@我々は2月中旬に中小企業実態調査を96社において行った。
「昨年2月に比べ今年に入ってからの業況については48%が「悪くなった」、17%が「大変悪くなった」と答え、悪くなった時期は45%が「昨年夏頃から」と答えている。資金繰りについては45%が「苦しい」と答えている。
「現在の事業分野から成長を見込まれる分野への転換を検討した事があるか」の質問には35%の34社が「ある」と答えた。しかし。「現実に着手したか」の問いには74%の25社が「していない」と答え、その8割が「資金や経営のノウハウが不足している」と答えている。
異業種交流、ベンチャー企業育成はもはや観念であってはならない。IT(インフォメーション・テクノロジー)革命のスピードはとどまる事を知らない。中小企業の生き残りのために市がサイエンスコアで委託して行っている中小企業経営者研修、技術研修はこうした激変するビジネス環境に柔軟に対応しているか。
ALL事業、ハノーバ万博出展、トリードの姉妹都市提携を機に、豊橋の地場企業の海外進出、海外からの企業誘致、ポートセールスを尚一層進め、豊橋の活性化に繋げる必要がある。そのためには海外戦略プログラムの構築が必要である。認識と対応を聞きたい。