昨年4月愛知県藤岡町の山中で同町内の住民が自分の土地にごみ混じりの土砂60dの不法投棄を受け入れた疑いがもたれている事件で、投棄物の大部分が豊田市内の道路清掃作業で集まったゴミだった事が解り、豊田市の発注の道路清掃工事が結果的に不法投棄につながったことで豊田市側の監督責任が問われた事件。
@道路維持のために清掃し、集めた土砂。特にバキューム車を使って吸い上げた土砂は産廃か一廃かという問題が問われる。業としてやっているなら産廃になるのか。産廃であれば立法mあたり約2万円以上の処理費がかかることになる。ならば、道路清掃工事を発注するとき、それだけの処理費も計上して発注する事になる。請け負った業者は管理型最終処分場へ搬入しなければならない。市の処理場は業者のは受け入れなくなっているから、処分場を求めて、遠くまで運ぶ事になる。
一方、同じ仕事を道路維持センターが直営でやっているなら業としてやっていなのので、その土砂は一般廃棄物扱いになるのか。同じ、道路清掃の土砂でも、こういう問題が出てくる。
新年度予算編成にあたり、どのように整理されたのか伺う。
A同じ事が、河川工事にも言える、河川工事で集めたヘドロ混じりの土砂は産廃なのか、一廃なのか。
B同じ事が、ため池整備工事や農業土木工事にも言える。ため池から浚渫したヘドロ混じりの土砂は産廃なのか。一廃なのか。農業用水路工事の土砂はどうなのか。
2.4都市開発費 2港湾費
p265 国際自動車コンプレックス推進費について
@なかなか形が見えてこないのがこの国際自動車コンプレックス構想。三河港は輸出総額で初の2兆円台を記録。輸入はその8割強が自動車で輸入自動車数量の約50%は三河港からの陸揚げ。今年は1月からフォード車輸入も開始しており、過半数超えは確実と盛況。神奈川県座間の機能を豊橋に持ってくるという事で年間6000台が陸揚げされる予定。
これら陸揚げされた自動車が解体・再利用されるために集まってくる−いわゆる静脈物流とする拠点港「リサイクル拠点港」そのための重点投資が「リサイクルポート整備事業」。
@この「リサイクル拠点港」指定に取り組もうとしているベースは何か、その可能性はどうか伺う。
A上海オートモービルシティのプロジェクト責任者一行が名古屋で後援会を開いたり、視察訪問団が来訪している。国際港湾を目指しての上海との連携の可能性と意義について伺う。
B平成15年度から始まる港湾計画改定作業を前に、「特定重要港湾をめざすだけの風格と地域個性が大切だ」と訴えたのは寺本教授(7月2日、三河港関連事業計画説明会)。このコンプレックス構想を始めとする三河港関連施策の展開の考え方について伺う。