電気、建設の技術士4人が1月15日、16日の二日間工事監査技術調査を行った。
「困難な技術的課題をクリアされて、新世紀に向けた先駆的な試みであり、このシステムはゴミの仕分けの難しさを既に20年間の市民の実践により準備している、市民の生活に直結したプラントで”燃える豊橋”を築いてもらいたい」
@このシステムに飲み込まれないようにしてもらいたい。機械だからトラブルはある。しかし、後手になったメンテナンスほど苦しいものはない。先手を取ったメンテナンスが肝要。そのためには同じ事を同じように繰り返していくOJTがポイントである。この先手のメンテナンスについて当局の考え方を伺いたい。
A建物は耐震構造になっていることは確認できた。1450度の高温燃焼施設、H2ロケット規模の回転キルンも450度でガス分解しながら回転している。このシステムは予想される東海地震にたいしてどう反応するのか。止まるのか、止めれないのかも含め、どのような動きをするのか伺う。
新幹線は震度5で停車する。それは震度5以上でも走れるが、その場合、被害の復旧に多大なコストがかかるので震度5で停車する。このシステムはどうか。
2.竣工検査が終わると、三井造船から豊橋市に引き渡される事になるが、4年前の焼却炉契約に当たって、確認事項覚書が行われた。
当事者は早川豊橋市長が甲、三井造船株式会社中部支社支社長印藤弘郷が乙。以下、それがどのように守られ、守られようとしているのか伺う。
@運転管理経費:売電を含む電力費は-406円/t、燃料費86円/t、用役費 1,364円/t、維持補修費 2341円/t、処理コスト5800円/t
は新年度予算でどのように反映されているかという事を伺う予定でいたが、既に昨日、大橋議員の質疑に答え、5400/tで予算計上されていることは解った。
しかし、これはあくまでも理論上の設定値であり、年鑑稼動を踏まえての決算は来年12月議会であり、その前に改選がある。
それで試運転の中でどのように検証されたか、あるいは先行する八女での実績データはどうか伺う
Aスラグの活用:「スラグの活用については、乙が開発に努力するものとし、その使用等については甲も協力するものとする」とあった。
現状は何が、どこまで進んでいるのか。
B有価物の品質管理:「有価物については安定した品質が確保されなければならない」とあった。アルミ、鉄などの有価物は試運転の結果どのようなデータが得られているのか。
C新技術の導入:「工事期間中、新たな技術が開発された場合には、乙の責任において必要な改造を行うものとする」とあったが、目まぐるしい技術革新の時代に、主だった改造ポイントはどうであったか。